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アメリカ大統領選挙が終わり、バイデン大統領が就任式を終えました。
しかし、その就任式の様子もなぜか不思議な点がいくつもあり、本当にその日に就任式が行われたのか、疑問の声も上がっています。

しかし、日本のマスメディアを見ていると、何もなかったかのように普通の政権交代が行われたような報道ぶりです。そして、大多数の人は、それを普通に受け入れています。

今日は、これまでのアメリカ大統領選挙がらみの動きを見てきた者として、アメリカ及び日本のマスメディアの報道と、その後のツイッターやフェースブックなどの明らかに行き過ぎと思われる言論統制から予測される今後の世の中について私の考えを書きたいと思います。

【アメリカで今、何が起こっているのか?(3) そして今後の世界は】の続きを読む

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アメリカ大統領選挙の話題、もう少し続けたいと思います。

私は主にYouTubeで情報を得ているのですが、何も知らない人が現状を把握するのに一番わかりやすいのが、中野博さんの動画だと思います。ホワイトボードで解説があるので、それを見ながら動画を見ていくと、状況がわかってくると思います。




この動画の内容を理解したら、今回の事態がいかに重大な問題かわかると思います。すなわち、実はこの選挙は民主主義と全体主義の戦いになっていて、トランプ大統領が必死に食い止めようとしている構図が見えてくると思います。今回の大統領選挙でバイデン大統領が誕生してしまったら、アメリカはおそらく某国共産党の思うがままに動いていきます。アメリカは見かけ上は強がりを言いますが、某国に強く出られなくなります。

そしてこのことは対岸の火事ではありません。日本でも同様のことが、というよりも日本はすでにそれ以上のことが起こっている可能性があります。自民党の幹事長は完全に某国寄りの政策を推進していますので、菅政権もその意向を反映せざるを得ない形になっています。

ジョージ・オーウェルの「1984年」という小説をご存じでしょうか。この作品は、1949年に出版された小説で、全体主義国家によって分割統治された近未来世界の恐怖を描いているものです。
現在の某国では、IT技術の進歩により、どこにいても監視カメラで監視され、スマホで位置情報を把握され、インターネットは全て検閲された情報しか手に入れることが出来ないというような形になっていて、「1984年」の世界を実現させたと言ってもよい状況になっています。昨年の新型コロナウイルスのパンデミックにおいても、初期の情報を隠蔽したことや、国内でも都合の悪い情報は一切出てこないようにさせるなど、好き放題に行っています。そして、今回の新型コロナウイルスの流行において、情報コントロールの技術を完全に完成させた、という恐ろしい評価をしている人もいます。

それが、今回のアメリカ大統領選挙でトランプ大統領が勝たないと、アメリカでも、そして日本でも現在の某国と同様の世界が実現してしまうかもしれないのです。実際にアメリカで、Twiterがトランプ大統領のツイートに疑義があるなどとして表示されないようにしたり、昨年10月にはハンター・バイデンというバイデン候補の息子のスキャンダルをニューヨークポストがスクープしましたが、TwiterやFacebookではニューヨークポスト紙のアカウントを凍結するなどの言論統制を行いました。あの、自由が保障されているはずのアメリカでこのような言論統制が公然と行われるようになってきたということは、このままバイデン候補の勝利が決まってしまったら、さらに言論統制が強まっていくことは容易に想像できます。

日本においても、おそらく同様なことが起こっていくことでしょう。そうならないようにするためには、とにかくトランプ大統領に勝ってもらう必要があります。日本人にとっては、今の一番の関心事は新型コロナウイルスの流行だと思いますが、長い目で見た場合には実は今回のアメリカ大統領選挙の行方に関心を持ち続け、某国の日本政界への浸透がいかにひどいものであるか、それを広がらないようにするためにはどうしたらよいのか、という視点でいろいろな情報に接していく必要が2021年の私たち日本人には求められていると思います。


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日本のマスメディア(新聞、TV)だけを情報源としていると、現在のアメリカの状況は全くわからないでしょう。なぜならば、アメリカの大統領選挙はもう終わったもの、ということになっているからです。  

もちろん、最終的にバイデン候補が1月20日に新しい大統領に就任する可能性もあります。ただ、現状はバイデン候補が大統領選挙で勝利してそれが確定した、ということではありません。少なくとも、1月6日に上下院合同議会(上院と下院が合同で行う議会)において、選挙人の投票結果を開票して確定するまでは、正式には決まっていないのです。これは(これを書いている1月3日現在で)正しい情報です。 

12月14日に各州で行われた538人の選挙人による投票は、密封されて、1月6日まで開票されません。ですから、正式な結果はわかっていないということです。  

通常は、11月に行われる選挙人(538人)の選挙で勝利したほうがそのまま大統領に就任しますので、1月6日は単なるセレモニーですが、今回は、不正選挙があったとしてトランプ大統領が異議を申し立て、訴訟を起こしていますので、決定したとは言えません。 では、なぜ日本のマスコミはそのような状況を報道しないのか?それについては少しずつ明らかにしたいと思いますが、彼らにはそうする理由がある、と考える必要があると思います。

そもそも、マスメディアはかなりのお金をかけてニュースを作っています。でも、我々は地上波のTVでは無料でそれを見ることができます。そのコストは誰が払っているのか?スポンサーですよね。スポンサー企業にとって都合の悪いことは報道しない、ということは例を挙げるまでもなくご存知と思います。 

そして、スポンサー以外にも、TVで報道されるニュースにはいろいろなフィルターが掛かっています。自主規制という名のもとに出せないニュースや、政治的理由で報道されないニュースも多くあることはこれまで追いかけてきた福島第一原発事故のニュースでもよくわかりました。 今回も何かがあるはず、という目でニュースを見ていただきたいと思います。

【アメリカで今、何が起こっているのか?(1)】の続きを読む

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明けましておめでとうございます。随分と久し振りの更新になります。

実は先月から、YouTubeにはまっています。内容は、もちろんアメリカの大統領選挙についてです。

日本のマスメディアでは、アメリカ大統領選挙はバイデン候補の勝利で決まったという前提でほぼ全てのメディアが報道しています。アメリカのメディアの多くが民主党よりの報道をしているからです。そのため、YouTubeを見ないと情報が入らない状況であることに気が付きました。しかも、YouTubeでも言論規制が始まっています。

ですが、実際はどうなのでしょうか。少なくともアメリカの実態は違います。アメリカは、現在国論が完全に二分されており、1月6日の上下院合同議会の結果によっては暴動が起きるかもしれないという状況です。

1月6日の議会の結果がどうなって、1月20日にどちらが大統領に就任するのか、はっきりしたことはまだわからず、毎日新しい情報が出てくるために毎日YouTubeから目が離せないという状況です。

しかしながら、なぜ日本ではそのような状況が報道されないのか?新型コロナウイルスの流行がひどいからでしょうか。それもありますが、これにはもっと大きな問題がありますが、今回はそこには触れません。

私が、2011年から福島第一原発事故を追いかけて来たのは、正しい情報が出て来ないからでした。情報の発信の仕方、受け取り方というものを一人一人が考える必要があると考えたからです。

今回も同じことが起きています。いや、恐らくは福島第一原発事故の時以上に大きな問題だと思います。そのため、以前のような形での情報発信はできませんが、時間を見つけて少しずつ発信して行きたいと思います。今は動画での情報発信が主流だと思いますが、私はこの形でやっていきます。

どれくらいの頻度での更新になるかわかりませんが、細々と続けて行きたいと思いますので、興味のある方はよろしくお願いします。

TSOKDBA

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2018年10月13日

8月末に、公聴会を前に「トリチウム水の放出について」ということで書きました。その時には全く公表されていなかったデータが9月末に公表されました。また、10月1日には経産省で多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会(第10回)も開催されました。

9月28日の毎日新聞の記事「海洋放出、前提危うく 再処理コスト増も」を一部引用します。

「東京電力は福島第1原発の汚染水浄化後の処理水について、敷地内のタンクで保管する約89万トンのうち約8割の約75万トンで、トリチウム(三重水素)以外の放射性物質の濃度が国の排水基準値を上回っていたことを明らかにした。東電は処理水の再浄化を検討しているが、予定外の設備の新設や増設などが必要になり、廃炉コストも増大する可能性がある。【鈴木理之】」(毎日新聞より)

「しかし今回の東電の発表によると、処理水計約94万トン(20日現在)のうち約89万トンを分析した結果、トリチウム以外で排水基準値を下回るのは約14万トンで、約75万トンは超過すると推定される。基準値超えの中には半減期が約30年と長く、体内に入ると骨に蓄積しやすいストロンチウム90も含まれており、サンプル分析では最大で基準値の約2万倍の1リットル当たり約60万ベクレルが検出された。
 基準値超えの原因として東電は、ALPSの不具合や、放射性物質を浄化する吸着材の交換時期が遅れたことなどを挙げた。」(同じく毎日新聞より)

【トリチウム水の放出について ALPS処理水のデータが公表されました】の続きを読む

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2018年8月31日

ずいぶんと時間が空いてしまいました。
もう以前のように福島原発事故についてエネルギーを割くことはできないと思います。
ただ、久しぶりに、ニュースで福島原発事故の話をやっていましたので、簡単にコメントしたいと思います。

タンクにためているALPS処理水の処理についての公聴会のニュースを見ました。
8月30日(木)と8月31日(金)に公聴会を行うというものでした。


いろいろとまとめている余裕がないので、詳しく知りたい方はこちら(トリチウム水処理の公聴会が開かれるのに、多核種除去装置はまだHOT試験中)をご覧ください。
ALPS処理水についてよく整理してくれています。

8/30のニュースは、予想通りの内容でした。ただ、NHKのニュースを見ていて一つだけ感心したのは、トリチウム水は原発を稼働したあとで海に放出している旨を言及していたことです。

8/31も公聴会が行われていると思います。その結果は見ていませんが、おそらく昨日の意見と同様のものと思います。

さて、私の意見は数日前にツイートしましたが、簡単に書くと以下のような整理になります。

1.これまでの議論を見ても、ALPS処理水=トリチウム水であるという前提で話をしているようですが、その前提が成立するのかどうかの確認が必要である。
ALPS処理水の処理、特に海洋への放出については、ALPS処理水=トリチウム水かどうかをまず確認する必要がある。
ここでいうトリチウム水とは、放射性物質として検出限界を超えるものはトリチウムだけを含む水のことです。他の核種は含んでいても、検出限界以下に抑えられている水のことを意味します。

全ての情報をフォローできていないのですが、実運用したALPS処理後の水の放射性物質のデータは全ては公開されていないのではないかと思います。それをまず東京電力に公開させるべきだと思います。(もし全て公開されていたらごめんなさい。)

2. 情報を確認した結果、ALPS処理水=トリチウム水であれば話は簡単です。 他の稼働中の原発でもトリチウムは大量に海洋放出しているので、同じように希釈して海洋に放出することで問題がないはず。風評被害、という議論が出るのであれば、他の原発付近の海でも同じである事を広く広報して福島の海だけの問題ではないことを示せば良い。

3. ALPS処理水=トリチウム+他の核種(例えばI-129やRu-106など)が検出される(N.D.ではない)場合は、その核種についての濃度と安全性を議論してから処理方法を決めるべきと思います。問題ない量(濃度)であれば、そこを丁寧に説明すれば海洋への放出も可能かもしれません。

重要なことは、まず事実(この場合で言えばALPS処理水=トリチウム水なのかどうか)を知ること。そのあとで議論を行うべきだと思います。現在のニュースを見ても、そういう視点での議論はされておらず、ALPS処理水=トリチウム水である前提で、トリチウム水を海に放出してもいいのかどうか、という話に持って行こうとしているように思いました。私の意見としては、トリチウムだけを含む水であれば希釈して海に流すのが現実的な解決策だと思います。もし福島の海への風評被害という事を懸念するのであれば、費用はかかりますが、タンカーなどでタンクのALPS処理水を稼働中の原発の海まで運び、そこで希釈して海洋に放出すればいいと思います。同じトリチウム水ならばそういう手段も可能だと思います。

ただ、今回の議論では、まずその前提が成り立つのかどうかをはっきりさせる必要がありますよ、という事です。そこに議論が行っているのかどうか、細かく資料をチェックできていないので申し訳ないのですが、おそらくそういう議論は抜けているのではないかと思ったので久しぶりに書きました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以上が8/31の時点で書いたことですが、本日(9/1)にニュースを見ていくつか補足と修正をしておきます。

トリチウム以外の核種データについては、増設ALPSのA系列のデータのみですが、公聴会資料にも掲載されていました。

0901公聴会資料 


Ru-106はND(検出限界値以下)ではないということがはっきりと記載されていますね。
しかもALPSには既設ALPS、増設ALPS、高性能ALPSとあり、それぞれに何系統かあるので、これは7系統あるうちの1系統のデータでしかありません。日経の記事(不安・不信 合意形成難しく、福島第1トリチウム水の公聴会 )を見ても、下記のように記載があります。

不信感の大きな理由は、トリチウム以外にも除去し切れてない放射性物質が残留する問題だ。公聴会の開催決定後に広く報じられたため「国民に十分な説明がされていない」「議論の前提が崩れた」との反発が続出した。資料には処理水は「取り除くことのできないトリチウムを含む」との記述があるが、他の物質への言及はほとんどない。

やはり、まずは都合の悪い事実はできる限り隠す、という今までの姿勢を正し、わかっている事実を公開し、もし他系列の処理後の核種データを測定していないならばとってそれも公開して、その上で公聴会に臨むべきだと思います。それをやらずにALPS処理水はトリチウム水である、として公聴会を設定するのは、アリバイ作りのための公聴会(実際そのつもりかもしれませんが)と言われても仕方ありませんし、感情的な意見が多く出るのは仕方ないと思います。

また、東京新聞(トリチウム水放出 郡山でも反対多数 福島第一公聴会)の記事にあったように、「容認する意見でも、放射性物質を測定して安全性を確認する」というのは海洋放出の前提として必要だと思います。

以上、非常に荒削りの文章で申し訳ないですが、今回の公聴会に関して簡単なコメントとさせていただきたいと思います。久しぶりにブログを書いたら、ツールの使い方も変わっていてやりにくいです。いろいろと不具合があったら申し訳ありません。


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昨年12月26日に、第49回特定原子力施設監視評価検討会が開催されました。そこでの議題の一つとして、以前からこのブログでは取り上げている陸側遮水壁(凍土壁)についての議論もありました。

この日は午前中の開催で、時間に制限があったためか、凍土壁についての議論は20分足らずで、ほとんど議論らしい議論もないまま、更田委員が残っている5箇所の凍結について段階的に認める、という方向性を示した(12月27日日経記事)ことは私にとっては少し意外でした。ただ、その理由が変わっていました。そこについて簡単にまとめておきます。


【第49回監視評価検討会(2016年12月26日)での凍土壁の議論】の続きを読む

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前回、8月に書いてからもう4ヶ月が経ってしまいました。
いつの間にかもう年末、今年もあと一週間ですね。

その後、監視評価検討会も9月、10月、11月と3回開催され、12月26日には今年最後の検討会が開催される予定です。
前回は中途半端な形で終わったので、少なくともそれにけりをつけて、その後のアップデートを少しして今年の締めくくりにしたいと思います。


【第45回監視評価検討会 その2 その他今年を振り返って】の続きを読む

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FC2ブログって、一ヶ月以上更新しないと、広告が入ってしまうんですよね。

最近、別のことに集中しているため、こちらはしばらくお休みしていましたが、昨日ちょっと元気をもらえるすてきな出来事があったのと、いきなり今日は第45回監視評価検討会があったので、久々に資料を読み込みました。

でも、久しぶりだとわからないことが多い!
というわけで、しばらくはリハビリですが、凍土壁の話はどうしても最後までフォローしたいので、時間を見つけた時にはまとめてみたいと思います。いつになるかはわかりませんので、期待せずに待っていてください。ただ、広告が出ない程度に軽い更新は続けていきたいと思います。



【8/18 第45回監視評価検討会 その1 (復活への準備編)】の続きを読む

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しばらくぶりのブログ更新です。
今回は近況報告を兼ねて少し書きたいと思います。


【久々の更新です 地下水観測抗No.1の全ベータ値上昇傾向について】の続きを読む

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TSOKDBA(@tsokdba)のブログへようこそ!
(TSOKDBAは読み方を考えずにつけた名前なので、発音する時は「つくば」と読んで下さい。つくば市に住んでいたこともあり、TSUKUBAをもじった名前です。)

2011年の東日本大震災後に始めたこのブログ、これから世の中が大きく変わっていく転換点になるかもしれないと思い、「3.11東日本大震災後の日本」というタイトルでブログを始めました。2011年は原発関係のニュースを中心にして毎日新しい情報を提供することを目指してデイリーで更新を行ってきました。そのおかげで、多くの皆さんに支えられてブログ開始11ヶ月で100万アクセスを達成することができました。

2012年以降は、原発関係の情報が落ち着いてきたため、ブログの更新頻度とトピックスを絞りました。福島原発の汚染水問題と、福島のお米の放射能の問題です。基本的にサイエンスブログを目指していますので、他にもテーマは手がけていますが、汚染水問題は今年も続けて見守って行くつもりです。

一方、福島県のお米の放射能の問題は、2011年から4年間、9月から12月にはほとんど毎日時間を割いてきましたが、今年は少し距離を置こうと思います。というのも、全量全袋検査を始めて3年目の2014年に初の基準値超えゼロを達成しました。30kgの玄米を1000万検体以上も測定して、その全てで基準値(100Bq/kg)超えゼロに押さえ込むことに成功したのです。そのあたりの経緯については

福島米の全量全袋検査、年内公表分でついに基準値超えゼロを達成!」 (2014年12/31)
をお読みください。

今年は、どれだけブログに時間を割けるかどうかわかりませんが、可能な範囲で更新していきたいと思いますので、時々覗きに来ていただけるとありがたいです。@tsokdbaでtwitterもやっていますので、ツイッターでフォローしていただければブログ更新のタイミングはわかると思います。なお、フォロー返しはほとんどしていませんので予めご了承下さい。


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しばらくぶりの更新になります。

2015年10月26日に海側遮水壁が最終的に閉合されました。

その効果がどうなるのか、だれもが気になっていたところですが、昨日(12月18日)に行われた規制委員会の第38回監視評価検討会において、予想外の情報が出てきましたのでその話も含めてお伝えします。



【海側遮水壁の閉合とその効果-汲み上げた護岸の地下水は建屋に戻して汚染水が増えている?-】の続きを読む

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8月25日、福島県漁連は東電が出した回答を受け入れ、サブドレン処理水の海洋放出を容認しました。これにより、汚染水処理が少し前進することになるはずです。現況を簡単にレビューしたいと思います。


【福島県漁連がサブドレン処理水の海洋放出を容認。今後の動きはどうなる?】の続きを読む

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福島原発事故後のお米の放射能については平成23年から4年間ずっと私はこのブログでおいかけて情報発信をしてきました。そして、4年目の昨年(平成26年=2014年)、年内に収穫されて全量全袋検査によって検査されたお米ははじめて基準値超えゼロを達成した、ということをお伝えしました(「福島米の全量全袋検査、年内公表分でついに基準値超えゼロを達成!」参照)。

そのため、今年はもうこれまでのような詳細な追跡は行わない予定です。ただ、時々情報をフォローして発信していきたいと思っています。


【福島県でも27年度の早場米の収穫始まる。今年は?】の続きを読む

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4/19になりますが、3/25に行われた第33回監視評価検討会での凍土壁をめぐる議論について「海側遮水壁を閉合すべきか、先に陸側の凍土遮水壁を閉合すべきか?をめぐる検討会での議論(1)」にその前提条件となる海側遮水壁の閉合問題についてまとめました。

続編となる(2)では、その後の凍土壁をめぐる議論を4/22に行われた第34回監視評価検討会にそってまとめようと思っていましたが、いろいろ事情があって3ヶ月近く経過してしまいました。
そのため、監視評価検討会も4/22の第34回のあと、5/22の第35回検討会、そして7/1の第36回検討会と3回も開催されました。

タイトルの「海側遮水壁を閉合すべきか、先に陸側の凍土遮水壁を閉合すべきか?をめぐる検討会での議論」としては、監視評価検討会の中では、海側遮水壁を先に閉合しその後で陸側の凍土遮水壁を閉合するのが基本シナリオである、という合意が公式に形成されました。これはエネ庁の新川室長(7月から総括調整官)も認めていることです。ただ、東電はあくまでも陸側の凍土遮水壁を早く閉合したいという意志がありありで、7/1の監視評価検討会においてもその旨の発言を行って更田委員から注意を受けています。

今回は監視評価検討会の3回分をレビューするような形で、この議論の流れを簡単にお伝えしたいと思います。試験凍結の状況の詳細については次回に回します。


【海側遮水壁を閉合すべきか、先に陸側の凍土遮水壁を閉合すべきか?をめぐる検討会での議論(2)  】の続きを読む

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このブログの読者の皆様へ。
諸般の事情により、しばらく間が空いておりますが、そのうちに必ず続きを書きますので気長にお待ちください。
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少し遅くなりましたが、3/25に行われた第33回監視評価検討会における議論の中で、今後の一番の課題である凍土遮水壁をいつ運用開始するべきか、という議論が行われていますので、これから2回にわけてまとめます。

なんとか次回の検討会(4/22(水))前までに、という目標に間に合わせるため、今回は(1)としてその前提となる海側遮水壁の閉合問題をまとめます。検討会での具体的な議論については(2)で書きたいと思います((2)は来週になるかもしれません)。でも、実は多くの人に知ってもらいたいのは今回の(1)の海側遮水壁の現状についてなのです。


【海側遮水壁を閉合すべきか、先に陸側の凍土遮水壁を閉合すべきか?をめぐる検討会での議論(1)】の続きを読む

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3/25に行われました第33回特定原子力施設監視・評価検討会では、5時間にわたりいろいろな話題が議論されました。
非常に長いため、全ての情報をまだチェックできていませんが、2月に起こった排水路に関する問題(「「K排水路から汚染水が海洋流出」報道からわかる、排水路の港湾内への付け替えの意味」参照)から、K排水路の付け替えの議論が出てきていますので、各種排水路の情報をこの機会に整理しておこうと思います。
従って、今回は各種排水路の流路の情報を中心にまとめていますので、それぞれの事象については詳しくは解説しません。

【K排水路の港湾内への付け替えと各種排水路情報の整理】の続きを読む

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2/27の情報ですが、農水省から「27年産以降の米の作付等に関する方針」が発表されていました。今回はそれについて簡単にまとめておきます。なお、それ以外のお米に関する情報は農水省HPならばここに出ています。


【農水省 27年度の「米の作付等に関する方針」を発表(2/27)】の続きを読む

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2/24、東京電力は2号機原子炉建屋の大物搬入口の屋上にたまっていた比較的高濃度の放射性物質を含む水(汚染水)が近くの排水路を通じて海に流出していた事を発表しました。東電はこの事実を昨年4月から知りながら10ヶ月間も公表しなかったそうです。

この問題は各メディアで大きく報道されました(毎日読売日経朝日NHKなど)。2/25に行われた福島県漁連組合長会議でも「信頼関係が失われた」などと厳しい指摘が相次いだそうです。福島原発事故から4年経ち、汚染水漏れがあってもあまり報道されなくなった中で今回は比較的大きく報道されたように思います。直前にあった港湾内への流出事故の影響もあるかもしれません。

今回は、この報道から見えてくるマスメディアの不思議な報道ルールについて考えてみたいと思います。

【「K排水路から汚染水が海洋流出」報道からわかる、排水路の港湾内への付け替えの意味】の続きを読む

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昨日書いた、「側溝放射線モニタの異常値計測、おそらくどこかから汚染水もれ(現在は収束へ)」の続報になります。残念ながらまだ原因についてはまだ調査中ということで報告がありませんでした。昨日とダブる部分もありますがいくつか補足の情報がありますのでご紹介します。また、昨日はご紹介できなかったいろいろな情報もお伝えしたいと思います。


【側溝放射線モニタの異常値についての続報 東電記者会見(2/23)での情報】の続きを読む

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久し振りに福島原発の汚染水の話です。
本日(2/22)、東京電力は構内に設けた排水路で、通常の100倍近い濃度の全βが観測された、という事を発表しました。本日は日曜日で記者会見がないためまだ詳細な資料がありません。速報としてわかっている情報だけお伝えします。


【側溝放射線モニタの異常値計測、おそらくどこかから汚染水もれ(現在は収束へ)】の続きを読む

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今年の福島米の全量全袋検査も12月に入り終盤へ。3年目にして初の基準値超えゼロを達成しそうです。
福島米の全袋検査、3年目で初めて基準値超えゼロを達成しそうです!」(12/7)

2014年の全袋検査の基本情報については、まずはこちらをお読みください。
福島県で平成26年産米の全袋検査始まる!今年のポイントは?」(8/30)

このブログには、2本のメイントピックスがあります。福島第一原発の汚染水と、福島県の米の放射能についてです。この二つに興味のある方はぜひ定期的にお立ち寄りください。

このブログの特徴として、紹介する情報元へのリンクをほとんど全てつけています。従って、オリジナルの情報を確認したい方はリンク先の情報を確認することをお勧めします。あるトピックスに対する有用なリンク集として使っていただくことも可能です。


2011年の東日本大震災後に始めたこのブログ、これから世の中が大きく変わっていく転換点になるかもしれないと思い、「3.11東日本大震災後の日本」というタイトルでブログを始めました。2011年は原発関係のニュースを中心にして毎日新しい情報を提供することを目指してデイリーで更新を行ってきました。そのおかげで、多くの皆さんに支えられてブログ開始11ヶ月で100万アクセスを達成することができました。

2012年以降は、原発関係の情報が落ち着いてきたため、ブログの更新頻度とトピックスを絞りました。福島原発の汚染水問題と、福島のお米の放射能の問題です。基本的にサイエンスブログを目指していますので、他にもテーマは手がけていますが、この二つは今年も続けて見守って行くつもりです。


1.福島第一原発の汚染水

この2ヶ月ほど、汚染水の情報をうまくフォローできていなくてごめんなさい。年末にまとめたいと思います。

最新のトピックスはこちら。この2つはぜひお読みください。

海水配管トレンチの止水、方針確定せず。9月中旬に再度判断へ。
福島第一原発の汚染水を減らすために2013年に採用された陸側遮水壁である凍土壁。その建設も建屋の山側だけ認められましたが、建屋の海側の建設を始めるにはトレンチにたまっている汚染水を除去しないといけません。しかしそれが今年の4月以降、全く予定通りに進行していません。規制委員会の監視評価検討会での議論をずっとフォローしている記事です。

東電はサブドレン浄化後の地下水を港湾内に排出する方針を明言!漁協はどう対応するか?
地下水バイパスの水に続き、東電はサブドレンの汲み上げた水を浄化装置で処理したあと海に排出する方針です。しかしながらこれは地下水ではなく明らかに汚染水なので、これを認めるといずれはALPSで処理した汚染水も海に流すことにつながると、漁連の反発は必至です。一連の動きをフォローし続けています。



福島原発事故から3年以上経ちますがいまだに解決の兆しがない汚染水問題。これを理解するためには、やはり汚染水問題のスタート地点とも言える2011年4月の2号機スクリーンからの海洋漏洩事故を理解しておくことが必要です。

そのため、このブログでは当時の情報を徹底的に調査してこの漏洩事故が何故起こったのか、その謎を解明することを目指しています。昨年秋に東京電力の事故当時のTV会議動画の書きおこしを入手したので、それを元にこれまでの検証結果を見直す作業を続けています。

ここでまとめたものは、2012年春にシリーズとして途中まで書いた「福島第一原発2号機の謎に迫る(仮題) 目次」や「2号機からの海洋漏洩の真実は?2年前の漏洩事故を再検証 目次」と合わせて、情報をアップデートしながら今年中に一区切りつけたいと考えています。

2011年4月の汚染水海洋漏洩事故時に行われた「ビーバー作戦」を再現します 目次

11/10公開 「「2号機からの海洋漏洩の真実は?2年前の漏洩事故を再検証」 再開予告

11/23公開 「2011年4月のビーバー作戦を再現します その1(2011年4月2日前半)

11/30公開 「2011年4月のビーバー作戦を再現します その2(2011年4月2日後半)

12/8公開 「2011年4月のビーバー作戦を再現します その3(2011年4月3日)

12/23公開 「2011年4月のビーバー作戦を再現します その4(2011年4月4日)

1/3公開 「2011年4月のビーバー作戦を再現します その5(2011年4月5日前半)

1/11公開 「2011年4月のビーバー作戦を再現します その6(2011年4月5日後半)

1/19公開 「2011年4月のビーバー作戦を再現します その7(2011年4月6日後半)

2/2公開 「2011年4月のビーバー作戦を再現します その8(新たな情報を元に始める謎解き1)

2/9公開 「2011年4月のビーバー作戦を再現します その9(新たな情報を元に始める謎解き2)

2/23公開 2011年4月のビーバー作戦を再現します その10(トレンチのどこから漏れたのかを推論)

3/23公開 2011年4月のビーバー作戦を再現します その11(最後のまとめ)

その他、汚染水情報へのリンク集はこちら。
東京電力が発表してきた福島第一原発の汚染水情報のまとめ(3)

2013年以降は政府主体の会議が増えたため、その会議体の情報を中心にリンク集を作りました。
福島第一原発の汚染水情報まとめ(4)&リンク集


2.福島県の米の放射能

2014年の全袋検査が始まりました。まずはこちらをお読みください。
福島県で平成26年産米の全袋検査始まる!今年のポイントは?」(8/30)

最新の話題はこちら。2013年の福島第一原発での瓦礫撤去と南相馬市での基準値超えの関係に迫ります。
25年産米の放射性セシウム:南相馬市旧太田村の基準値超えの真の理由は?」(7/16)

2014年度もお米の放射能の問題は追い続ける予定です。その他の記事はこちら。
3/9公開:「農水省の発表した26年産米の作付制限等の対象地域

4/6公開:「26年度の福島県のお米の作付計画について


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今年も残すところあとわずかとなってしまいました。今年の話題は今年のうちに、ということで、最後の駆け込みでまとめます。
10月に「トレンチの凍結による止水は断念して結局充填剤で埋めることに。第27回監視評価検討会での議論」を書いてからすっかり間が空いてしまいました。その間に規制委員会の監視評価検討会も3回も開催され、状況は少しずつ変化しています。

今回は、毎回の細かい情報をまとめるのはやめて、概略をお伝えするとともに、監視評価検討会においても問題となった、凍結止水工法というのが意味があったのか、ということについても少し考えてみたいと思います。


【トレンチの凍結止水とは結局何だったのか?-今年の監視評価検討会を振り返って-】の続きを読む

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前回12/7に「福島米の全袋検査、3年目で初めて基準値超えゼロを達成しそうです!」で書いてから状況は大きく変わっていませんが、今年最後の更新が今朝行われましたので、年内に公表された10,745,103検体については基準値超えゼロを達成したことが確定しました。今回は平成26年産米について最後のまとめとしたいと思います。


【福島米の全量全袋検査、年内公表分でついに基準値超えゼロを達成!】の続きを読む

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ずいぶん間が空いてしまいました。今は本業が忙しいのでなかなか時間がとれず、毎朝のツイートが精一杯です。汚染水の話はちょっとたまってしまっていますが、今回はお米の話です。

さて、福島県産米の全袋検査は、2012年に始まって以来3年目ですが、今年の検査も1030万検体を超え、大詰めを迎えています。最後の秒読み段階にある現況についてまとめます。


【福島米の全袋検査、3年目で初めて基準値超えゼロを達成しそうです!】の続きを読む

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おそらくこの記事にたどり着いた多くの方は、福島のお米の放射能について興味のある方だと思います。ですが、全量全袋検査が始まってもう3年目なのに、私が毎朝行っている朝のツイートがRTされたものを見て、「サンプリング検査では意味がない」とレスポンスしてきた人がいます。

福島県が平成24年から行っているのは、サンプリング検査ではなく全ての米袋を測定する全袋検査なのですが、この例をみてもおわかりのように、福島県においては原発事故の翌年から全袋検査を行っている事をいまだにご存じでない方もいると思います。

そのため、これまで何度も書いてきていることと重複しますが、福島県で平成24年(2012年)から行われている全袋検査の話を簡単に説明して、3年目になった今年の全袋検査の現況(10月末まで)についてまとめます。


【26年産福島米の全量全袋検査、10月までの現況のまとめ】の続きを読む

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温泉水関連でトレンチの凍結以外の話題を書くのは久し振りになります。
今回は原子炉建屋の山側にあるサブドレンで初めて検出された高濃度のセシウム(トリチウムではありません)についてです。


【初めて観測された山側サブドレンでの高濃度セシウム その原因は?】の続きを読む

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8月に書いた「海水配管トレンチの止水、方針確定せず。9月中旬に再度判断へ。」の続きです。8月時点では9月に開催するとされていた第27回監視評価検討会が10月3日に開催されましたのでその時の様子をまとめます。


【トレンチの凍結による止水は断念して結局充填剤で埋めることに。第27回監視評価検討会での議論】の続きを読む

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諸般の事情により書きかけで中断してしまったためにかなり間が空いてしまいましたが、7月16日に書いた「25年産米の放射性セシウム:南相馬市旧太田村の基準値超えの真の理由は?」の続編です。

8/25に農水省がHP上に「福島県南相馬市の25年産米の基準値超過の発生要因調査について」というページを作って一連の情報を公開しました。今回初めてわかった情報もあるため、前回の「25年産米の放射性セシウム:南相馬市旧太田村の基準値超えの真の理由は?」の補足をしたいと思います。結論としては前回と同じで、可能性として仮説は立てられるものの、何が本当の原因かを言い切るには現状ではデータ不足だと思います。

折しも、9/26には南相馬市でも平成26年産米の測定が始まり、119点が測定されて全て測定下限値未満でした。今年は南相馬市のお米はどうなるのか、今後も見守って行きたいと思います。


【昨年の南相馬市旧太田村の基準値超えの原因、農水省が8月に公表した資料から読み取れること】の続きを読む

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3.11では、停電・断水のため、一晩避難所で過ごし、震災後の情報収集をきっかけにブログを始めました。
これまで約4年間、原発事故関係のニュースを中心に独自の視点で発信してきました。その中でわかったことは情報の受け手も出し手も意識改革が必要だということです。従って、このブログの大きなテーマは情報の扱い方です。原発事故は一つのツールに過ぎません。

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