TSOKDBAのブログへようこそ!

 
2011年3月の東日本大震災後に始めたこのブログ、多くの皆さんに支えられて11ヶ月で100万アクセスを達成することができました。昨年はひたすら毎日新しいニュースを、ということで突っ走ってきましたが、原発関係のニュースもだいぶ落ち着いてきた今年もこのペースで続けるのは難しいと判断し、ペースダウンすることにしました。

今年は、デイリーの更新は基本的には行いません。週2-3回の更新を予定しています。そして放射能汚染水と海洋放射能汚染、食品とくにお米の放射能汚染、微生物の働きと放射能などに絞って深く解説したブログにしたいと考えています。

現在、「福島第一原発2号機の謎に迫る」という新しいカテゴリーを作成し、昨年4月の2号機からの海洋漏洩事故について、その真実に迫るシリーズを書いています。この1年間の海洋汚染について調べてきたことの集大成になる予定です。

公開した記事が多くなったので目次を作りました。ご利用ください。

福島第一原発2号機の謎に迫る(仮題) 目次

最新版は、
5/13公開
2号機からの海洋漏洩はいつ始まったのか?(2)細かく検証してみましょう Bバージョン
5/12公開
2号機からの海洋漏洩はいつ始まったのか?(2)細かく検証してみましょう Aバージョン

5/6公開
サイフォンの原理を理解すれば放射能汚染水の管理は理解できる!

5/3公開
福島原発の汚染水をよく知るため、O.P.とサブドレンを理解しましょう

です。

それ以外にも、みんなが興味を持った話題はタイムリーにまとめる予定です。1/15のNHKスペシャルをまとめたら、大反響でした。
1/15 NHKスペシャル 知られざる放射能汚染〜海からの緊急報告〜を見て
これは私の最近の自信作。ぜひ読んでみてください。
東京電力の海底土1月分データのまとめ−沿岸の海底土変動の理由−

また、データベースとしての役割も果たせるように、これまでまとめてきた内容を核にして、様々なデータへのリンクを格納していく予定です。すでに昨年末からそれを意識した内容にしています。

そして、原発事故以外の話題も今年は取り組んでいきたいと思います。サイエンス関係のことをわかりやすく説明するサイエンスブログを目指しています。内容でカテゴリー分けしていますので、右側の欄の興味あるカテゴリーを選んでいただければお探しの情報があるかもしれません。

@tsokdbaでtwitterもやっています。最近はツイッターでもいろいろと情報を発信するようにしています。なお、フォロー返しはほとんどしていませんのでご了承下さい。

今までどんなブログ記事がツイッターで人気だったかは、このtweetbuzzのページでご覧下さい。

以下はたまにしかアクセスしないとか、初めてこのブログへ来た方のための参考情報として、過去の人気記事の一覧です。【】をクリックしてください。

【】の続きを読む

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さて、お待たせしました。いよいよ今回は、昨年4月はじめの2号機からの海洋漏洩事故の実態を、政府事故調査委員会の中間報告書を利用しながら検証していきます。

実はこの話には二つのバージョンを用意しています。昨日公開したのがAバージョン、つまり公式見解に基づいた話です。今回はAバージョンを全て書き終えた後に見つけた証拠に基づいたBバージョンです。私はBバージョンの方が真実に近いと考えていますが、せっかく書いたAバージョンももったいないので皆さんに読んでいただくことにし、昨日公開しました。

まだAバージョンを読んでいない方は、必ずAバージョンを先に読んでください。その後でこの記事を読んでいただきたいと思います。そして二つを読み比べて、どちらがより真実に近いとお考えか、また他の可能性はないのかなど、コメント等いただければ幸いです。


(このブログで用いている図や写真は、画像をクリックすると別画面で拡大して見ることができます。図が小さくて見にくい、と思った時は特に断りがなくてもぜひ一度お試し下さい。)

【2号機からの海洋漏洩はいつ始まったのか?(2)細かく検証してみましょう Bバージョン】の続きを読む

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さて、お待たせしました。いよいよ今回は、昨年4月はじめの2号機からの海洋漏洩事故の実態を、政府事故調査委員会の中間報告書を利用しながら検証していきます。

実はこの話には二つのバージョンを用意しています。本日公開するのはAバージョン、つまり公式見解に基づいた話です。しかし、この話をすべて書き終わった後で、この説明を全てひっくり返してしまいそうな証拠を見つけたので、それに基づいて来週にでもBバージョンを公開する予定です。(5/13にBバージョンを公開しました。)

本来ならばこれはボツにして、Bバージョンができてから公開してもいいかと思ったのですが、Bバージョンをまとめるのはもう少し時間がかかりそうなのと、このAバージョンもそれなりの出来なのでボツにするにはもったいないと思い、公開することにしました。

読者の方には来週公開予定のBバージョンと二つを読み比べて、どちらがより真実に近いとお考えか、また他の可能性はないのかなど、コメントや感想をいただければ幸いです。


(このブログで用いている図や写真は、画像をクリックすると別画面で拡大して見ることができます。図が小さくて見にくい、と思った時は特に断りがなくてもぜひ一度お試し下さい。)


【2号機からの海洋漏洩はいつ始まったのか?(2)細かく検証してみましょう Aバージョン】の続きを読む

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新しいカテゴリー「福島第一原発2号機の謎に迫る」においては、私がこれまで一年以上にわたってウオッチしてきた、福島第一原発事故による海洋汚染について、私なりにまとめていく予定です。

ここでは、このまとめの全体像がわかるように、目次として、それぞれの記事の簡単な紹介をしていきます。まだ公開していない部分については、予定稿の段階のものですので、実際に公開する際にはタイトルや内容が変更になる可能性もありますのでご了承ください。

なお、連動企画でtogetterのまとめ(http://togetter.com/li/302436)にもツイートを追加していく予定です。そちらもご覧下さい。

【福島第一原発2号機の謎に迫る(仮題) 目次】の続きを読む

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前回の「2号機からの海洋漏洩はいつ始まったのか?(1)シミュレーションからの推定」では、シミュレーションの結果、3/26から2号機の漏洩が始まっていたという説を紹介しました。このシミュレーションでは、実際の海水の放射能データを用いているものの、では本当に3/26から海への漏洩が始まっていたと言えるのかどうかについては、もう少しデータに基づいた検証が必要です。

そのためには、もう少しタービン建屋やトレンチの水位について理解する必要があります。今回は「サイフォンの原理」をキーワードにして、昨年3月下旬から4月にかけて起こったことをかいつまんで説明しながら、いかに放射能汚染水の管理に水位管理の概念が重要なのかを理解していただきたいと思います。いきなりデータを用いて詳細に説明しても間違いなく消化不良を起こすと思いますので、少しずつ解説していく予定です。

なお、原子炉建屋とかタービン建屋とかトレンチといった用語がわからない方は一度「福島原発の汚染水をよく知るため、O.P.とサブドレンを理解しましょう」を読んでみてください。


【サイフォンの原理を理解すれば放射能汚染水の管理は理解できる!】の続きを読む

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今回の話は、前回の「2号機からの海洋漏洩はいつ始まったのか?(1)シミュレーションからの推定」の直接の続きではありません。ですが、これから昨年4月に発覚した2号機からの海洋漏洩事故について解説をするにあたり、基本的な用語や位置関係を理解しておいてもらわないとその先の説明ができないため、ここで用語集的な位置づけとしてまとめます。すでに知っていることが多い人もいると思いますが、復習の意味もこめて読んでいただきたいと思います。

原子炉建屋、格納容器、タービン建屋、トレンチ、サブドレンなどという用語が今後頻発しますが、そのたびに詳細に解説するつもりはありません。今回で基本的なことはまとめて解説してしまいます。

また、今後放射能汚染水の話を理解する上で重要な、標高を表すO.P.と、サブドレンについて少し詳しく解説します。このことを理解していないと、地下水の話とかも理解できないので、前半は流し読みしてもかまわないので、後半のO.P.の話とサブドレンの話はぜひ読んで欲しいと思います。

【福島原発の汚染水をよく知るため、O.P.とサブドレンを理解しましょう】の続きを読む

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今回から昨年4月の2号機からの漏洩事故について、その放出量がどれくらいだったのかという疑問に何回かに分けて迫っていきたいと思います。

福島第一原発事故で海洋に流出した放射性セシウム量は全体のわずか2%?」でご紹介したように、今年の3/6に「福島第一原子力発電所事故による環境放出と拡散プロセスの再構築」という公開ワークショップが開催されました。

ここでは、その中で私が一番気に入っている海洋汚染のシミュレーションをご紹介します。電中研の津旨さんらのシミュレーションです。実はこのシミュレーションについては一度「10/11 2号機から海洋への放射能の流出は3月下旬から始まっていた?」でも書いているのですが、その時にはまだ詳細な発表がなかったため、あまりこのシミュレーションの意味を理解できていませんでした。

その後、日本語の文献も発表され、今回の3/6のワークショップでの発表も合わせると、より説得力が増しているように思います。このシミュレーションだけではないのですが、各種シミュレーションの結論の一つである「2号機から海洋への漏えいは昨年の3月26日頃から始まっていた」、という主張が正しいのかどうか、何回かに分けて検証をしてみたいと思います。


【2号機からの海洋漏洩はいつ始まったのか?(1)シミュレーションからの推定】の続きを読む

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本日(昨日は確認していないのであるいは昨日だったかもしれません)、文科省の「放射線モニタリング情報」サイトは昨年度の情報も全て統合して新しいサイトに合体されました。

サイトを統合してくれることはありがたいことですし、しばらくの間は、昨年度の情報は「旧ウエブサイト」で閲覧できますが、いずれ消されるようです。

文科省(あるいは委託されている業者)のサイト運営者は、データを残らず移せばURLが変わってもかまわないと思っているようですが、私にとっては大問題です。

今日はちょっぴりグチを書きます。


【文科省のいじわる!昔のリンクが全部使えなくなってしまった・・・】の続きを読む

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福島第一原発事故による海洋汚染のまとめをシリーズで始めます!」で予告したように、これから何回かにわたって、福島第一原発事故による海洋汚染について私なりにまとめていく予定です。

話の順番は多少前後する可能性がありますので、全部書き終えた段階で多少修正する可能性があることは予めご承知おきください。いずれ目次も作成する予定です。

このシリーズの1回目として、まずみなさんには、今回の福島第一原発事故によって放出された放射性物質の量について、再度頭の中にイメージを持っていただきたいと思います。その理解がないと、今後個別の話題において出てくる何Bq(ベクレル)という話を聞いても、その意味が正確に理解できないと思うからです。

原発事故による放射性物質放出の全体像を理解するためにふさわしい資料があります。すでにご存じの方も多いとは思いますが、今年の3/6に「福島第一原子力発電所事故による環境放出と拡散プロセスの再構築」という公開ワークショップが開催されました。これは、独立行政法人日本原子力研究開発機構が主催したものですが、福島第一原発事故における放射性物質の放出について、多面的な解析が行われました。

今回は、主にこのワークショップで発表されたいくつかの資料を用いながら、福島第一原発事故における数量的なイメージを確認していきたいと思います。

【福島第一原発事故で海洋に流出した放射性セシウム量は全体のわずか2%?】の続きを読む

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福島第一原発事故から1年以上が経過しました。福島第一原発事故による海洋汚染についてずっと注目して情報を収集してきた私としても、そろそろ自分なりに振り返ってこの一年の動きを整理してみたいと思います。

今回はその予告編として、その基本的な考え方をお話しします。


【福島第一原発事故による海洋汚染のまとめをシリーズで始めます!】の続きを読む

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4/13、東京電力はプレスリリースで「福島第一原子力発電所における淡水化装置(蒸発濃縮装置)からの放射性物質を含む水の漏えい事象に関する指示文書等に対する経済産業省原子力安全・保安院への報告について(続報)」を発表しました。

この報告書、ぜひいろんな方に読んでいただきたいと思います。表面上で見えていることだけを読んでいると、そうかなと思ってしまうのですが、細かく丹念に見ていくと、「?」というポイントがいくつもあります。

今回は謎に迫るところまで行けませんでしたが、いくつかの疑問を提示したいと思います。

【昨年12月のSr汚染水漏れの報告書(4/13):東京電力は何かを隠そうとしているように見える】の続きを読む

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これまでこのブログで食品の放射能についてお知らせする際、食品流通構造改善促進機構の「食品の放射能検査データ」のサイトを紹介したり、検索結果を引用したりしてきました。このサイト、厚労省の発表したデータを取り込んでいろいろな検索が出来るようにしてくれていました。

しかし残念なことに、新基準値への対応や、今後大幅に増えることが予想される検査データの蓄積に対応できないということで、3月末でデータ更新は終了になってしまいました。また、サイト自体もサーバー契約が終了する4月末で閉鎖だということです。

では、これまで「食品の放射能検査データ」が受け持ってくれていたデータの検索はどうしたらいいのでしょうか?これに対して、有志で代替機能を持たせられるようにしようとしている人たちがいますので、その活動をご紹介します。


【「食品の放射能検査データ」のサイトがなくなったあとはどうやって食品の放射能情報を検索するのか?】の続きを読む

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今日は二つの話を書きます。タイトルは二つ目の話題についてです。

まずは東京電力のWeb監視能力はなかなかのものであるということを実感しましたのでそれについて少し書きます。

本日4/9(あるいは昨日の午後から?)、私が4/7に書いた「東京電力の4月からの新しい海洋モニタリング体制についての修正と補足」を読んだ人は、本文中にある東京電力のHPへのリンクを押してみて、「図が削除された、というけどちゃんとあるじゃないか?」と疑問に感じたと思いますので、その部分の補足をしておきます。

それに関連して、「東京電力の4月からの新しい海洋モニタリング体制についての修正と補足」の記事においても、リンクを4/5版の内容へのリンクに張り直しておきました。そうしないとこの時書いた記事の意味が通らなくなってしまうので。


【東京電力は海底土の測定をそろそろ乾土に切り替えて欲しい】の続きを読む

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4/7の「東京電力の4月からの新しい海洋モニタリング体制についての修正と補足」でも書いたように、文科省のHPには3/30に「平成24 年度海域モニタリングの進め方」が発表されています。

遅くなりましたが、ここではそれについてご紹介します。


【文科省が発表した本年度の海域モニタリングの考え方】の続きを読む

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3/30に、東京電力が4月からの新しい土壌、海水、海底土などのモニタリングの体制を発表したことは、3/31の「東京電力の4月からの新しい海洋モニタリング体制について」でご紹介しました。

東京電力のモニタリングの体制は以前も私のブログでご紹介していますが、
9/5 東京電力の海洋モニタリング方法の変更−海底土の調査を増加
10/24 東京電力の海洋モニタリングに若干の追加(文科省の計画と合わせるため)
以来の大幅な変更でした。

これに関しては4/5の記者会見で数点の修正が入りました。発表された資料も、3/30の資料と差し替えられて、前回あったわかりやすい図が削除されてしまいました。この修正、たまたま記者会見を見ていたからわかったのですが、これがなければ気がつかないところでした。修正版のお知らせをしようと思っていて調べていたら、文科省のHPに全体としての今年度の海域モニタリングの計画が出ていることを発見しました。

ここでは前回の「東京電力の4月からの新しい海洋モニタリング体制について」での修正点をご紹介します。

なお、東京電力だけでなく全体としての海域モニタリング体制については明日にでも別の記事でこのあと書く予定です。できればそちらも見ていただければと思います。
4/8追記:「文科省が発表した本年度の海域モニタリングの考え方」をご参照下さい。


【東京電力の4月からの新しい海洋モニタリング体制についての修正と補足】の続きを読む

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昨日の「4/5【速報】 3/26に続いてまたも同じ種類の配管からSr汚染水が海へ流出?」の続報です。昨日お伝えできなかった、全β核種のデータと、本日(4/6)夕方の東京電力の記者会見の内容をお伝えします。

現時点では、時事通信に最新のニュースが出ています。

【4/6 12トンのSr汚染水が海への流出のはずが実は150mlしか流出しなかった?】の続きを読む

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東京電力は4/5、放射能汚染水を処理する循環システムの中の淡水化装置のところにある配管から汚染水漏れが発生し、12トンの水が流出したと発表しました。

午前中に記者会見し、その時の情報では12トンのほとんどが全て海に流出した、という事だったのですが、夕方の記者会見ではちょっとニュアンスが変わってきて400L程度ではないか、という話になってきています。また、海に流れ出した量はもっと少ないのではないか?という話です。従って、今書いている時点での情報ということで解説しますが、その後の情報によっては大きな修正が必要かもしれません。


【4/5【速報】 3/26に続いてまたも同じ種類の配管からSr汚染水が海へ流出?】の続きを読む

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3/30、東京電力は「当社福島第一原子力発電所のトレンチ内で発見された放射性物質を含む溜まり水の対応に関する経済産業省原子力安全・保安院への報告について(その2)」を発表しました。

これは、「1/11 福島原発のトレンチたまり水−報告書から読み解く汚染水の原因は?」でご紹介した1/6の中間報告に続く報告になっています。1/20に保安院から追加指示を受けての報告です。


【トレンチなどで見つかった溜まり水についての東京電力の報告書(3/30)】の続きを読む

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この記事は、「福島原発から20km以内の警戒区域の海域で魚介類の汚染調査が始まりました」の続きです。たぶんこちらと合わせて読んでいただいた方が分かりやすいと思います。

また、昨日まとめた「東京電力の4月からの新しい海洋モニタリング体制について」とも関係があります。

【東京電力が3月に実施した原発から20km以内の海底土の調査結果】の続きを読む

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3/30、東京電力は4月からの新しい土壌、海水、海底土などのモニタリングの体制を発表しました。

東京電力のモニタリングの体制は以前も私のブログでご紹介していますが、
9/5 東京電力の海洋モニタリング方法の変更−海底土の調査を増加
10/24 東京電力の海洋モニタリングに若干の追加(文科省の計画と合わせるため)
以来の大幅な変更になります。

4/7追記:4/5に発表された一部修正にあわせて、アップデートしたものを「東京電力の4月からの新しい海洋モニタリング体制についての修正と補足」で書きましたので、できればそちらをご参照ください。

【東京電力の4月からの新しい海洋モニタリング体制について】の続きを読む

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3/28、東京電力は3/29から福島第一原発から20km以内の警戒区域の海域で、漁協と協力しながら魚の放射能汚染を調査すると発表しました。(NHKオンラインはこちらWeb魚拓

これまでこの海域は警戒区域のために調査がほとんど行われていなかったために地元の漁業組合や研究者などから調査の要望が出ていたということです。この調査は文科省や水産庁と連携して行うのではなく、あくまで東京電力として近辺の漁協に委託して独自に行うようです。3/28の記者会見では、この点について記者からの質問がありましたが、事前に報告はしていますが、専門家と連携して相談しているという感じではありませんでした。


【福島原発から20km以内の警戒区域の海域で魚介類の汚染調査が始まりました】の続きを読む

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放射性物質の新基準値をめぐる漁業の対応の続編です。

新基準値施行に合わせて茨城県の水揚げ自粛 3/27から始まる新基準値施行に合わせて茨城県の水揚げ自粛 3/27から始まる」において、茨城県の水揚げ自粛が3/27から始まったことをお伝えしましたが、茨城県北茨城市で水揚げされたヒラメから137Bq/kgの放射性セシウムが検出されたため、ヒラメは茨城県の全海域で自粛となりました。「茨城沿岸のヒラメ 水揚げ自粛へ」(NHKオンライン:Web魚拓はこちら

また、宮城県でもスズキから最大で360Bq/kgの放射性セシウムが検出されたため、スズキについては3/30から区域を決めて水揚げの自粛をすることを決定しました。「宮城 スズキの水揚げを自粛へ」(NHKオンライン:Web魚拓はこちら


【3/29 茨城県はヒラメを追加で水揚げ自粛 宮城県もスズキを30日から自粛】の続きを読む

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3/26の朝に起こった福島第一原発の汚染水漏洩による海洋汚染事故、日々新しい情報が追加されてきています。今日は漏洩のあった淡水化装置から海までのルートが図で示されました。

【速報】3/26 またも汚染水循環システムから水漏れで海へ流出!」「3/27 淡水化装置からのSrを含む水が海へ漏れた事故の続報」に引き続き、今日も最新情報をお伝えします。

【3/28 Sr入り汚染水による海洋汚染その3 本日の最新情報 】の続きを読む

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4月から食品中の放射性物質の新基準値が実施されるのに合わせて、各地でいろいろな対応がなされていますが、茨城県ではすでに発表していたように、3/27からいくつかの魚について水揚げの自粛をする事になりました。

3/27魚1
NHKオンラインより:Web魚拓はこちら


【新基準値施行に合わせて茨城県の水揚げ自粛 3/27から始まる】の続きを読む

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昨日、「【速報】3/26 またも汚染水循環システムから水漏れで海へ流出!」でお伝えしたように、3/26、東京電力の汚染水循環処理システムにおいて、、逆浸透膜という膜を用いて塩分を除去する淡水化装置から、蒸発濃縮装置へ行く間の配管の継ぎ目が外れて、そこからおよそ120トンの水が漏れ出すという事故がありました。

しかもそのうち、最低でも80L(東電のとりあえずの発表値)が海へ流出したということなのです。
本日は、追加の情報をお伝えします。

【3/27 淡水化装置からのSrを含む水が海へ漏れた事故の続報】の続きを読む

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3/26、東京電力は「福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)濃縮水貯槽タンクエリアにおける漏水による放射性物質を含む水の海への流出について」という発表を行いました。

今日は本日のこの話について、現段階でわかる情報をお伝えします。


【【速報】3/26 またも汚染水循環システムから水漏れで海へ流出!】の続きを読む

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早いもので、私がこのブログを初めてもう1年が経過しました。今年の3/11以来、時々「1年前は何をしていたかな?」と振り返っています。3/20以降は、ブログに記録を残しだしたので、去年の今頃何に一番興味があったのかわかるようになりました。1年前の3/24は水道水の汚染がどうなっているのか、茨城県の各市町村のデータを一生懸命に集めてまとめていました。

4月に入って、2号機のトレンチから放射能汚染水が直接海に流出したことがわかりました。水道水やほうれん草の騒ぎが一段落したこともあり、その後私の興味は海洋汚染に向かいました。その時に痛切に感じたのが、いったい何トンの水が原子炉の冷却に使われて、その後残った水はどれだけの濃度で汚染されたのか、何もまとまった情報がないということでした。原子炉の冷却に使用した水がどうなるのか?ということについてマスメディアが記者会見などで追求していた様子はありませんでした。

今回の原発事故による海洋汚染を正確に把握するには、まず海に流出した汚染水の量を把握することが大事です。今でこそ各種のシミュレーションが出てきていますが、その当時は一切そのような情報はありませんでした。

そこで私は、海洋汚染による海水(最近は海底土も)や魚介類の汚染状況をチェックするとともに、放射能汚染水がいったいどれだけの濃度と量があるのか、という事にも注意を払って情報を収集してきました。それがこのブログには放射能汚染水について詳細な情報がある理由なのです。
おそらく放射能汚染水にこれだけこだわっていろいろな情報を載せているサイトはあまりないと思います。

今日は、今週初めに出ていたタービン建屋の溜まり水のデータが気になっていたため、久し振りに東京電力が発表している汚染水のデータをまとめようと思って始めました。解析をするにもまずはデータを整理しないといけないので、今回はどちらかというとデータへのリンク集という位置づけです。その当時の私の主なブログ記事へのリンクもつけてあります。

皆さんはおそらくこのデータから何が言えるのか、について興味があると思いますが、解析については今日は時間がないのでまた別の形で後日になると思います。(このリンク集を作るだけで5時間近くかかってしまいました。)続編をいずれ書くつもりで(1)としました。


【東京電力が発表してきた福島第一原発の汚染水情報のまとめ(1)】の続きを読む

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3/23、農水省は、福島県及びその周辺15都県を対象に作成した「農地土壌の放射性物質濃度分布図」を発表しました。

これは、8/30に発表した「農地土壌の放射性物質濃度分布図の作成について」をさらに詳細に進めたものになります。8/30の発表した時の情報は、「8/30 土壌調査の結果が文科省と農水省から発表されました!」にも紹介してあります。

今日は新しい「農地土壌の放射性物質濃度分布図」のご紹介です。


【農水省が発表した「農地土壌の放射性物質濃度分布図」について】の続きを読む

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すでにみなさんご存じの話だと思いますが、食品の放射性物質の新基準値が正式に決定し、食品衛生法の省令および告示も3/15に官報に公布されました。これにより、この4月から100Bq/kgという新基準値が正式にスタートすることになります。

内容としては、「12/22 放射性物質の新基準値が厚労省の部会で了承されました!」ですでにお伝えしている内容からあまり大きくは変わっていませんが、経緯をしっかりと残しておくためにもまとめておきます。

【4月からの食品の新しい基準値が正式に省令、告示として公布されました】の続きを読む

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福島原発事故独立検証委員会(以下「民間事故調」)の調査・検証報告書(以下「調査報告書」)が3/11に発売されました。私もたまたまある本屋で残っていた現物を見て、とりあえず読んでみようと思い、購入しました。

民間事故調査委員会の報告書はなぜ有料?」や「民間事故調の報告書をめぐる騒ぎを通じて考えたWeb時代の情報発信の対価」にも書いたように、誰に対しての報告書なのか、その位置づけが曖昧な気がしていましたが、その話とこの報告書の中身の話は別に評価すべき、というのが私の考え方でした。ですから、有料だから買わないという事ではなく、読んでみて中身が素晴らしければそれはそれで評価すべき、という考え方で購入することにしました。

読んでみての感想として、非常によく調べてまとめてくれているという思いもあるのですが、一方で書籍としては一体化した報告書になっていなくて、単にそれぞれのパートを寄せ集めただけ、ということもわかって、非常に残念でした。

このレベルで「緊急出版」するならば、書籍としてはもっと時間をかけて体裁を整えてから出版してもらった方がよかったというのが正直な感想です。

民間事故調の報告書については3回も書いてしまいましたが、これで終わりにする予定です。


【民間事故調の報告書を読んで−もう少し体裁を整えてから出版した方がよかったのでは?】の続きを読む

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3.11では、停電・断水のため、一晩避難所で過ごしました。つくば市民として、震災後のニュースに触れながら感じたこと、考えたことを書いていきます。独自の視点でのわかりやすいまとめをしていきたいと思います。
放射能汚染水と海洋汚染、お米の放射能汚染、微生物などの話題を中心にまとめていきます。何か事件があれば速報性を重視した話題も取り上げる予定です。

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