TSOKDBA(@tsokdba)のブログへようこそ!
(TSOKDBAは読み方を考えずにつけた名前なので、発音する時は「つくば」と読んで下さい。つくば市に住んでいたこともあり、TSUKUBAをもじった名前です。)

2011年の東日本大震災後に始めたこのブログ、これから世の中が大きく変わっていく転換点になるかもしれないと思い、「3.11東日本大震災後の日本」というタイトルでブログを始めました。2011年は原発関係のニュースを中心にして毎日新しい情報を提供することを目指してデイリーで更新を行ってきました。そのおかげで、多くの皆さんに支えられてブログ開始11ヶ月で100万アクセスを達成することができました。

2012年以降は、原発関係の情報が落ち着いてきたため、ブログの更新頻度とトピックスを絞りました。福島原発の汚染水問題と、福島のお米の放射能の問題です。基本的にサイエンスブログを目指していますので、他にもテーマは手がけていますが、汚染水問題は今年も続けて見守って行くつもりです。

一方、福島県のお米の放射能の問題は、2011年から4年間、9月から12月にはほとんど毎日時間を割いてきましたが、今年は少し距離を置こうと思います。というのも、全量全袋検査を始めて3年目の2014年に初の基準値超えゼロを達成しました。30kgの玄米を1000万検体以上も測定して、その全てで基準値(100Bq/kg)超えゼロに押さえ込むことに成功したのです。そのあたりの経緯については

福島米の全量全袋検査、年内公表分でついに基準値超えゼロを達成!」 (2014年12/31)
をお読みください。

今年は、どれだけブログに時間を割けるかどうかわかりませんが、可能な範囲で更新していきたいと思いますので、時々覗きに来ていただけるとありがたいです。@tsokdbaでtwitterもやっていますので、ツイッターでフォローしていただければブログ更新のタイミングはわかると思います。なお、フォロー返しはほとんどしていませんので予めご了承下さい。


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8月25日、福島県漁連は東電が出した回答を受け入れ、サブドレン処理水の海洋放出を容認しました。これにより、汚染水処理が少し前進することになるはずです。現況を簡単にレビューしたいと思います。


【福島県漁連がサブドレン処理水の海洋放出を容認。今後の動きはどうなる?】の続きを読む

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福島原発事故後のお米の放射能については平成23年から4年間ずっと私はこのブログでおいかけて情報発信をしてきました。そして、4年目の昨年(平成26年=2014年)、年内に収穫されて全量全袋検査によって検査されたお米ははじめて基準値超えゼロを達成した、ということをお伝えしました(「福島米の全量全袋検査、年内公表分でついに基準値超えゼロを達成!」参照)。

そのため、今年はもうこれまでのような詳細な追跡は行わない予定です。ただ、時々情報をフォローして発信していきたいと思っています。


【福島県でも27年度の早場米の収穫始まる。今年は?】の続きを読む

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4/19になりますが、3/25に行われた第33回監視評価検討会での凍土壁をめぐる議論について「海側遮水壁を閉合すべきか、先に陸側の凍土遮水壁を閉合すべきか?をめぐる検討会での議論(1)」にその前提条件となる海側遮水壁の閉合問題についてまとめました。

続編となる(2)では、その後の凍土壁をめぐる議論を4/22に行われた第34回監視評価検討会にそってまとめようと思っていましたが、いろいろ事情があって3ヶ月近く経過してしまいました。
そのため、監視評価検討会も4/22の第34回のあと、5/22の第35回検討会、そして7/1の第36回検討会と3回も開催されました。

タイトルの「海側遮水壁を閉合すべきか、先に陸側の凍土遮水壁を閉合すべきか?をめぐる検討会での議論」としては、監視評価検討会の中では、海側遮水壁を先に閉合しその後で陸側の凍土遮水壁を閉合するのが基本シナリオである、という合意が公式に形成されました。これはエネ庁の新川室長(7月から総括調整官)も認めていることです。ただ、東電はあくまでも陸側の凍土遮水壁を早く閉合したいという意志がありありで、7/1の監視評価検討会においてもその旨の発言を行って更田委員から注意を受けています。

今回は監視評価検討会の3回分をレビューするような形で、この議論の流れを簡単にお伝えしたいと思います。試験凍結の状況の詳細については次回に回します。


【海側遮水壁を閉合すべきか、先に陸側の凍土遮水壁を閉合すべきか?をめぐる検討会での議論(2)  】の続きを読む

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このブログの読者の皆様へ。
諸般の事情により、しばらく間が空いておりますが、そのうちに必ず続きを書きますので気長にお待ちください。
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少し遅くなりましたが、3/25に行われた第33回監視評価検討会における議論の中で、今後の一番の課題である凍土遮水壁をいつ運用開始するべきか、という議論が行われていますので、これから2回にわけてまとめます。

なんとか次回の検討会(4/22(水))前までに、という目標に間に合わせるため、今回は(1)としてその前提となる海側遮水壁の閉合問題をまとめます。検討会での具体的な議論については(2)で書きたいと思います((2)は来週になるかもしれません)。でも、実は多くの人に知ってもらいたいのは今回の(1)の海側遮水壁の現状についてなのです。


【海側遮水壁を閉合すべきか、先に陸側の凍土遮水壁を閉合すべきか?をめぐる検討会での議論(1)】の続きを読む

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3/25に行われました第33回特定原子力施設監視・評価検討会では、5時間にわたりいろいろな話題が議論されました。
非常に長いため、全ての情報をまだチェックできていませんが、2月に起こった排水路に関する問題(「「K排水路から汚染水が海洋流出」報道からわかる、排水路の港湾内への付け替えの意味」参照)から、K排水路の付け替えの議論が出てきていますので、各種排水路の情報をこの機会に整理しておこうと思います。
従って、今回は各種排水路の流路の情報を中心にまとめていますので、それぞれの事象については詳しくは解説しません。

【K排水路の港湾内への付け替えと各種排水路情報の整理】の続きを読む

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2/27の情報ですが、農水省から「27年産以降の米の作付等に関する方針」が発表されていました。今回はそれについて簡単にまとめておきます。なお、それ以外のお米に関する情報は農水省HPならばここに出ています。


【農水省 27年度の「米の作付等に関する方針」を発表(2/27)】の続きを読む

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2/24、東京電力は2号機原子炉建屋の大物搬入口の屋上にたまっていた比較的高濃度の放射性物質を含む水(汚染水)が近くの排水路を通じて海に流出していた事を発表しました。東電はこの事実を昨年4月から知りながら10ヶ月間も公表しなかったそうです。

この問題は各メディアで大きく報道されました(毎日読売日経朝日NHKなど)。2/25に行われた福島県漁連組合長会議でも「信頼関係が失われた」などと厳しい指摘が相次いだそうです。福島原発事故から4年経ち、汚染水漏れがあってもあまり報道されなくなった中で今回は比較的大きく報道されたように思います。直前にあった港湾内への流出事故の影響もあるかもしれません。

今回は、この報道から見えてくるマスメディアの不思議な報道ルールについて考えてみたいと思います。

【「K排水路から汚染水が海洋流出」報道からわかる、排水路の港湾内への付け替えの意味】の続きを読む

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昨日書いた、「側溝放射線モニタの異常値計測、おそらくどこかから汚染水もれ(現在は収束へ)」の続報になります。残念ながらまだ原因についてはまだ調査中ということで報告がありませんでした。昨日とダブる部分もありますがいくつか補足の情報がありますのでご紹介します。また、昨日はご紹介できなかったいろいろな情報もお伝えしたいと思います。


【側溝放射線モニタの異常値についての続報 東電記者会見(2/23)での情報】の続きを読む

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久し振りに福島原発の汚染水の話です。
本日(2/22)、東京電力は構内に設けた排水路で、通常の100倍近い濃度の全βが観測された、という事を発表しました。本日は日曜日で記者会見がないためまだ詳細な資料がありません。速報としてわかっている情報だけお伝えします。


【側溝放射線モニタの異常値計測、おそらくどこかから汚染水もれ(現在は収束へ)】の続きを読む

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(TSOKDBAは読み方を考えずにつけた名前なので、発音する時は「つくば」と読んで下さい。つくば市に住んでいたこともあり、TSUKUBAをもじった名前です。)

今年の福島米の全量全袋検査も12月に入り終盤へ。3年目にして初の基準値超えゼロを達成しそうです。
福島米の全袋検査、3年目で初めて基準値超えゼロを達成しそうです!」(12/7)

2014年の全袋検査の基本情報については、まずはこちらをお読みください。
福島県で平成26年産米の全袋検査始まる!今年のポイントは?」(8/30)

このブログには、2本のメイントピックスがあります。福島第一原発の汚染水と、福島県の米の放射能についてです。この二つに興味のある方はぜひ定期的にお立ち寄りください。

このブログの特徴として、紹介する情報元へのリンクをほとんど全てつけています。従って、オリジナルの情報を確認したい方はリンク先の情報を確認することをお勧めします。あるトピックスに対する有用なリンク集として使っていただくことも可能です。


2011年の東日本大震災後に始めたこのブログ、これから世の中が大きく変わっていく転換点になるかもしれないと思い、「3.11東日本大震災後の日本」というタイトルでブログを始めました。2011年は原発関係のニュースを中心にして毎日新しい情報を提供することを目指してデイリーで更新を行ってきました。そのおかげで、多くの皆さんに支えられてブログ開始11ヶ月で100万アクセスを達成することができました。

2012年以降は、原発関係の情報が落ち着いてきたため、ブログの更新頻度とトピックスを絞りました。福島原発の汚染水問題と、福島のお米の放射能の問題です。基本的にサイエンスブログを目指していますので、他にもテーマは手がけていますが、この二つは今年も続けて見守って行くつもりです。


1.福島第一原発の汚染水

この2ヶ月ほど、汚染水の情報をうまくフォローできていなくてごめんなさい。年末にまとめたいと思います。

最新のトピックスはこちら。この2つはぜひお読みください。

海水配管トレンチの止水、方針確定せず。9月中旬に再度判断へ。
福島第一原発の汚染水を減らすために2013年に採用された陸側遮水壁である凍土壁。その建設も建屋の山側だけ認められましたが、建屋の海側の建設を始めるにはトレンチにたまっている汚染水を除去しないといけません。しかしそれが今年の4月以降、全く予定通りに進行していません。規制委員会の監視評価検討会での議論をずっとフォローしている記事です。

東電はサブドレン浄化後の地下水を港湾内に排出する方針を明言!漁協はどう対応するか?
地下水バイパスの水に続き、東電はサブドレンの汲み上げた水を浄化装置で処理したあと海に排出する方針です。しかしながらこれは地下水ではなく明らかに汚染水なので、これを認めるといずれはALPSで処理した汚染水も海に流すことにつながると、漁連の反発は必至です。一連の動きをフォローし続けています。



福島原発事故から3年以上経ちますがいまだに解決の兆しがない汚染水問題。これを理解するためには、やはり汚染水問題のスタート地点とも言える2011年4月の2号機スクリーンからの海洋漏洩事故を理解しておくことが必要です。

そのため、このブログでは当時の情報を徹底的に調査してこの漏洩事故が何故起こったのか、その謎を解明することを目指しています。昨年秋に東京電力の事故当時のTV会議動画の書きおこしを入手したので、それを元にこれまでの検証結果を見直す作業を続けています。

ここでまとめたものは、2012年春にシリーズとして途中まで書いた「福島第一原発2号機の謎に迫る(仮題) 目次」や「2号機からの海洋漏洩の真実は?2年前の漏洩事故を再検証 目次」と合わせて、情報をアップデートしながら今年中に一区切りつけたいと考えています。

2011年4月の汚染水海洋漏洩事故時に行われた「ビーバー作戦」を再現します 目次

11/10公開 「「2号機からの海洋漏洩の真実は?2年前の漏洩事故を再検証」 再開予告

11/23公開 「2011年4月のビーバー作戦を再現します その1(2011年4月2日前半)

11/30公開 「2011年4月のビーバー作戦を再現します その2(2011年4月2日後半)

12/8公開 「2011年4月のビーバー作戦を再現します その3(2011年4月3日)

12/23公開 「2011年4月のビーバー作戦を再現します その4(2011年4月4日)

1/3公開 「2011年4月のビーバー作戦を再現します その5(2011年4月5日前半)

1/11公開 「2011年4月のビーバー作戦を再現します その6(2011年4月5日後半)

1/19公開 「2011年4月のビーバー作戦を再現します その7(2011年4月6日後半)

2/2公開 「2011年4月のビーバー作戦を再現します その8(新たな情報を元に始める謎解き1)

2/9公開 「2011年4月のビーバー作戦を再現します その9(新たな情報を元に始める謎解き2)

2/23公開 2011年4月のビーバー作戦を再現します その10(トレンチのどこから漏れたのかを推論)

3/23公開 2011年4月のビーバー作戦を再現します その11(最後のまとめ)

その他、汚染水情報へのリンク集はこちら。
東京電力が発表してきた福島第一原発の汚染水情報のまとめ(3)

2013年以降は政府主体の会議が増えたため、その会議体の情報を中心にリンク集を作りました。
福島第一原発の汚染水情報まとめ(4)&リンク集


2.福島県の米の放射能

2014年の全袋検査が始まりました。まずはこちらをお読みください。
福島県で平成26年産米の全袋検査始まる!今年のポイントは?」(8/30)

最新の話題はこちら。2013年の福島第一原発での瓦礫撤去と南相馬市での基準値超えの関係に迫ります。
25年産米の放射性セシウム:南相馬市旧太田村の基準値超えの真の理由は?」(7/16)

2014年度もお米の放射能の問題は追い続ける予定です。その他の記事はこちら。
3/9公開:「農水省の発表した26年産米の作付制限等の対象地域

4/6公開:「26年度の福島県のお米の作付計画について


@tsokdbaでtwitterもやっています。ツイッターでもいろいろと情報を発信するようにしています。なお、フォロー返しはほとんどしていませんので予めご了承下さい。

今までどんなブログ記事がツイッターで人気だったかは、このtweetbuzzのページ、またはTopHatenarのページでご覧下さい。
 

【2014年TSOKDBAのブログへようこそ 】の続きを読む

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今年も残すところあとわずかとなってしまいました。今年の話題は今年のうちに、ということで、最後の駆け込みでまとめます。
10月に「トレンチの凍結による止水は断念して結局充填剤で埋めることに。第27回監視評価検討会での議論」を書いてからすっかり間が空いてしまいました。その間に規制委員会の監視評価検討会も3回も開催され、状況は少しずつ変化しています。

今回は、毎回の細かい情報をまとめるのはやめて、概略をお伝えするとともに、監視評価検討会においても問題となった、凍結止水工法というのが意味があったのか、ということについても少し考えてみたいと思います。


【トレンチの凍結止水とは結局何だったのか?-今年の監視評価検討会を振り返って-】の続きを読む

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前回12/7に「福島米の全袋検査、3年目で初めて基準値超えゼロを達成しそうです!」で書いてから状況は大きく変わっていませんが、今年最後の更新が今朝行われましたので、年内に公表された10,745,103検体については基準値超えゼロを達成したことが確定しました。今回は平成26年産米について最後のまとめとしたいと思います。


【福島米の全量全袋検査、年内公表分でついに基準値超えゼロを達成!】の続きを読む

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ずいぶん間が空いてしまいました。今は本業が忙しいのでなかなか時間がとれず、毎朝のツイートが精一杯です。汚染水の話はちょっとたまってしまっていますが、今回はお米の話です。

さて、福島県産米の全袋検査は、2012年に始まって以来3年目ですが、今年の検査も1030万検体を超え、大詰めを迎えています。最後の秒読み段階にある現況についてまとめます。


【福島米の全袋検査、3年目で初めて基準値超えゼロを達成しそうです!】の続きを読む

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おそらくこの記事にたどり着いた多くの方は、福島のお米の放射能について興味のある方だと思います。ですが、全量全袋検査が始まってもう3年目なのに、私が毎朝行っている朝のツイートがRTされたものを見て、「サンプリング検査では意味がない」とレスポンスしてきた人がいます。

福島県が平成24年から行っているのは、サンプリング検査ではなく全ての米袋を測定する全袋検査なのですが、この例をみてもおわかりのように、福島県においては原発事故の翌年から全袋検査を行っている事をいまだにご存じでない方もいると思います。

そのため、これまで何度も書いてきていることと重複しますが、福島県で平成24年(2012年)から行われている全袋検査の話を簡単に説明して、3年目になった今年の全袋検査の現況(10月末まで)についてまとめます。


【26年産福島米の全量全袋検査、10月までの現況のまとめ】の続きを読む

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温泉水関連でトレンチの凍結以外の話題を書くのは久し振りになります。
今回は原子炉建屋の山側にあるサブドレンで初めて検出された高濃度のセシウム(トリチウムではありません)についてです。


【初めて観測された山側サブドレンでの高濃度セシウム その原因は?】の続きを読む

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8月に書いた「海水配管トレンチの止水、方針確定せず。9月中旬に再度判断へ。」の続きです。8月時点では9月に開催するとされていた第27回監視評価検討会が10月3日に開催されましたのでその時の様子をまとめます。


【トレンチの凍結による止水は断念して結局充填剤で埋めることに。第27回監視評価検討会での議論】の続きを読む

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諸般の事情により書きかけで中断してしまったためにかなり間が空いてしまいましたが、7月16日に書いた「25年産米の放射性セシウム:南相馬市旧太田村の基準値超えの真の理由は?」の続編です。

8/25に農水省がHP上に「福島県南相馬市の25年産米の基準値超過の発生要因調査について」というページを作って一連の情報を公開しました。今回初めてわかった情報もあるため、前回の「25年産米の放射性セシウム:南相馬市旧太田村の基準値超えの真の理由は?」の補足をしたいと思います。結論としては前回と同じで、可能性として仮説は立てられるものの、何が本当の原因かを言い切るには現状ではデータ不足だと思います。

折しも、9/26には南相馬市でも平成26年産米の測定が始まり、119点が測定されて全て測定下限値未満でした。今年は南相馬市のお米はどうなるのか、今後も見守って行きたいと思います。


【昨年の南相馬市旧太田村の基準値超えの原因、農水省が8月に公表した資料から読み取れること】の続きを読む

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朝日新聞は9/11、政府事故調のヒアリング記録が公開されるのに合わせて社長の記者会見を開き、2014年5月20日に朝日新聞が報道したいわゆる「吉田調書」についての「命令違反での撤退」というスクープ記事を誤りだったとして取り消しました。

このスクープ記事の問題点についてはすでに多くの報道がなされていますが、このスクープがあったからこそ産経新聞などが反論を書き、そのために非公開とされていた政府事故調のヒアリング記録の多くが公開されることになりました。その点だけは評価すべきと思います。

せっかくヒアリング記録が公開されたので、それを読んで朝日新聞の記事(紙面はよんでいないのでWeb記事や特設サイト)との違いを確認してみたいと思います。


【公開された「吉田調書」には何が書いてあったのか?】の続きを読む

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デング熱といえば、日本においては海外に旅行した人が持ち帰るいわゆる輸入感染症の代表例でしたが、2014年8月27日に約70年ぶりに国内での感染が確認されました。その後も9月になってからも感染者数は増え続け、9月5日現在で66名となっています。幸いなことに重症化した重症型デング(デング出血熱)になった人はいないようですが、この病原ウイルスを媒介する蚊がいると確認された代々木公園以外で蚊にさされた人も見つかるなど、実はひそかに都内で広がっていた可能性もあります。

自分自身の知識の確認のために調べたことを忘れないうちにまとめます。内容にはできるだけ正確を期していますが、もし間違い等あればご指摘ください。



【デング熱の約70年ぶりの国内感染をめぐる1週間の動きについて】の続きを読む

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すでに毎朝のツイートではお伝えしていますが、今年も福島県での玄米の放射性物質(セシウム)に対する全袋検査が始まりました。その結果はふくしまの恵み安全対策協議会のHPに掲載され、毎朝更新されています。

全量全袋検査も今年で3年目になります。初めて福島県の全袋検査について知った人のために、2011年から今までの流れと今年のポイントを解説します。


【福島県で平成26年産米の全袋検査始まる!今年のポイントは?】の続きを読む

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前回、「海水配管トレンチとタービン建屋の縁切りは計画からもうすぐ1年 現状は?」で第25回検討会の話をまとめましたが、その時にお盆明けにもう一度、と言っていた第26回検討会が8/19に行われました。

東京電力は止水のためのステップ2として間詰め材の充填を行いたいと提案しましたが、それでいいという決定はでず、間詰め材の準備をしながら躯体外側の凍結管設置や追加パッカーの設置検討も行い、間詰め材の充填準備が完了するであろう9月中旬頃に再度この監視評価検討会を開催してそこで判断するということになりました。

第26回検討会の内容をまとめます。


【海水配管トレンチの止水、方針確定せず。9月中旬に再度判断へ。】の続きを読む

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8/10に「サブドレンと浄化設備の計画が認可。浄化したあとの処理は?」を書きましたが、さっそく動きがありました。8/11に東京電力は「サブドレン等移送設備」の建設を原子力規制委員会に申請しました。

前回の「サブドレンと浄化設備の計画が認可。浄化したあとの処理は?」に書いた内容の若干の修正を含めて8/11の東電記者会見の情報を中心にまとめます。前回の記事とぜひ合わせてお読みください。


【東電はサブドレン浄化後の地下水を港湾内に排出する方針を明言!漁協はどう対応するか?】の続きを読む

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8/7の東京電力の記者会見において、サブドレンおよび浄化設備の設置を含めた実施計画の変更が規制委員会から認可された事が報告されました。ただし、今回8/7に認可された計画はサブドレンで汲み上げた地下水を浄化設備で浄化してタンクにためるところまでです。その後の浄化した水の処理については今回の認可された計画には入っていません。

しかしながら、当然のこととして気になるのが浄化後の水をどうするのか?ということです。震災前は1日850トンを汲み上げていたのですから、今後どれだけのペースで汲み上げるかわかりませんが、サンプルタンクが8000トンしかありませんので、貯めておくには多すぎる量です。では浄化後に海に流すのか?

東電は、8/7には相馬双葉漁協に、8/8にはいわき市漁協に対して説明をしたということですので、その反応がどうだったのか、そして今後の東電の方針は、といったところを(来週にならないとわからないところもありますが)まとめます。

8/11追記:予想通り東電は本日移送設備の建設を規制委員会に申請しました。
「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請について
海洋汚染をより確実に防止するための取り組み

また、下記の資料はこの記事で書いた内容とほぼ同じものです。
福島第一原子力発電所サブドレン他水処理施設の浄化性能確認試験の開始について
(8/11追記ここまで)

(8/13追記)
この続編を書きましたのでぜひそちらもお読みください。
東電はサブドレン浄化後の地下水を港湾内に排出する方針を明言!漁協はどう対応するか?
(8/13追記ここまで)

【サブドレンと浄化設備の計画が認可。浄化したあとの処理は?】の続きを読む

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前回、「2ヶ月経っても凍らない海水配管トレンチ 凍土壁は本当に大丈夫か?」で第24回監視評価検討会の話を書きました。「ガチンガチンに凍らせるべき、その方法を次回までに考えてきて下さい。」という宿題に対して、東電が今回出した答は、氷とドライアイスを入れて凍らせてみます、という回答でした。

今回は7/23に行われた第25回監視評価検討会の話を簡単にまとめます。


【海水配管トレンチとタービン建屋の縁切りは計画からもうすぐ1年 現状は?】の続きを読む

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東京電力は7/17の記者会見において、C排水路の付け替え作業を7/14に実施したことを発表しました。

これは、C排水路と呼ばれていた排水路が海に直接流れ出す構造になっており、2013年8月のH4タンクエリアからの300トンの汚染水漏洩においても、この排水路を通じて汚染水が海に流れ出した可能性があったため、今後同様のタンクからの汚染水流出があったとしてもそれが海に流出しないようにするために根本的な対策として求められていたことの一つです。
同時に、側溝放射線モニタを設置し、排水路の水を常時モニタリングできるようにしました。

今回はこの話を簡単にまとめます。


【福島第一原発 やっと行われたC排水路の付け替えと側溝放射線モニタの設置】の続きを読む

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7/14、朝日の記事に昨年8月の福島第一原発3号機での撤去作業と旧太田村のお米の汚染の関連を示唆する話が出て、14日は一日その話題で持ちきりでした。そこで、あらためて昨年の南相馬市旧太田村のお米の基準値超えについて考えてみたいと思います。

3月上旬に農水省のHPに「放射性セシウム濃度の高い米が発生する要因とその対策について ~要因解析調査と試験栽培等の結果の取りまとめ~(概要第2版)」という資料が公開されました。これは、昨年(2013年)春に出た「~要因解析調査と試験栽培等の結果のとりまとめ~(概要)」をアップデートしたものです。

その中で、一部ですが25年度米の放射性物質検査の結果や基準値超えの要因解析について触れられています。今回はそれについて少し解説し、今週の新しい情報も踏まえて真相がどうだったのかを考えてみたいと思います。

(8/25追記:農水省のHPに詳細な資料が公表されました。)
福島県南相馬市の25年産米の基準値超過の発生要因調査について
今回初めて公表された資料もあるようなので、内容を確認して必要があれば続編を書く予定です。
(追記ここまで)

【25年産米の放射性セシウム:南相馬市旧太田村の基準値超えの真の理由は?】の続きを読む

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7/7に行われた規制庁の第24回監視評価検討会では、メインの議題は海水配管トレンチの凍結の問題でした。タービン建屋とトレンチの「縁切り」のため、昨年から計画してきて今年の4月に凍結を開始したのですが、2ヶ月経ってもまだ凍らないのです。

そのため、今後実施する凍土壁も本当に凍るのか?という疑問符がつきました。今回は検討会の議題の中でこの問題を取り上げてご紹介します。


【2ヶ月経っても凍らない海水配管トレンチ 凍土壁は本当に大丈夫か?】の続きを読む

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NHKオンラインのHPはよく見ているのですが、久し振りにふだんあまり見ないところを見ていたら、「40年後の未来へ 福島第一原発の今」というページがあることに気がつきました。

よく見ると、過去のNHKで紹介した福島第一原発事故関係のニュースが(動画はなく文字だけですが)2011年3月からアーカイブの形で残されており、通常1週間もすると消えてしまうニュースがここにはずっと残されていることのありがたさに気がつきました。

一方で東電が発表した海水モニタリングのデータも記載されており、それを見た瞬間に「ひょっとして?」と思いました。よく調べたら「やっぱりここのサイトも間違っている」ということがわかりました。NHKには知り合いもいないわけではないので、こっそり指摘してあげるという方法もあるのですが、ちゃんと情報を確認していればこんな基本的な間違いをするはずはありません。東電が誤解させやすい情報開示をしていることがそもそもの問題なのですが、NHKがこの程度の不勉強では困ると思い、あえてブログの形で指摘させていただきます。良いサイトなのですから、間違った図は修正し、今後は情報を正しく伝えて欲しいと思います。


【NHKの「40年後の未来へ 福島第一原発の今」もひっかかった「南放水口付近」のワナ】の続きを読む

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Author:TSOKDBA
twitterは@tsokdbaです。
3.11では、停電・断水のため、一晩避難所で過ごし、震災後の情報収集をきっかけにブログを始めました。
これまで約4年間、原発事故関係のニュースを中心に独自の視点で発信してきました。その中でわかったことは情報の受け手も出し手も意識改革が必要だということです。従って、このブログの大きなテーマは情報の扱い方です。原発事故は一つのツールに過ぎません。

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