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さきほど、茨城県の学校などの放射線データの測定状況(「5/29 茨城県における学校などの放射線測定状況のまとめ(リンク付き!)」参照)を各市町村のHPからまとめましたが、実はその際に水道の放射線データの測定状況についても確認しました。

茨城県のHPには、「5/24 霞ヶ浦の水道水はなぜか放射性ヨウ素が微量検出される!」でまとめたように、茨城県が関係自治体と協力しながら県が主体となって測定し、発表している水道のデータがあります。

茨城県HP
http://www.pref.ibaraki.jp/20110311eq/index12.html

実は、それとは別に、独自に測定している市町村もあるため、それについてまとめました。茨城県のHPにあるデータは、水源を考慮したモニタリングになっていて、同じ水源の場合は代表する市町村だけを測定しているため、自分の市町村のデータがない、と思われる方もいると思います。その方はご自分の市町村のHPを見れば詳細にデータが測定されている場合もあります。それをここではご紹介します。



【5/29 茨城県の水道水-全市町村の測定状況のまとめとリンク!】の続きを読む

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久しぶりに茨城県の水道水の話です。

連休前に「5/2 茨城県つくば市近辺の水道のデータその23」を書いてから、もう3週間が経ってしまいました。茨城県のHPはチェックしているのですが、特に大きな問題がないので、報告してきませんでした。しかし、一度まとめておく必要があると思い、今日は久しぶりにまとめます。

茨城県HP
http://www.pref.ibaraki.jp/20110311eq/index12.html

やっとこういうものに取り組む余裕が出てきました。


【5/24 霞ヶ浦の水道水はなぜか放射性ヨウ素が微量検出される!】の続きを読む

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水道中の放射性物質について、茨城県のHPが更新されています。

4/27分(27日HPで公開)
http://www.pref.ibaraki.jp/20110311eq/pdf/0424.pdf
4/28分(28日HPで公開)
http://www.pref.ibaraki.jp/20110311eq/pdf/0426.pdf
4/29分(29日HPで公開)
http://www.pref.ibaraki.jp/20110311eq/pdf/0430.pdf


【5/2 茨城県つくば市近辺の水道のデータその23】の続きを読む

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水道の放射性物質について、茨城県のHPが更新されています。少しさぼってしまいました。

4/22分(22日HPで公開)
http://www.pref.ibaraki.jp/20110311eq/pdf/0408.pdf
4/25分(25日HPで公開)
http://www.pref.ibaraki.jp/20110311eq/pdf/0419.pdf
4/26分(26日HPで公開)
http://www.pref.ibaraki.jp/20110311eq/pdf/0421.pdf


【4/27 茨城県つくば市近辺の水道のデータその22】の続きを読む

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茨城県のHPに水道水の定点モニタリングのデータ(4/21)が発表されました。


4/20分(20日HPで公開)
http://www.pref.ibaraki.jp/20110311eq/pdf/0403.pdf
4/21分(21日HPで公開)
http://www.pref.ibaraki.jp/20110311eq/pdf/0406.pdf
本日分はまだなので次回に追加します。

【4/22 茨城県つくば市近辺の水道のデータその21】の続きを読む

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茨城県のHPに水道水の定点モニタリングのデータ(4/19)が発表されました。

4/15分(先週HPで公開)
http://www.pref.ibaraki.jp/20110311eq/pdf/0388.pdf
4/18分(昨日HPで公開)
http://www.pref.ibaraki.jp/20110311eq/pdf/0396.pdf
4/19分
http://www.pref.ibaraki.jp/20110311eq/pdf/0399.pdf

【4/19 茨城県つくば市近辺の水道のデータその20】の続きを読む

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ブログのアクセス解析をしてみると、いまだにカスミの水(純水21)について気になって調べていて私のブログにやってくる方がいるようなので、今日は下記の記事(3/24、3/25)の続編を書かせていただきます。
3/24 浄水場や水道からの放射線検出相次ぐ!

【4/15 茨城県つくば市近辺の水道のデータその19:カスミの浄水器】の続きを読む

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茨城県のHPに水道水の定点モニタリングのデータ(4/14)が発表されました。

4/13分(昨日HPで公開)
http://www.pref.ibaraki.jp/20110311eq/pdf/0376.pdf
4/14分
http://www.pref.ibaraki.jp/20110311eq/pdf/0382.pdf


【4/14 茨城県つくば市近辺の水道のデータその18】の続きを読む

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茨城県のHPに水道水の定点モニタリングのデータ(4/12)が発表されました。

4/11分(昨日HPで公開)
http://www.pref.ibaraki.jp/20110311eq/pdf/0352.pdf
4/12分
http://www.pref.ibaraki.jp/20110311eq/pdf/0358.pdf

【4/12 茨城県つくば市近辺の水道のデータその17】の続きを読む

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茨城県のHPに水道水の定点モニタリングのデータ(4/10)が発表されました。

4/9分(昨日HPで公開)
http://www.pref.ibaraki.jp/20110311eq/pdf/0338.pdf
4/10分
http://www.pref.ibaraki.jp/20110311eq/pdf/0345.pdf

【4/10 茨城県つくば市近辺の水道のデータその16】の続きを読む

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茨城県のHPに水道水の定点モニタリングのデータ(4/8)が発表されました。
4/7分(昨日紹介し忘れ)
http://www.pref.ibaraki.jp/20110311eq/pdf/0322.pdf
4/8分
http://www.pref.ibaraki.jp/20110311eq/pdf/0329.pdf


【4/8 茨城県つくば市近辺の水道のデータその15】の続きを読む

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茨城県のHPに水道水の定点モニタリングのデータ(4/6)が発表されました。
http://www.pref.ibaraki.jp/20110311eq/pdf/0311.pdf


【4/6 茨城県つくば市近辺の水道のデータその14】の続きを読む

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茨城県のHPに水道水の定点モニタリングのデータが発表されました。
http://www.pref.ibaraki.jp/20110311eq/pdf/0307.pdf


【4/5 茨城県つくば市近辺の水道のデータその13】の続きを読む

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茨城県のHPに水道水の定点モニタリングのデータが発表されました。
http://www.pref.ibaraki.jp/20110311eq/pdf/0296.pdf


【4/4 茨城県つくば市近辺の水道のデータその12】の続きを読む

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茨城県のHPが更新されました。(このブログも基本的に毎日最新のデータに更新していますので、最新の日付のブログを参照してください。)
ただし、各地の水道のデータも落ち着いてきたので、今後の更新はどうするか考えます。

http://www.pref.ibaraki.jp/20110311eq/pdf/0292.pdf


【4/3 茨城県つくば市近辺の水道のデータその11】の続きを読む

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茨城県のHPが更新されました。(このブログも基本的に毎日最新のデータに更新していますので、最新の日付のブログを参照してください。)

【4/2 茨城県つくば市近辺の水道のデータその10】の続きを読む

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4/1の茨城県のHPが更新されました。

http://www.pref.ibaraki.jp/20110311eq/pdf/0277.pdf
4月1日データ

少し見にくくなったかもしれませんが、更新されるデータ量が減ったので、放射性セシウムのデータも記載することにしました。下線は本日(4/1)の更新データです。

3月29日から発表されている、水源を考慮した定点モニタリングのデータです。(水戸市以外は隔日測定)

市町村(水源)     日付 ヨウ素/セシウム 日付 ヨウ素/セシウム

水戸市(那珂川)    1日  14.5/1.32    31日 17.4/1.01    30日 14.0/3.67
土浦市(霞ヶ浦(西浦))測定なし          31日 13.4/1.05  
鹿島市(北浦)     1日  19.1/1.02    測定なし          30日 23.6/1.88
守谷市(利根川)    測定なし          31日 5.9/不検出  
桜川市(霞ヶ浦(西浦))1日  9.2/1.06    測定なし         30日 11. 6/1.01

ついでに、先ほども記載しましたが、つくば市の独自測定データです。

http://www.city.tsukuba.ibaraki.jp/260/655/008393.html

採取場所    採取日  検査機関         放射性ヨウ素   放射性セシウム
中央配水場 3月20日 茨城県環境放射線監視センター 4.9     1.88
つくば市役所 3月24日 茨城県環境放射線監視センター 8.3    不検出
つくば市役所 3月28日 民間検査機関           8.2      不検出
上ノ室浄水場 3月28日 民間検査機関          不検出     不検出


水曜日に茨城県は雨が降りましたが、その影響はほとんどないようです。
他の市町村でも定期的にデータを測定しているところがあれば、コメントなどで教えてください。フォローします。

本日は、茨城県のHPで最新の水道水中の放射線データがまだ(22時30分)更新されません。
代わりに、つくば市のデータが発表されていますので、そちらをお知らせします。

http://www.city.tsukuba.ibaraki.jp/260/655/008393.html

採取場所    採取日  検査機関         放射性ヨウ素   放射性セシウム
中央配水場 3月20日 茨城県環境放射線監視センター 4.9     1.88
つくば市役所 3月24日 茨城県環境放射線監視センター 8.3    不検出
つくば市役所 3月28日 民間検査機関           8.2      不検出
上ノ室浄水場 3月28日 民間検査機関          不検出     不検出


上の二つは茨城県が公表しているデータですが、下の二つ(赤字)はつくば市が独自に行ってくれたデータのようです。
「検査は随時継続的に行い」ということなので、今後も行ってくれるようです。ありがとうございます。


本日の茨城県のHPに、ほうれん草、パセリ、原乳から検出した放射線物質のデータが公開されています。
http://www.pref.ibaraki.jp/20110311eq/pdf/0266_2.pdf

20日前後に測定して、基準値を超えるデータが出た市町村の野菜や原乳を30日に再度測定して比較してくれています。こうやって、同じ場所の経時的変化を追ってくれるとわかりやすいです。

放射能濃度(Bq/kg) 上段:放射性ヨウ素 下段:放射性セシウム(赤字は基準値を超えたもの)
基準値:放射性ヨウ素:2000、放射性セシウム:500

市町村  品目        日付 Bq/kg 日付 Bq/kg
高萩市  露地 ホウレンソウ 3/18 15,020 3/30 6,300
                   3/18   524 3/30  756
日立市  露地 ホウレンソウ 3/18 54,100 3/30 8,300
                   3/18  1,931 3/30  799
常陸太田市 露地 ホウレンソウ 3/18  8,830 3/30 2,700
                   3/18  374 3/30  176
守谷市 露地 ホウレンソウ 3/18  2,100 3/30 1,500
                   3/18  121 3/30  524
高萩市 ハウスホウレンソウ 3/19 11,000 3/30 4,600
                   3/19  586 3/30  486
茨城町 ハウスホウレンソウ 3/20  4,100 3/30 2,900
                   3/20  96 3/30  691
鉾田市  ハウスホウレンソウ 3/19  1,900 3/30 2,600
                   3/19  71 3/30  111
つくば市 ハウスホウレンソウ 3/20  2,300 3/30  830
                   3/20  205 3/30  69

ニュースでも、8カ所のうち7カ所で基準値以上の放射線物質検出と言っていました。前回測定の18-20日から30日まで、10日以上経っています。ヨウ素131の半減期は8日ですから、ヨウ素131がそのまま残っていたとしても、半分以下になっていることが予想されます。実態としては、前回出なかったのに今回高めに出た鉾田市を除き、ほとんどのところで半分以下、あるいは1/3程度にまで低下しています。データとしては、ばらつきを考慮すると、半減期をそのまま反映していると解釈しているのが妥当だと思われます。別の見方をすると、21日から雨が降ったが、その影響はあまりないと言うことだと思います。

パセリのデータです。
鉾田市  ハウスパセリ    3/21  12,000 3/30 7,300
                  3/21  2,110  3/30  903
鉾田市  ハウスパセリ    3/21  3,500 3/30 1,700
                  3/21  765  3/30  151
行方市  ハウスパセリ    3/21  2,000 3/30  770
                  3/21  552  3/30  193

これもホウレンソウと同様の動きをしています。


半減期も考慮すると、10日後にもう一度測定すれば、かなり高い地域を除いて、ホウレンソウもパセリもほとんどの市町村で基準値以下に落ち着くと思われます。

原乳については、データは転記しませんが、どこも基準値以下でした。牛乳を生産している農家は一安心ですね。
常陸太田市、笠間市、稲敷市、河内町、常総市





昨日の話になってしまいますが、牛久市は24日に一時的に100Bq/kgを超えたのにそのデータを公表せず、一日待って下がったのを確認してから下がったデータを公表していたことがわかりました。
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000001103300002

現在の牛久市のHPから引用します。

http://www.city.ushiku.ibaraki.jp/em2.htm
62.2ベクレル ( 3月23日現在 )
91.7ベクレル ( 3月25日19時58分現在 牛久配水場 )
76.2ベクレル ( 3月26日19時41分現在 牛久配水場 )
11.7ベクレル ( 3月27日現在 牛久配水場 結果到着3月30日16時20分)
不  検  出  ( 3月28日現在 牛久配水場 結果到着3月31日10時)
12.4ベクレル ( 3月29日16時49分現在 牛久配水場 )
10.1ベクレル ( 3月30日17時40分現在 牛久配水場 )
7.9ベクレル ( 3月31日18時00分現在 牛久配水場 )

3月24日牛久配水場で採取した水道水から一時的に124.9ベクレル/㎏(25日15:58現在情報)の放射性ヨウ素が測定されましたが、25日の19時58分には91.7ベクレル/㎏と暫定規制値内に下がりました

発表データから、暫定基準値を超えたデータを意図的に除いているというのは問題だと思います。東京電力や政府の発表が何かを隠しているのではないか?とみんなが疑っているときに、このようなことをする牛久市の姿勢が疑われます。それほど大きな問題ではないのですから、隠さずに発表して欲しいです。

朝日の記事では『同市では「24日分のすぐ後に、25日分が午後8時ごろに分かったことから、その数字を公表した」という。』と書いてありますが、広報の仕方さえしっかりすれば、24日と25日のデータを公表することで全く問題ないはずです。


また、千葉県も同様のことを行っています。こちらも情報が古くて申し訳ありません。
http://www.pref.chiba.lg.jp/suidou/souki/0311dannsui-51.html
北千葉広域水道企業団のホームページ
http://www.kitachiba-water.or.jp/info/index.html

『昨日、八千代市上下水道局から、以下のとおり企業団が送水している八千代市睦浄水場受水地点における放射性物質の分析結果について情報提供がありました。

   採水地点:八千代市睦浄水場受水地点
   採水日時:平成23年3月22日(火)19:30頃
   分析結果:放射性ヨウ素131
      睦浄水場 受水池出口   120ベクレル/kg
      睦浄水場 受水池入口   370ベクレル/kg

 当企業団は、この情報を受け、急遽、保管してあった3月21日、22日採水の「浄水」2試料を分析機関に持ち込み放射性物質を測定した結果、3月22日9時15分に採水した試料から、以下のとおり放射性物質が検出されました。なお、3月21日の試料については、放射性ヨウ素、放射性セシウム共に検出されておりません。
3/22 9:15採水試料の分析結果
放射性ヨウ素131 336ベクレル/kg
放射性セシウム134 7.98ベクレル/kg
放射性セシウム137 7.03ベクレル/kg
 これは、3月21日から22日にかけて降雨があった影響で、一時的に放射性物質の濃度が上昇したものと考えられます。それ以降の放射性物質濃度の変化は以下のとおりです。
採水日 放射性ヨウ素131
3月23日  110ベクレル/kg
3月25日  33ベクレル/kg
3月26日  14ベクレル/kg
  放射性セシウムはすべて不検出』

こちらは、福島県以外では初めて300Bq/kgを超える数値が検出されたため、発表されたら乳児のみならず大人も摂取制限という話になり、大騒ぎになっていたと思います。事実関係はわかりませんが、それを恐れて発表するのを後回しにしたのではないか?と怪しまれるデータです。

他の市町村ではこのようなことは絶対にしないでもらいたいと思います。

本日夕方に茨城県のHPに発表された水道水のモニタリングのデータです。
http://www.pref.ibaraki.jp/20110311eq/pdf/0268.pdf

『3月27日13:00現在、県内の全ての市町村で、乳児による水道水の摂取の制限は解除されています。
今後は、乳児の飲用に関する暫定規制値(放射性ヨウ素 100Bq/Kg)を超過した市町村及び水源別主要市町村を中心に、水道水質モニタリングを実施してまいります。』
だそうです。

さて、本日の最新情報にアップデートしました。31日水道データ

29日から発表されている、水源を考慮した定点モニタリングのデータです。(水戸市以外は隔日測定)

市町村(水源)     日付 ヨウ素/セシウム 日付 ヨウ素/セシウム

水戸市(那珂川)    31日 17.4/1.01    30日 14.0/3.67
土浦市(霞ヶ浦(西浦))31日 13.4/1.05    29日 14.9/1.06
鹿島市(北浦)     測定なし          30日 23.6/1.88
守谷市(利根川)    31日 5.9/不検出   29日 9.0/1.77
桜川市(霞ヶ浦(西浦))測定なし         30日 11. 6/1.01





先ほど発表された、茨城県のHPでの水道水のデータです。
http://www.pref.ibaraki.jp/20110311eq/pdf/0259.pdf
30日水道水データ更新
ちょっとわかりにくくなったかもしれませんが、北茨城市の例では、12.4(30)と記載してあります。これは、30日に採取したサンプルのデータで12.4Bq/kgだったという意味です。下線が引いてあるのは、本日のHPでデータが更新されたものです。青字と赤字の区別は特に意味がありません。小さい数字は青、50以上は赤に色分けしてみただけです。

一部の市町村は毎日のようにデータが更新され、それ以外の市町村では23日とか24日以来データが更新されていません。低いことがわかっているのであえて全ての市町村では毎日測定しないという方針だと思います。もしまたどこかの市町村で大きな値が出たら他の市町村でも測定するのでしょう。そのためにも、下記の定点モニタリングを行っています。先週からのデータの推移で利根川を水源とする地区が高いということがわかったため、水源を考慮して定点を選択しているようです。

昨日から発表されている、水源を考慮した定点モニタリングのデータです。(水戸市以外は隔日測定)

市町村(水源)     日付 ヨウ素/セシウム

水戸市(那珂川)    30日 14.0/3.67
土浦市(霞ヶ浦(西浦))29日 14.9/1.06
鹿島市(北浦)     30日 23.6/1.88
守谷市(利根川)    29日 9.0/1.77
桜川市(霞ヶ浦(西浦))30日 11.6/1.01

さて、今夜は雨が降るかもしれません。それにより、また雨の中に放射性物質が多く含まれている可能性もあるかもしれません。明日以降のデータが気になるところです。明日は水戸市、土浦市と守谷市のデータが出る予定です。それ以外にも、過去に100Bq/kgを超えたところは毎日測定してくれるようです。


天気予報では、今夜から明日にかけて雨が降るようです。
雨が降ると、また水道水中の放射性物質が増えるかもしれません。あるいは、前回の雨でほとんど降下してしまって、あまり上がらないかもしれません。降下物のデータと、水道水のデータと比較しながら推移を見守っていきたいと思います。

20:45分現在、茨城県のHPにおいて水道水データの更新はありませんので、千葉県で見つけた対応をとりあえずお知らせします。千葉県の水道事業団は前回の騒ぎから学んで対応を取っていますね。

北千葉広域水道事業団
■ 福島第一原子力発電所の事故に伴う対応について(第9報)
      -企業団における降雨への対応について-
平成23年3月30日17時50分

 本日、夕方以降に降雨が予想されています。このため、水道水中の放射性物質濃度の上昇が懸念されますので、次の対策を講じることとしています。

 1 活性炭注入強化
 2 凝集沈澱処理強化
 3 状況に応じた取水停止
http://www.kitachiba-water.or.jp/info/index.html
本日夜に発表された、茨城県のHPでは、もう全市町村のデータは出ていません。
http://www.pref.ibaraki.jp/20110311eq/pdf/0249.pdf

茨城県29日発表_28日測定データ3
暫定基準値を超える数値が出ている市町村もなくなったので、過去に放射性ヨウ素が100Bq/kgを超過した市町村のデータのみを掲載しています。本日更新されたデータに下線を引いてあります。24日のデータのものから29日のデータのものまであるため、同じデータとして並べるにはちょっと問題があるかもしれませんが、現時点でわかっている最新のデータという見方をしてください。24日に50Bq/kgあった市町村でも、おそらく本日のデータがあれば、20Bq/kg前後に下がっているはずです。

これまでと違う点はもう一つあります。どこの水源か?ということを意識して記載してあります。私のブログを見て、水源を意識してくれたのでしょうか?だとすれば少しはお役に立てたと思うのですが。

水源を考慮した定点モニタリングというものを始めたようです。これは今後も続くようです。本日データがないところもありますが、水戸市以外は隔日で実施予定ということです。

市町村(水源)     日付 ヨウ素/セシウム

水戸市(那珂川)    29日 17.3/2.15
土浦市(霞ヶ浦(西浦))29日 14.9/1.06
鹿島市(北浦)     データなし
守谷市(利根川)    29日 9.0/1.77
桜川市(霞ヶ浦(西浦))データなし

明日以降の発表のされ方を見て、データのまとめ方と更新の頻度を考えます。
本日夜に発表された、茨城県HPのデータを用いて更新しました。各市町村の飲料水の測定結果です。
http://www.pref.ibaraki.jp/20110311eq/pdf/0222.pdf

28日夜水道水測定データ

数字に下線を引いた部分が本日の更新されたデータです。赤字と青字には大きな意味はありません(50以上の数字を赤くしただけです)。あとは昨日の夜の発表と同じです。今日も暫定基準値を超えた市町村はありませんでした。ヨウ素131の値(Bq/kg)を示します。

水戸市:24.9→45.3
日立市:12.1→13.9(森山)
日立市:19.0→47.6(十王)
北茨城市:25.9→19.2
取手市:35.8→20.1
守谷市:48.0→38.0
かすみがうら市:4.9→不検出
東海村:21.3→19.3

一方、HPの記載ミスでなければ気になるデータが一つだけあります。それは、水戸市の放射性セシウムのデータが26日のサンプルで2.44Bq/kg→27日のサンプルで43.34Bq/kgと大幅に上がっていることです。これまで、放射性セシウムのデータはほとんどが不検出で、あっても一桁(5以下)だったので気にしていなかったのですが、基準値以下とはいえ、急に10倍以上も上がっているのが気になります。転記ミスなど、何らかのミスであると思いますが、とりあえず明日の発表を待つしかないですね。

全体的な傾向としては、取手市のデータが日を追って下がっているのを見ればわかるように、いい方向に向かっていると思います。


関係する省庁のHPを今朝ざっとチェックしましたが、水道水への放射線物質の混入は、多くの都県で収束に向かっているようです。

厚労省のまとめのページをご覧ください。

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000016lu9-att/2r98520000016lyw.pdf

現在でも乳児に対する摂取自粛をしているのは、福島県の一部と、千葉県水道事業(柏井浄水場(東側施設))、印旛郡広域水道用水供給事業だけで、あとは全て解除されました。

本日の夜、茨城県のHPが更新されました。

http://www.pref.ibaraki.jp/20110311eq/pdf/0214.pdf

唯一データがなかった神栖市の水道水のデータが発表され、これで茨城県の44市町村のデータが全て出そろいました。暫定基準値を上回る市町村はありません。


27日18時データ

県南、県西などの水道事務所ごとに色分けをしてみました。水道事務所って何?という方はこちらを見てください。
http://tsukuba2011.blog60.fc2.com/blog-entry-24.html

ヨウ素131のデータのみ記してあります。赤字は50Bq/kgを超えたもの、青字は50以下です。その線引きには意味は特にありません。高めの場所をわかりやすくするために色をつけただけです。北部と、利根川から取水しているところがやや高め(といっても基準値以下)ということがわかります。
セシウムは、基準値を上回るようなデータはありませんでした。

これで収束に向かうといいですね。

今日の茨城県のHPを確認したら、26日朝の段階で不明だった市町村のデータが一部追加され、アップデートされたものもありますので、最新の茨城県発表の情報(26日19時)に更新します。
http://www.pref.ibaraki.jp/20110311eq/pdf/0202.pdf

茨城県の44市町村のうち、断水で取水できない神栖市を除き、43市町村についてデータが出そろいました。
26日19時時点で、放射性ヨウ素、放射性セシウムともに、暫定規制値を超えるデータが出ている市町村はありません。よかったですね。


26日水道データ

※長期的な影響を考えると、半減期の長いセシウムの方も掲載すべきと思いますが、現時点ではセシウムについては暫定規制値を超えていないので分析していません。
さて、この数値を再度地図を見ながら眺めてみましょう。本日の別の記事で記載した茨城県内の浄水場のデータを見ていただければわかりますが、県北は高め、県南、県西、鹿行は低めという傾向は変わりません。県南、県南については、霞ヶ浦や鬼怒川から取水している地域は低く(30以下)、利根川から取水している地域は高め(50前後)ということがわかりました。
なぜ利根川は高く出たのか?これは謎ですが理由はわからないでしょうね。他の都県でも収束の方向ですし、水道水の放射線物質検出についてはこれで収束してくれることを願います。



25日19時時点からの追加データ

これまでデータがなかった市町村
市町村名:ヨウ素 セシウム
牛久市:76.2 4.38
稲敷市:17.6 2.69
行方市:18.8 2.14
鉾田市:4.8 不検出
茨城町:18.5 不検出
(神栖市は断水のため取水できず)

乳児に対する水道水摂取の自粛解除
http://www.pref.ibaraki.jp/20110311eq/pdf/0204.pdf
日立市:3/26 10:00
古河市:3/25 18:00
北茨城市:3/27 解除予定
取手市:3/26 20:00
東海村:3/26 7:30

市町村の独自調査
常陸太田市:金砂郷地区 3/26 19:25
常陸太田市:水府地区 3/25 16:00
笠間市:継続中

【3/27 茨城県つくば市近辺の水道のデータその2】の続きを読む

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茨城県のHPに、水道からの放射線物質検出のデータが出ています。25日現在のデータも追加されました!http://www.pref.ibaraki.jp/20110311eq/pdf/0194.pdfですが、茨城の地理に詳しい人以外はこの表をみてもよくわからないでしょう。そこで、地図に数値を書き込んでみました。これを見ると、やはり傾向として県北は高く、県南は低いということがわかります。但し、利根川に近い方はまた
3/26 茨城県つくば市近辺の水道のデータ


26日の朝の段階では、県南地区の浄水場のことしかわからなかったのですが、「茨城県企業局」というところに県全体の浄水場と、どこから水を引っ張ってきているかがわかりましたので、追加でお知らせします。
おもしろいのは、つくば市の住民はその存在を知っていると思いますが、企業局がヘリポートを運営しているんですよね。最初は、水道局かと思っていたのですが、ヘリポートの管理運営というページを見つけて、確かにこれは水道だけでなないので、「企業局」だな、と妙に納得してしまいました。

浄水場map
http://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/kigyou/watermake/watermake_02.htm

茨城県の水源は、こんなにたくさんあるということを改めて理解できました。

茨城県企業局では、以下の4つの地区に分けています。ただ、ここに分類されない市町村もあり、そこは上水は引いていないのかな?と素朴な疑問を覚えました。
http://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/kigyou/works/works_01.htm
・県南広域水道用水供給事業(霞ヶ浦・利根川・地下水)
・鹿行広域水道用水供給事業(北浦・鰐川)
・県西広域水道用水供給事業(霞ヶ浦・利根川・鬼怒川)
・県中央広域水道用水供給事業(那珂川・涸沼川)

県南地区(つくば市、土浦市、牛久市、取手市、守谷市、竜ヶ崎市、稲敷市、利根町、阿見町、河内町)
(※HPの市町村名が古いので、一部現在の市町村と合致していません。)
県南
http://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/kigyou/works/pdf/map_01_01.pdf

県西地区(石岡市、桜川市、筑西市、下妻市、結城市、古河市、常総市、つくばみらい市、坂東市、八千代町、境町、五霞町)
(※HPの市町村名が古いので、一部現在の市町村と合致していません。)
県西
http://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/kigyou/works/pdf/map_01_03.pdf

県中央地区(石岡市の一部、小美玉市、笠間市、水戸市、ひたちなか市、那珂市、大洗町、茨城町、東海村、常陸大宮市の一部)
(※HPの市町村名が古いので、一部現在の市町村と合致していません。)
県中央
http://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/kigyou/works/pdf/map_01_04.pdf

鹿行地区(行方市、鉾田市、鹿島市、潮来市、神栖市)
鹿行
http://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/kigyou/works/pdf/map_01_02.pd
茨城県のHPに、水道からの放射線物質検出のデータが出ています。
25日現在のデータも追加されました!
http://www.pref.ibaraki.jp/20110311eq/pdf/0194.pdf
ですが、茨城の地理に詳しい人以外はこの表をみてもよくわからないでしょう。そこで、地図に数値を書き込んでみました。
毎日更新しています。3/30日夜の最新版はこちら。
http://tsukuba2011.blog60.fc2.com/blog-entry-35.html


25日の茨城県全データ

これを見ると、やはり傾向として県北は高く、県南は低いということがわかります。但し、利根川に近い方はまた高いです。これには何か別の理由がありそうです。

県南地区のデータを詳しく見てみます。
まず、県南地区の水がどこから取られているかということを知っておかないといけません。(県南水道事務所パンフレットより)
県南水道事業団サービス区域地図

利根川から取水している自治体と、霞ヶ浦から取水している自治体があります。数値は24日(23日)のヨウ素131のデータ(Bq/kg)です。セシウムはどこも低いので記載していません。

霞ヶ浦給水系 霞ヶ浦浄水場
土浦市    16.7
つくば市    8.3
美浦村    21.8
阿見町    26.0
県南水道企業団(竜ヶ崎市、取手市、牛久市) これは一部でしょう。

霞ヶ浦給水系 阿見浄水場
土浦市    16.7
稲敷市    測定中
阿見町    26.0
河内町    19.9

利根川給水系 利根川浄水場
県南水道企業団(竜ヶ崎市、取手市、牛久市)
竜ヶ崎市   62.2
取手市    106.5
牛久市    測定中
守谷市    80.1(23日)
利根町    59.4

これを見てはっきりとわかることは、利根川給水系は高めの数値が出ているが、霞ヶ浦給水系は低いということです。


(県南水道事務所パンフレットより)
県南水道区分表

県南水道企業団の3カ所の配水場は、3/25現在、高めの数値になっています。
http://www.ibananww.ne.jp/
以下、HPより抜粋
『<茨城県南水道企業団における放射線量の測定結果について>3/25 23:45更新
茨城県南水道企業団において採水した水道水中の放射性物質の測定結果を下記のとおりお知らせします。
採水日 採水場所 放射性ヨウ素 放射性セシウム (単位はベクレル/㎏)
3月25日 牛久配水場   91.7      Cs-134  2.60
(牛久市)               Cs-136  0.35、Cs-137  3.13                
3月25日 若柴配水場   58.2      Cs-134  1.14
(龍ケ崎市)              Cs-136  0.33、Cs-137  1.15
3月25日 藤代配水場   84.1      Cs-134  1.72
(取手市)               Cs-136  0.54、 Cs-137  2.15
                    
当企業団では、全量を県企業局より受水(購入)しております。
取手市戸頭配水場で3月24日に採取した水道水の一部から、乳児の飲用に関する暫定規制値100ベクレル/kgを上まわる106.5ベクレル/kgの放射性ヨウ素が測定されましたが、その後、同じ取手市内の藤代配水場で3月25日に採取し測定した結果、84.1ベクレル/kgを暫定規制値内に下がりました
さらに安全性を確認するため、3月26日からの採取を若柴配水場(龍ケ崎市)、牛久配水場(牛久市)、戸頭配水場(取手市)、藤代配水場(取手市)の各配水場でおこない、測定結果が分かり次第、公表してまいります。』

県南水道企業団は下記の牛久市、竜ヶ崎市、取手市に給水しています。
http://www.ibananww.ne.jp/1-5area.htm
kyusuikuikizu1_convert_20110326064219.jpg

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TSOKDBA

Author:TSOKDBA
twitterは@tsokdbaです。
3.11では、停電・断水のため、一晩避難所で過ごし、震災後の情報収集をきっかけにブログを始めました。
これまで約4年間、原発事故関係のニュースを中心に独自の視点で発信してきました。その中でわかったことは情報の受け手も出し手も意識改革が必要だということです。従って、このブログの大きなテーマは情報の扱い方です。原発事故は一つのツールに過ぎません。

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