このブログは、3.11東日本大震災を受けて、これは絶対に日本(あるいは世界)が変わる転換点になる、と思ったので、自分自身の記録にもなると思って始めました。
3/20に始めて以来、毎日続けてきました。始めた当初は毎日書くほどのニュースがあるとは思わなかったのですが、これほどまでに振り回されるとは思っても見ませんでした。
正直に告白しますが、3.11までは、私は原子力発電というのは「安全で、二酸化炭素も出ないので環境に優しく、今後の地球温暖化対策としては原発をどんどん増やしていくべきだ」と信じていました。マスコミなどが言っていることを鵜呑みにしていたわけです。おそらくこのブログを読んでいる多くのかたが同じではないかと思います。
ところが、今回の原発事故を通して、多くのことを初めて知りました。実は原発の危険性は以前から指摘されていたこと、「トイレのないマンション」と言われていること、などの問題点があるが、資源のない日本の国策として中曽根元総理などが若い頃から旗振り役となって進めてきたことを勉強しました。また、電気料金は「総括原価方式」制度により、必要となった資金に3%の適正報酬率を上乗せして電気料金総額から徴収できるという制度も始めて知りました。この3%上乗せできる費用には、広告宣伝費も含まれるそうなので、電気会社は広告を出しまくって大スポンサーとなることでマスコミを黙らせることができます。また、経費がいくらかかってもその3%が利益となるので、節約しようという考えには行くはずがありません。
今回の事故を通して、いろいろなことを勉強しています。原発事故以外にもいろいろと参考になることがあります。いつまでも原発事故のことを書いていてもしかたがないので(いずれはネタ切れになってくれることを心から期待しています)、普段から読んだいろいろなコラムの中から、印象に残ったものを皆さんにもご紹介しようと思い、この新しいシリーズを作りました。原発事故と関係ないものが多いと思いますが、時節柄、どうしても原発事故も絡んでくると思います。
一回目は、最近読んだコラムの中から、河合薫さんの「菅降ろしでうごめく永田町の“ダメ”フォロワーたち」を取り上げます。

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