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だいぶ中身が増えてきたので、少し整理したいと思い、テンプレートを変更しました。

今日の昼間まで見ていただいていた方はいきなり雰囲気が変わってビックリしたかもしれません。

これからもスタイルは少しずつ変えていくかもしれませんが、中身は変わりません。

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農水省のHPに、なぜほうれん草の放射線物質が多く検出されるのか?ということに対する解答が書いてありました(25日)。

http://www.maff.go.jp/j/kanbo/joho/saigai/seisan_situmon.html

これはほうれん草だけに関する解説ではなく、野菜や原乳などの放射性物質の検査結果に関して寄せられた質問に対するQ&Aです。

主に「葉」の部分を食べるもの:葉菜(ようさい)類の中でも、 キャベツなどの「結球性」の葉もの野菜と比べて「非結球性」のほうれん草は高い数値が出やすいという理由を説明してくれています。

『放射性ヨウ素等の放射性物質は、大気中で細かい粉じんと一緒に空中から落下し、葉の表面に付くと考えられています。このため、葉の表面が上を向いて広がっているホウレンソウなどの「非結球性葉菜類」では、他の野菜に比べて比較的高い濃度の放射性物質が検出される例が多くなっていると考えています。また、暫定基準値は、重量当たりで表しているので、同じ重さで比べた場合、表面積の多い野菜の方が高い濃度で検出されがちです。 なお、カキナや福島県において摂取制限の対象となっている茎立菜(くきたちな)、信夫冬菜(しのぶふゆな)もこの葉菜類に分類されます。』

他にも説明がいろいろとありますが、わかりやすい説明で比較的納得がいきます。ただし、この解答で説明がつかないのは、ハウス栽培のほうれん草でも多く検出されているという点です。露地植えならば納得できるのですが、ハウス栽培のほうれん草で露地植えと同様、あるいはそれ以上の放射線物質が検出されているのはちょっと納得がいきません。そこまで説明してあれば完璧だったのですけど。
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今日の茨城県のHPを確認したら、26日朝の段階で不明だった市町村のデータが一部追加され、アップデートされたものもありますので、最新の茨城県発表の情報(26日19時)に更新します。
http://www.pref.ibaraki.jp/20110311eq/pdf/0202.pdf

茨城県の44市町村のうち、断水で取水できない神栖市を除き、43市町村についてデータが出そろいました。
26日19時時点で、放射性ヨウ素、放射性セシウムともに、暫定規制値を超えるデータが出ている市町村はありません。よかったですね。


26日水道データ

※長期的な影響を考えると、半減期の長いセシウムの方も掲載すべきと思いますが、現時点ではセシウムについては暫定規制値を超えていないので分析していません。
さて、この数値を再度地図を見ながら眺めてみましょう。本日の別の記事で記載した茨城県内の浄水場のデータを見ていただければわかりますが、県北は高め、県南、県西、鹿行は低めという傾向は変わりません。県南、県南については、霞ヶ浦や鬼怒川から取水している地域は低く(30以下)、利根川から取水している地域は高め(50前後)ということがわかりました。
なぜ利根川は高く出たのか?これは謎ですが理由はわからないでしょうね。他の都県でも収束の方向ですし、水道水の放射線物質検出についてはこれで収束してくれることを願います。



25日19時時点からの追加データ

これまでデータがなかった市町村
市町村名:ヨウ素 セシウム
牛久市:76.2 4.38
稲敷市:17.6 2.69
行方市:18.8 2.14
鉾田市:4.8 不検出
茨城町:18.5 不検出
(神栖市は断水のため取水できず)

乳児に対する水道水摂取の自粛解除
http://www.pref.ibaraki.jp/20110311eq/pdf/0204.pdf
日立市:3/26 10:00
古河市:3/25 18:00
北茨城市:3/27 解除予定
取手市:3/26 20:00
東海村:3/26 7:30

市町村の独自調査
常陸太田市:金砂郷地区 3/26 19:25
常陸太田市:水府地区 3/25 16:00
笠間市:継続中

【3/27 茨城県つくば市近辺の水道のデータその2】の続きを読む

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茨城県のHPに、水道からの放射線物質検出のデータが出ています。25日現在のデータも追加されました!http://www.pref.ibaraki.jp/20110311eq/pdf/0194.pdfですが、茨城の地理に詳しい人以外はこの表をみてもよくわからないでしょう。そこで、地図に数値を書き込んでみました。これを見ると、やはり傾向として県北は高く、県南は低いということがわかります。但し、利根川に近い方はまた
3/26 茨城県つくば市近辺の水道のデータ


26日の朝の段階では、県南地区の浄水場のことしかわからなかったのですが、「茨城県企業局」というところに県全体の浄水場と、どこから水を引っ張ってきているかがわかりましたので、追加でお知らせします。
おもしろいのは、つくば市の住民はその存在を知っていると思いますが、企業局がヘリポートを運営しているんですよね。最初は、水道局かと思っていたのですが、ヘリポートの管理運営というページを見つけて、確かにこれは水道だけでなないので、「企業局」だな、と妙に納得してしまいました。

浄水場map
http://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/kigyou/watermake/watermake_02.htm

茨城県の水源は、こんなにたくさんあるということを改めて理解できました。

茨城県企業局では、以下の4つの地区に分けています。ただ、ここに分類されない市町村もあり、そこは上水は引いていないのかな?と素朴な疑問を覚えました。
http://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/kigyou/works/works_01.htm
・県南広域水道用水供給事業(霞ヶ浦・利根川・地下水)
・鹿行広域水道用水供給事業(北浦・鰐川)
・県西広域水道用水供給事業(霞ヶ浦・利根川・鬼怒川)
・県中央広域水道用水供給事業(那珂川・涸沼川)

県南地区(つくば市、土浦市、牛久市、取手市、守谷市、竜ヶ崎市、稲敷市、利根町、阿見町、河内町)
(※HPの市町村名が古いので、一部現在の市町村と合致していません。)
県南
http://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/kigyou/works/pdf/map_01_01.pdf

県西地区(石岡市、桜川市、筑西市、下妻市、結城市、古河市、常総市、つくばみらい市、坂東市、八千代町、境町、五霞町)
(※HPの市町村名が古いので、一部現在の市町村と合致していません。)
県西
http://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/kigyou/works/pdf/map_01_03.pdf

県中央地区(石岡市の一部、小美玉市、笠間市、水戸市、ひたちなか市、那珂市、大洗町、茨城町、東海村、常陸大宮市の一部)
(※HPの市町村名が古いので、一部現在の市町村と合致していません。)
県中央
http://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/kigyou/works/pdf/map_01_04.pdf

鹿行地区(行方市、鉾田市、鹿島市、潮来市、神栖市)
鹿行
http://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/kigyou/works/pdf/map_01_02.pd
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昨日のTV朝日の番組「朝生」を録画で見ていて、東京都副知事の猪瀬直樹さんが教えてくれた報告書をインターネットで見つけましたので、お知らせします。


財団法人 原子力環境整備促進・資金管理センターが1994年にまとめた、「食品の調理・加工による放射性核種の除去率」という報告書です。
http://www.rwmc.or.jp/library/other/kankyo/
当然のことながら日本語のpdfファイルですが、長いので3つに分かれています。
http://www.rwmc.or.jp/library/other/file/kankyo4_1.pdf その1
http://www.rwmc.or.jp/library/other/file/kankyo4_2.pdf その2
http://www.rwmc.or.jp/library/other/file/kankyo4_3.pdf その3

前回ご紹介した文献(チェルノブイリの後で、日本のほうれん草についてヨウ素とセシウムの除去を実験したもの)も、「その3」の15-19ページ(pdfのページ数でいうと90-94ページ)のところに紹介されていますので、興味のある方はご覧ください。

この報告書の全体的なまとめは、「その1」のところに書いてあります。ですが、この報告書で注意していただきたいのは、野菜にしても、果菜か葉菜か、また放射性元素の種類はなにか?ということで除去率が異なります。

NHKでもこの報告書の内容が紹介されたらしいですが、非常にざっくり言ってしまうと、煮沸で50%から90%除去できるということで間違いはありません。私が昨日紹介した文献でも2分間の煮沸で約50%の除去ができると記載されていました。ですから、ほうれん草のおひたしにすることで混入したヨウ素やセシウムを半分以上除去できることは間違いないと思います。

ただ、水洗で80%落ちると「朝生」では猪瀬直樹さんが紹介していましたが、それはこの報告書を正しく読んでいません。この報告書では、「果菜のキュウリ、ナスは水洗すると、放射性降下物のストロンチウム-90の50-60%が除去できる」と書いてあります。しかし、現在一番問題になっているのは、ほうれん草のヨウ素(とセシウム)です。キュウリやナスとほうれん草では異なるようですし、ストロンチウムとヨウ素、セシウムでは異なるようです

また、水洗といっても、いわゆる水洗いとは違い、水道水に30分漬ける、とか、1%食塩水に30分漬ける、とか、0.25%の酢に15分漬ける、とか、条件がかなりあります。このあたりも注意が必要です。

今後、このあたりも広報されてくると思いますが、マスメディアの言うことはいい加減なことが多いので、できるだけ元になる文献や報告書を自分であたってみて判断されることを望みます。

この報告書には、畜産物やコメ、麦、水産物に至るまで、データが紹介されていますので、ぜひ参考にしてください。

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twitterは@tsokdbaです。
3.11では、停電・断水のため、一晩避難所で過ごし、震災後の情報収集をきっかけにブログを始めました。
これまで約4年間、原発事故関係のニュースを中心に独自の視点で発信してきました。その中でわかったことは情報の受け手も出し手も意識改革が必要だということです。従って、このブログの大きなテーマは情報の扱い方です。原発事故は一つのツールに過ぎません。

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