少し遅くなりましたが、先週、東京電力かストロンチウム(Sr)のデータがいくつか発表になっています(沿岸・沖合・スクリーン海水・サブドレン)のでご紹介します。
私のブログでは、Srについてはあまり取り上げてきていません。「6/28 Srのデータがいくつかでてきたのでご紹介します。」以来だと思います。Srは、内部被曝すると骨に取り込まれるため、骨のがんなどになりやすいと言われていますが、測定に手間がかかって難しいためにほとんどデータが出てこないからです。出てきたデータに関してはできるだけ取り上げていますが、セシウムに比べてフォローが弱いのは否めません。
チェルノブイリの時の実績では、Sr/Cs=0.1程度でした。なので、今回の福島における、Sr/Cs比を把握しておけば、Csの濃度からSrの濃度を類推できます。そういう視点でこれまでもご紹介してきています。土壌についてはだいたいSr/Cs=0.01以下のようですが、海水については、あとでも述べますが、もう少し高い可能性があります。
なお、それ以外のウランやプルトニウム、トリチウム、アメリシウムなども時々発表されていますが、これらについては不勉強で、データの解釈の仕方がわからないためにご紹介していません。申し訳ありませんが、これらの情報について知りたい方は他のサイトをあたってください。
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私のブログでは、Srについてはあまり取り上げてきていません。「6/28 Srのデータがいくつかでてきたのでご紹介します。」以来だと思います。Srは、内部被曝すると骨に取り込まれるため、骨のがんなどになりやすいと言われていますが、測定に手間がかかって難しいためにほとんどデータが出てこないからです。出てきたデータに関してはできるだけ取り上げていますが、セシウムに比べてフォローが弱いのは否めません。
チェルノブイリの時の実績では、Sr/Cs=0.1程度でした。なので、今回の福島における、Sr/Cs比を把握しておけば、Csの濃度からSrの濃度を類推できます。そういう視点でこれまでもご紹介してきています。土壌についてはだいたいSr/Cs=0.01以下のようですが、海水については、あとでも述べますが、もう少し高い可能性があります。
なお、それ以外のウランやプルトニウム、トリチウム、アメリシウムなども時々発表されていますが、これらについては不勉強で、データの解釈の仕方がわからないためにご紹介していません。申し訳ありませんが、これらの情報について知りたい方は他のサイトをあたってください。
【8/8 東京電力から海水などのSrのデータ発表(8/4,5)。】の続きを読む

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