昨日(8/25)は「福島の早場米の収穫始まる! 検査方法と結果の周知方法は?」として、検査方法の概略についてご紹介しました。実際の検査が始まる前の段階でわかる情報をまとめたものでした。
8月25日に福島県でお米の放射性物質濃度の測定が始まりました(リンク先はTBS News-i)。二本松市では、早場米「五百川」の出荷が始まり、安斎さんという農家が収穫した米など全部で14袋の30kg入り米袋が島津製作所の測定器「FOODS EYE」で測定され、全て検出下限値の11Bq/kg以下でした。
この時の島津製作所の測定器ではスクリーニングレベル81Bq/kgで、検出下限値が11Bq/kgでした。厚労省の求めているスクリーニングレベルは50Bq/kgで検出下限値は25Bq/kgです。今回の機器はその性能を充分に上回っているものです。でも、今まであまり意識してこなかったのですが、「スクリーニングレベルって何?高い方がいいの、それとも低い方がいいの?」と私もちょっと混乱しましたので、少し整理したいと思います。
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