昨年末に書いた「2012年後半 放射能汚染水と海洋汚染に関する情報アップデート(1)」のあとに、「アップデート(2)」として「放射能汚染水情報アップデート ALPSの稼働をめぐる部分最適の是非(1)」と 「放射能汚染水情報アップデート ALPSの稼働をめぐる部分最適の是非(2)」を書きました。その際、まだ抜けている情報がいくつもあることに気がつきましたのでそれもまとめていきます。
これまでにも少しずつ紹介しているものもあるのですが、昨年後半はほとんどこの種の情報をブログにまとめなかったので、今回の一連のまとめで全体像を理解できるようにしたいと思います。
放射能汚染水をめぐる状況がどんなに綱渡り的な状態であるかはすでに「放射能汚染水情報アップデート ALPSの稼働をめぐる部分最適の是非」で書きましたのでここではくり返しません。しかし、東電は汚染水を少なくするための施策をALPS以外にもいくつか行おうとしているのです。主なものは以下の通りです。
(1) サブドレン浄化
(2) 地下水バイパス
(3) 遮水壁
これらとALPSの稼働を総合的に組み合わせて放射能汚染水の削減対策を行っているのですが、そのためには個々の対策について理解しておく必要があります。今回は(1)のサブドレンについて昨年の進捗を振り返ります。
【放射能汚染水情報アップデート(3) サブドレン浄化試験の行方は?】の続きを読む

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