スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

5/7 海洋放射能汚染で魚を食べても大丈夫か?その41(コウナゴ)

5/5に水産庁から発表されたデータで、また一つ放射性セシウムの基準値を超えたコウナゴ(イカナゴ)がありました。放射性セシウム濃度が2900Bq/kgでした。


今回は、福島県の勿来沖です。このデータを加えた最新のGoogle Mapは下記に示します。
      ↓
Google Map コウナゴの採れた場所とモニタリングポイント


その結果、コウナゴのこれまでのデータは次のようになります。

5/7コウナゴ表


これを私なりに分析すると、大ざっぱに下記のような状況になってきています。
なお、毎回お断りを入れていますが、今はもう半減期の短い放射性ヨウ素の心配をする必要はないので、放射性セシウム濃度に注目してみます。

これまでこのブログで分析しているように、明らかに地域によって放射性セシウム濃度は分かれます。

福島県沖のコウナゴは、少ないときでも320Bq/kgで、最近は2000Bq/kgを超えてきていますので、下の赤く囲った海域でとれるコウナゴはもう完全に汚染されていて、2000Bq/kg前後の放射性セシウム濃度が検出されると思っていた方がいいと思います

次に、高萩市、北茨城市沖のコウナゴです。これは、500-1000Bq/kgを維持しています。下の濃いオレンジで囲った海域で採れるコウナゴは、少なめに見て500Bq/kg前後の放射性セシウム濃度が検出されると思っていた方がいいと思います

もっと南に下がって、ひたちなか市や大洗町になると、50-80Bq/kgしか検出されません。このあたりまではそれほど影響がない(とはいっても常に50Bq/kgは検出される)と思っていた方がいいです。下の地図からははみ出すので書けませんでした。

つまり、沿岸を北から南に向かう海流に沿ってコウナゴは仙台湾から南下してきますが、福島第一原発から出された汚染された海を通る際にコウナゴも汚染されるということだと思います。その影響は、茨城県北部にまでは間違いなくきていて、放射性セシウム濃度が基準値を超える濃度にまで汚染されているということです。

これは、海水の汚染データを見ても明らかです。赤く囲った海域では海水の放射性セシウム濃度が20-60Bq/kgになっていることが示されています(「5/6 海洋放射能汚染で魚を食べても大丈夫か?その40」参照)。海水からコウナゴへの放射性セシウムの濃縮は50-100倍ですので、かけ算をしたら最低で1000Bq/kg、最高で6000Bq/kgになりますので、2000Bq/kgというのはおかしな数値ではないことがわかります。

5/7コウナゴ地図

関連記事
にほんブログ村 科学ブログへ ブログランキング・にほんブログ村へ
↑日本ブログ村ランキングに参加しました。よかったらクリックお願いします。

コメント

プロフィール

TSOKDBA

Author:TSOKDBA
twitterは@tsokdbaです。
3.11では、停電・断水のため、一晩避難所で過ごし、震災後の情報収集をきっかけにブログを始めました。
これまで約4年間、原発事故関係のニュースを中心に独自の視点で発信してきました。その中でわかったことは情報の受け手も出し手も意識改革が必要だということです。従って、このブログの大きなテーマは情報の扱い方です。原発事故は一つのツールに過ぎません。

FC2カウンター
ブログランキング
にほんブログ村 科学ブログへ
ブログランキング・にほんブログ村へ
↑日本ブログ村ランキングに参加しました。よかったらクリックお願いします。
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
ふくしまの恵み(全量全袋検査の結果)

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

検索フォーム
カテゴリ
RSSリンクの表示
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
こちらにもぜひご記入を!
読んだ感想を是非お聞かせください。
無料アクセス解析
おすすめのリンク
QRコード
QR
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。