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5/17 サーフィンしても大丈夫? 今のところは安全です:各地の沿岸海水データ集 

ちょうど一週間前に、サーフィン好きの方からメールをいただきました。
「現在の数値からすると、沿岸でのマリンスポ-ツは、ほぼ安全でいう理解でよろしいのでしょうか。」

「安全」の基準は人によって違います。文科省のように年間20mSvでも安全だと主張する人もいるようですので、そこはご自分で判断していただくしかないとしかいいようがありませんが、その判断のもとになるデータは示してあげないといけないと思いました。

ちょっと遅くなってしまいましたが、この記事を持ってお返事に変えさせていただきます。


このブログを3月からご存じの方は、私が海洋汚染だけを追いかけていたのではないということはご存じと思います。ほうれん草から放射性ヨウ素が検出、と聞いてなぜ?と思って調べていくうちに、水道水にも広がり、次はきっと魚だ、と思って海洋汚染と魚介類への影響について調べだしたというのが実際のところです。

従って、昨日も書いたように、東京電力と文科省が発表する海水のデータは全て追いかけてきました。しかし、それ以外のデータはあまりフォローしてこなかったというのが実際です。報道などで騒がれていないのでほとんどが不検出だろうと思っていましたが、今日はこれまで発表されているデータを(多少の抜けはあると思いますが)、私が調べられた範囲でまとめようと思います。


福島県は、東京電力と文科省のデータでほとんどカバーできていると思います。そのデータに関しては「海洋放射能汚染で魚を食べても大丈夫か?」シリーズにありますので省略します。この近辺でサーフィンをやろうという人はまずいないと思いますが、今も減ってきたとはいえ、このあたりでは放射性セシウムが10Bq/L近くは存在することは頭に入れておいてください

【宮城県】
宮城県HP(5/12)
http://www.pref.miyagi.jp/gentai/Press/110511%E3%80%80kaisui.pdf

仙台湾の付近で5/11に3ヶ所サンプリングしましたが、「検出限界以下」でした。

【茨城県】
茨城県沿岸(東京電力茨城)
http://www.tepco.co.jp/ibaraki/monitor/index-j.html
沖合20-30km(文科省)4/25
http://www.tepco.co.jp/ibaraki/images/110429monkashou.pdf
沖合20-30km(文科省)5/5
http://www.tepco.co.jp/ibaraki/images/110507monkashou.pdf

東京電力茨城:A.高戸小浜海岸沖、B.久慈浜海岸沖、C.大洗海岸沖、D.平井海岸沖、E.波崎海岸沖、それぞれ約3km沖合
4/29と5/11にサンプリングして、どこも「検出限界以下」でした。
文科省が20-30km沖合で行ったサンプリングも、5/5の分は全て「検出限界以下」でした。4/25に採水した分は一部で5-9Bq/Lの放射性セシウムあるいは放射性ヨウ素が検出されただけでした。

茨城県内の港湾の放射能(水もあり)5/11現在
http://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/doboku/01class/class07/housya.html

茨城港(日立港区、常陸那珂港区、大洗港区)と鹿島港の4ヶ所で測定しましたが、どれも「検出限界以下」でした。

【千葉県】
千葉県の海水は測定していません。千葉県のHPより
http://www.pref.chiba.lg.jp/suiho/faq/houshanou-01.html

【東京都】
東京港の海水の放射能 毎日データ更新
http://tokyoport-measurement.jp/
・大井コンテナふ頭と青海コンテナふ頭の中間地点⑤で午前中に採取した海水中の放射能の測定結果を記載。
4/27にCs-137が3Bq/L検出されているが、あとは「検出限界以下」でした。

【神奈川県】
横浜港の海水の放射能(毎週一回測定)
http://www.ypdc.or.jp/radiation/yokohama/
川崎港の海水の放射能 5/13
http://www.city.kawasaki.jp/e-news/info3895/index.html
神奈川県HP 茅ヶ崎のデータ(4/12)
http://www.pref.kanagawa.jp/prs/p225879.html

どれも「検出限界以下」でした。

神奈川県HP発表
http://www.pref.kanagawa.jp/prs/p305103.html

『神奈川の海岸では通年を通して大勢の人がサーフィンなどを楽しんでおり、特に夏には毎年400万人を超える海水浴客が訪れます。
 こうした中、福島第一原子力発電所において、低レベルの放射性廃液を海に放出したことなどを踏まえ、県では、神奈川県内の海水の安全性を確認するため、4月12日(火)に県内の海水を採取したうえ、放射能濃度について測定し、放射能が検出されないことを確認しました。
 この度、今年の海水浴シーズンに向けて、引き続き県内の海水の安全性を確認するため、県内海水浴場周辺の海水について、市町と連携して次のとおり放射能濃度を測定することとしましたのでお知らせします。』

毎週水曜日に発表されるということでしたが、先週は発表されませんでした。お茶騒ぎで吹っ飛んだのでしょうか?

【まとめ】

こうやってまとめてみると、当初の予想通り、東京電力と文科省が発表しているデータ以外では、茨城県及び東京港において1回ずつ検出できていますが、あとは全て検出限界以下でした。

放射性物質が検出されないのであれば、サーフィンをやっても安全といってもいいと思います。もちろん検出限界以下であるだけで、放射性物質が全くないという保証はないということは頭に入れておいて欲しいと思います

ただし、今後の新たな汚染水の流出や海流の変化により、茨城県の沿岸においては多少の放射性セシウムが検出されることはあり得ると思いますので、茨城県でサーフィンや海水浴を楽しむ方はそのつもりで楽しんでいただければと思います。千葉県以南はおそらく黒潮があるので大丈夫でしょう(もちろん今後のデータにもよります)。現時点でのお答えということです。

5/18追記:千葉県でも測定している市町村があるそうです。美山さんありがとうございました。
https://sites.google.com/site/drtorumiyama/climate-monitor/ocean/radiation/hai-shuimonitaringu

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コメント

Re: 千葉県

美山さんありがとうございました。

すでにまとめていらっしゃったんですね。追記して美山さんのページにリンクを貼っておきました。

千葉県

いつもわかりやすいまとめありがとうございます。千葉県に関しては
https://sites.google.com/site/drtorumiyama/climate-monitor/ocean/radiation/hai-shuimonitaringu
にも載せているように、市町村レベルでは調べているところがあるようです。

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3.11では、停電・断水のため、一晩避難所で過ごし、震災後の情報収集をきっかけにブログを始めました。
これまで約4年間、原発事故関係のニュースを中心に独自の視点で発信してきました。その中でわかったことは情報の受け手も出し手も意識改革が必要だということです。従って、このブログの大きなテーマは情報の扱い方です。原発事故は一つのツールに過ぎません。

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