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5/21 IAEAも注目!2号機からのI-131が高い汚染水流出

twitterで教えてもらった情報なのですが、IAEAの5/20レポートで、私が「5/19 2号機からも汚染水が海に流出している。しかもI-131が高い!」で着目していた点に言及されていることがわかりました(@tmiyamaさんありがとうございます!)。

IAEAのサイト(5/20 update)
http://www.iaea.org/newscenter/news/tsunamiupdate01.html


今回はその部分を説明します。

IAEAは、4月までは毎日、5月になってからは週に一回、福島原発事故の現況を英語で報告してくれています。
今回は、この「放射能汚染水」シリーズのテーマにあった部分を和訳します。

(ここから)

3. Marine Monitoring
3.海洋モニタリング

The marine monitoring programme is carried out both near the discharge areas of the Fukushima Daiichi plant by TEPCO and at off-shore stations by MEXT. The increase in the radioactivity in the marine environment had occurred by aerial deposition and by continuing discharges and outflow of water with high levels of radioactivity from the Daiichi plant.
海洋モニタリング計画は、東京電力による福島第一原発放水口付近と文科省による沖合の地点で行われている。海洋環境中の放射性物質の上昇は第一原発からの空中への放出と継続的な高いレベルの放射能汚染水の放出及び流出によって起こっている。

Seawater Monitoring
海水モニタリング

The activity concentrations of I-131, Cs-134 and Cs-137 in seawater close to the Fukushima Daiichi plant at the screen of Unit 2 have been measured every day since 2 April. Concentrations of Cs-134 and Cs-137 decreased from initial values of more than 100 MBq/L to less than 5 kBq/L on 7 May, but increased to levels of around 20 kBq/L on 16 May, and to about 10 kBq/L on 17 May. There was a significant increase in levels of I-131 from about 8 to 80 kBq/L from 10 to 11 May, in parallel with the increase for both radiocaesium isotopes. This indicates that there is still some production of fission products. The I-131 levels decreased to about 20 kBq/L on 17 May.(下線は私がつけたもの)
福島第一発電所の2号機スクリーン近くの海水に含まれるI-131、Cs-134、Cs-137の濃度は4/2以来毎日測定されている。Cs-134とCs-137の濃度は当初の1億Bq/Lから5/7には5000Bq/L以下にまで低下してきた。しかし5/16には20000Bq/L近くにまで上昇し、5/17には10000Bq/L近くになった。I-131については5/10から5/11にかけて8000Bq/Lから80000Bq/Lに有意な上昇をしており、二つの放射性セシウム核種の上昇と合致している。このことは、まだ核分裂生成物が生み出されていることを示している。I-131のレベルは5/17には20000Bq/L程度にまで低下した。(下線は私がつけたもの)

Monitoring of the marine environment is performed by TEPCO in the near field area and by MEXT at off-shore sampling positions. The monitoring of MEXT also includes: measurement of ambient dose rates in air above the sea; analysis of ambient dust above the sea; analysis of surface samples of sea water; and analysis of samples of sea water collected at 10 m above the sea bottom and in a mid-layer, as well as at several locations for sediments. At most of the offshore stations, I-131, Cs-134 and Cs-137 reached levels below the detection limit of 10 Bq/L.
海洋環境のモニタリングは沿岸地域は東京電力により、また沖合は文科省によって行われている。文科省のモニタリングは表層水の分析以外に下記の分析も含む。海上の空間線量率の測定、海上の塵中の放射能濃度の測定、海底から10mのところ(下層)の海水と、中層の海水のサンプルの分析、そして数カ所の海底土壌の分析である。ほとんどの沖合の観測地点において、Cs-134とCs-137は検出限界の10Bq/L以下のレベルになった。

(以上、引用と和訳終了)

5/19I131表

IAEAでは5/10~5/11にかけてI-131が上昇して、5/17には下がってきたと表現していいます。5/11には3号機スクリーン海水からの流出があったため、これは3号機の影響でしょ、といわれたら否定できないため、私は5/11の上昇は敢えて「5/19 2号機からも汚染水が海に流出している。しかもI-131が高い!」では言及しなかったのですが、IAEAは5/11~5/16までの上昇を一つのピークととらえているようです。

5/19I131グラフ

いずれにせよ重要なことは、やはりIAEAもこのI-131の上昇については注目していて、「This indicates that there is some still production of fission products」(このことは、まだ核分裂生成物が生み出されていることを示している。)と言及しているということです。

このあたり、何が起こっているのかはぜひ専門家にコメントしてもらいたいところです。IAEAも注目しているということで、私の着眼点に間違いがなかったことが示されたことは個人的にはうれしかったのですが、何が起こっているのかは私にはわからないので、その真の理由を知りたいところです。

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