現在のつくば市の放射線は?その7 ほうれん草が高い理由その3
農水省のHPに、なぜほうれん草の放射線物質が多く検出されるのか?ということに対する解答が書いてありました(25日)。
http://www.maff.go.jp/j/kanbo/joho/saigai/seisan_situmon.html
これはほうれん草だけに関する解説ではなく、野菜や原乳などの放射性物質の検査結果に関して寄せられた質問に対するQ&Aです。
主に「葉」の部分を食べるもの:葉菜(ようさい)類の中でも、 キャベツなどの「結球性」の葉もの野菜と比べて「非結球性」のほうれん草は高い数値が出やすいという理由を説明してくれています。
『放射性ヨウ素等の放射性物質は、大気中で細かい粉じんと一緒に空中から落下し、葉の表面に付くと考えられています。このため、葉の表面が上を向いて広がっているホウレンソウなどの「非結球性葉菜類」では、他の野菜に比べて比較的高い濃度の放射性物質が検出される例が多くなっていると考えています。また、暫定基準値は、重量当たりで表しているので、同じ重さで比べた場合、表面積の多い野菜の方が高い濃度で検出されがちです。 なお、カキナや福島県において摂取制限の対象となっている茎立菜(くきたちな)、信夫冬菜(しのぶふゆな)もこの葉菜類に分類されます。』
他にも説明がいろいろとありますが、わかりやすい説明で比較的納得がいきます。ただし、この解答で説明がつかないのは、ハウス栽培のほうれん草でも多く検出されているという点です。露地植えならば納得できるのですが、ハウス栽培のほうれん草で露地植えと同様、あるいはそれ以上の放射線物質が検出されているのはちょっと納得がいきません。そこまで説明してあれば完璧だったのですけど。
http://www.maff.go.jp/j/kanbo/joho/saigai/seisan_situmon.html
これはほうれん草だけに関する解説ではなく、野菜や原乳などの放射性物質の検査結果に関して寄せられた質問に対するQ&Aです。
主に「葉」の部分を食べるもの:葉菜(ようさい)類の中でも、 キャベツなどの「結球性」の葉もの野菜と比べて「非結球性」のほうれん草は高い数値が出やすいという理由を説明してくれています。
『放射性ヨウ素等の放射性物質は、大気中で細かい粉じんと一緒に空中から落下し、葉の表面に付くと考えられています。このため、葉の表面が上を向いて広がっているホウレンソウなどの「非結球性葉菜類」では、他の野菜に比べて比較的高い濃度の放射性物質が検出される例が多くなっていると考えています。また、暫定基準値は、重量当たりで表しているので、同じ重さで比べた場合、表面積の多い野菜の方が高い濃度で検出されがちです。 なお、カキナや福島県において摂取制限の対象となっている茎立菜(くきたちな)、信夫冬菜(しのぶふゆな)もこの葉菜類に分類されます。』
他にも説明がいろいろとありますが、わかりやすい説明で比較的納得がいきます。ただし、この解答で説明がつかないのは、ハウス栽培のほうれん草でも多く検出されているという点です。露地植えならば納得できるのですが、ハウス栽培のほうれん草で露地植えと同様、あるいはそれ以上の放射線物質が検出されているのはちょっと納得がいきません。そこまで説明してあれば完璧だったのですけど。
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