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7/2 お茶からの放射能(放射性セシウム)検出について最終的なまとめ

5月中旬、お茶からも放射能(放射性セシウム)が検出されたということで大騒ぎになりました。どうしてお茶に?根から吸い上げたのか、葉に付着した放射能なのか?といろいろと憶測がありましたが、3月21以降の降雨によって葉についた放射性セシウムが茶の樹に吸収され、それが新芽に移行したということで決着しました。

7/6追記 7/3のNHKスペシャルでは、神奈川県や静岡県のお茶は3/21の降雨ではなく、3/15のプルームによって茶葉についたセシウムで汚染したという説明をしていました。そうなのかもしれません。

農水省も協力して、どのようにしたら二番茶への影響を防げるか、という対策案も示されました。今では二番茶の出荷がなされていますが、二番茶でも暫定基準値を超えているところというのは今のところ神奈川県しかないようです。

6/17にフランスでの輸入時検査で静岡県産のお茶が基準値を超えた、ということで引っかかった騒ぎの後は、神奈川県の二番茶と、今週29日に群馬県の荒茶で基準値越えの報告があった以外は暫定基準値以下に収まっています。

おそらくお茶の放射性セシウム汚染の問題はこれで収束すると思いますので、このあたりでまとめておきたいと思います。


1.きっかけ

まず、お茶の放射能については、コンタンさんExcel表(ダウンロードされます)と、Google Mapを二つ(荒茶・製茶中のセシウムの放射能濃度生茶葉中のセシウムの放射能濃度)作成していますので、今回のまとめの際にも利用させてもらいました。大変助かります。

お茶の放射能汚染の発端は5/11の神奈川県でした。茶の生葉から暫定基準値をこえる放射性セシウムが検出されました。このことは、「5/11 今度は神奈川県の茶葉からセシウムが検出!」と「5/14 今度は神奈川県の茶葉からセシウムが検出!その2」でも取り上げています。その後、茨城県でも同様に放射性セシウムが検出されて(「5/17 今度は茨城県(大子町と境町)の茶葉からセシウムが検出!」)、多くのお茶の生産県では調査するようになりました。その結果が下記のコンタンさんのGoogle Mapからの画面ショットです(6月末までの測定結果を含む)。黄色が251-500Bq/kg、オレンジが501-1000Bq/kgの放射性セシウムの濃度を示します。

7/2生葉茶マップ

この頃は、生葉からの検出が主流でした。

2.どうしてお茶から?

お茶の生葉から、それも神奈川県から検出されたということは、多くの人に衝撃を与えました。つまり、神奈川県から検出されるということは、東京都でももしお茶を作っていれば同様の事が言えるのではないか、東京の土壌も汚染されているのではないか?ということです。この5月中旬は、柏のホットスポット説が出てきた頃で、これほどの汚染の広がりというのはみんな認識できていませんでした。

そして、今「東京の土壌も」と書きましたが、お茶の生葉が汚染されたのは、土壌から放射性セシウムを吸い上げたのか、あるいは葉に付着した放射能由来なのか?という疑問が出てきました。

これについては、現在は農水省のHPに解説が書いてあります。

結論はこういう事です。以下は農水省のHPの抜粋です。

『(2)茶樹の汚染メカニズム
[1] 古葉に含まれる放射性セシウムは、生葉(新芽)とほぼ同程度(乾物重量比ベース)。
[2] 土壌中の放射性セシウム濃度は、畝間で概ね260ベクレル/キログラム以下、株元で概ね40ベクレル/キログラム以下と低く、土壌からの吸収は、あまり考えられない。
[3] 調査茶園における茶の新芽は4月10日前後であり、大量の放射性物質が放出された時点では、茶の新芽は出ていない。
[4] 文献によれば、セシウムは、植物の葉面から吸収され、植物体内を移動。また、お茶は、セシウムと類似するカリウムをよく吸収。
[5] 以上のことから、今回、生葉(新芽)で検出された放射性セシウムは、土壌中から吸収されたものではなく、古葉に付着したものが葉面から吸収され、新芽に移動したものと推定。』

上の文章を読んでいただければわかると思うのですが、念のために解説します。

まず、[1]で、古葉、つまり昨年からの葉と、新芽(一番茶など)を比較すると、同じくらい(実際には古葉の方が新芽よりも高い)の放射性セシウムがあったということを確認しています。ついで、[3]で、新芽が出てきたのは4/10前後であり、3月下旬にはまだ新芽は出ていなかったという事も言及しています。

さらに、[2]でお茶の樹の近くの土壌中の放射性セシウムの濃度を調べています。お茶の樹は、ご存じの方も多いと思いますが、何列かに並んで植えられています。その列と列の間の「畝間」は放射性セシウムの濃度が260Bq/kg以下でした。一方で、お茶の樹の真下の「株元」、つまりお茶の樹の根が張っているあたりの土壌は放射性セシウムの濃度が40Bq/kg以下ということでした。放射性セシウムは上から雨などで降下してきたのですから、何も生えていない「畝間」が高くてお茶の樹の真下の「株元」が低いのは当然のことです。

もし根から放射性セシウムを吸収してそれが新芽に移行するならば、土壌中の放射性セシウムの濃度が少なくとも5000Bq/kg~10000Bq/kgはないと生葉中の放射性セシウムの濃度が500Bq/kgにはなりません。根元の土壌中の放射性セシウムの濃度が40Bq/kg以下ということは、土壌から新芽の移行はほとんどないと考えるのが妥当です。

以上の[1]と[3]、及び[2]を合わせて考えると、[5]のように3月下旬に降った雨などで茶の葉に付着して吸収された放射性セシウムが、新芽が出る時に茶の樹の中を移動し、新芽に大量の放射性セシウムが検出されたということが結論されました。このことは、[4]の文献でもサポートされています。

調査した神奈川県の茶園での具体的な数値はこちらのpdfにも書いてあります。

以上の結論から、次のような対策が考えられました。

古葉からの新芽へのセシウムの移行が一番茶において示されました。従って、二番茶の新芽が出る前に古葉をかなり刈り込んでしまって、お茶の樹全体の放射性セシウムの濃度を低下させれば、移行する放射性セシウムの濃度を低下させることは充分に可能だと予想できます。農水省のHPにもQ&Aで下記のような記載があります。

『具体的には、茶樹の「深刈り」や「中切り」等により、茶樹中の放射性セシウムの濃度の低減を図ったり、施肥方法の工夫により放射能セシウムの新芽への移動が抑制できないか、その効果を分析する予定です。
この調査結果に基づき、放射性セシウムを低減させるための基本的な茶園の管理の方針を示す予定です。 当面、この管理の方針が示されるまでの間は、通常の管理を行って下さい。 』

残念ながら、「管理の方針」はいまだに示されていないようです。「当面は通常の管理を行ってください」と書いてあるので、ひょっとしたら、最近暫定基準値を超えた群馬県や神奈川県では「深刈り」や「中切り」は行わなかったのでしょうか?私はどこの地域でもこういう措置はとっていたと思っていたのですが、このあたりは実際のお茶の農家の情報を聞いてみないとわかりません。

3.生葉と荒茶または製茶の問題


当初は生葉から放射性セシウムが検出されましたが、荒茶で測定するとさらに高くなるという結果が神奈川県から示されました。荒茶は、生葉を蒸して乾燥させたものです。お茶(製茶)にする途中の段階のもので、荒茶の段階で流通することもあるそうです。

荒茶は、乾燥させるの当然のことながら水分が減りますが、放射性セシウムは乾燥の過程では抜けません。そのため、放射性セシウムの濃度は生葉よりも5-6倍高くなります。お茶についての基準値が、そもそも野菜などから流用していたため、500Bq/kgという数値だけはありましたが、生葉で行うべきか、荒茶で行うべきか、という所で大きな議論になりました。農水省と厚労省の考え方も違っていたようです。

そして、この段階から、静岡県の対応が大きくクローズアップされることになります。

実は、神奈川県の生葉から暫定基準値を超える放射性セシウムが検出された5月中旬、静岡県の一番茶の生葉の放射性セシウムの濃度は100Bq/kg前後でした。生葉だけで測定するならば、静岡県のお茶は基準値を超えることはありません。ところが、荒茶で測定して500Bq/kgを基準値とするならば、100Bq/kg前後の生葉は5-6倍に濃縮されると500Bq/kgを超える可能性がかなり高いことになります。

それを知っていた静岡県の川勝知事は、荒茶での測定に猛烈に反発、原子力災害対策本部が荒茶で測定するように決定した際にも、静岡県は測定しない、と言明しました。結局、お茶農家から測定しないとかえって風評被害が起きると言われたらしく、測定することになりました。

4.静岡県のお茶をめぐるドタバタ

その結果、多くの一番茶(製茶)は暫定基準値の500Bq/kgを超えませんでしたが、6/7-6/9に公表したデータでは、平均で約234Bq/kgの放射性セシウムが検出されています。

ここまではよかったのですが、東京にある「らでぃっしゅぼーや」という食品の宅配などを行っている業者が自分が扱っているお茶について自主検査したところ、静岡県のお茶から暫定基準値を超えるデータが出てきました。そこで、静岡県でも再度調査したところ、やはり暫定基準値を超えたことがわかりました。該当する、静岡市葵区藁科地区の20工場について調査したところ、「6/15 静岡県のお茶の放射能騒動はまだ終わらない!」でご紹介したように20工場の平均で444Bq/kgとかなり高い放射性セシウムが検出されましたが、運悪く500Bq/kgを超えたK工場やL工場などは出荷停止の要請が行われ、499Bq/kgのC工場とか496Bq/kgのR工場、490Bq/kgのT工場には何も要請しない(そのまま出荷を続けさせる)、という対応をとりました。

同じ静岡市の葵区藁科地区には全部で約100工場があり、その中の代表的な20工場で出荷量の約85%を占めると何かの週刊誌に書いてありましたが、調査は20工場しか行わず、その中の5工場について出荷自粛と自主回収を要請して、あとは何もしないというのは、おかしな対応だと私は思いました。

静岡県方式をとって工場単位で出荷自粛や自主回収を行うならば、同じ地区の工場は全て検査して、出荷自粛した工場以外は暫定基準値以下でした、という証明をつける必要があります。ところが今回、残り80工場の検査が行われなかったため、結果として、葵区藁科地区のお茶は全て危ない、という事を知らしめる結果になってしまいました。平均で444Bq/kg含まれているわけですから、この地区全部に対して出荷自粛と自主回収の要請を行うべきでした。あるいは、100工場あるならば全て検査を行い、暫定基準値を超えなかった工場のみ出荷させるという措置をとるべきでした。静岡県の対応は中途半端な対応であったがためにかえって静岡茶のイメージを悪くしたと私は思います。

消費者の立場で考えてみてください。もし自分の買ったお茶が静岡市葵区藁科地区のお茶だとわかったとします。その地区のお茶は、暫定基準値を超えるかもしれないけれど敢えて測定しなかったお茶が混ざっているので、ひょっとしたら放射性セシウムがたくさん入っているかもしれません。そういうお茶を平然と流通させるような県のお茶に対して信用ができるでしょうか?できないと思います。


5.フランスで静岡茶からEUの基準値を超える放射性セシウムが検出!

17日に第一報が入ってきた時は、農水省の情報把握も不正確で、玄米茶から検出と最初は報じられてしまいました。実際には御前崎市の事業者が製造・輸出した新茶(おそらく一番茶)であることが21日に判明しました

静岡県が22日に御前崎市の業者の在庫を調査したところ、フランスで報じられていた1038Bq/kgに近い981Bq/kgの放射性セシウムが検出されました。実はこのお茶は、業者は御前崎市ですが、静岡市清水区庵原地区のお茶だということで、清水区庵原地区の一番茶は出荷自粛と自主回収の要請の対象となりました。

しかし、6/8に一番茶を調査した際、「清水のお茶」は静岡市(清水区)の製茶を検査して、368Bq/kgであることを確認しています。静岡市葵区藁科地区のお茶でさえ高くても654Bq/kgしかなかったのに、清水区庵原地区のお茶は981Bq/kgもあったということなので、この時点で静岡市の一番茶をもう一度地区毎に再検査し、この地区のお茶は暫定基準値以下、この地区は暫定基準値を超える、ということで仕分けをするべきでした。

これをしなかったため、私のイメージとしては、静岡市の「清水のお茶」や「本山茶」は静岡のお茶の中でも放射性セシウムの濃度が特に高い、というイメージができあがってしまいました。

6.二番茶は少なくとも静岡県のお茶は大丈夫そうだ

二番茶については、静岡県のお茶も予想通り低めの数値となっています。暫定基準値を超えることはないでしょう。他の県でも、山梨県や神奈川県のデータが公開されていますが、暫定基準値を超えるものは神奈川県以外は今のところなさそうです。神奈川県は、二番茶でも生葉で100Bq/kgを超えるものがありますので、今後もギリギリ500Bq/kgを超えるものが出てきそうです。やはり神奈川県の方が汚染がひどかったのですね。

二番茶の汚染が少ないのはおそらく、農水省が示した「深刈り」や「中切り」を行ったこともあるでしょうが、一番茶にかなりの放射性セシウムが移行して、二番茶にはもうそれほど残っていないというのが実情でしょう。

7.静岡県知事の対応はどうだったのか?

静岡県(川勝知事)の論理はこうです。
・お茶の葉は、95%は飲用茶として飲むことがわかっている。(つまり5%はそれ以外の食用の仕方があることを認めている)
・飲用茶においては、平均して10Bq/kg以下の放射性セシウムしか検出されないので、問題ないレベルである。
・もし暫定基準値をこえる事があっても該当する工場単位など、小さい単位で出荷自粛や自主回収を要請する。
・そもそもこの暫定基準値に科学的根拠があるのか?

4番目については確かに国の対応に問題点はあるのですが、現状ではそれを覆せない以上、そのルールの中でいかにして問題がないかをアピールするかということが大事だと思います。ところが、静岡県の対応は、逆に不安を煽るだけの対応に私には思えました。

「安全だ安全だ」と主張することは逆効果であることは国の対応を見ていてわかっているはずです。そしてすでに述べたように、もし暫定基準値をこえるお茶が出たら、消費者の安全を守るためには広めに出荷自粛要請を出して、「静岡県のお茶」全体ののイメージを守るべきです。ところが川勝知事の取った行動はその逆でした。それは工場単位の出荷自粛要請をするとしながら、約100工場のうち20工場しか検査しなかったという事でも説明しました。また、フランスで基準値をこえた事件が起こったら、清水区庵原地区だけでなく静岡市のお茶を再度検査し直すくらいの対応が必要でした。消費者を見ないで完全に生産者を見ているため、かえって他県の消費者からの信用を落とした結果になったと思います。

それ以外にも、95%は飲用かもしれないけれど、お茶葉を佃煮にしたりしてお茶葉を最後まで食用にする習慣もあることは考慮しないといけません。川勝知事も自分で5%はそういう食用としての用途があることを認めています。ならば、その5%の人に対して注意を促すことは必要です。95%が飲用だから、残り5%の人は無視してもいい、こんな乱暴な議論を川勝知事は行っています。自分たちが出荷する商品は、95%の人の使い方がこうだからそれ以外の使い方には責任を持たなくていいと主張する会社を見たことがありますか?静岡県の主張はまさにそれを行っているのです。よく不祥事を起こした会社が、こんな使われ方をするのは想定外だったということをいいますが、それでも製造者の責任を追及されています。お茶に関しては5%の人が飲用以外でも使うということを知事も認識しています。想定内ですので、そういう食べ方をする人のために静岡県のHPでも広報すべきと思います。

とはいえ、実は製茶のなかの放射性セシウムは約50%以上は飲用茶に抽出されて飲んでいるということをご存じですか?これは「6/12 らでぃっしゅぼーやと静岡県の話の続き:数字のトリックにだまされないで!」でご紹介して、その後で農水省のHPにも記載があることを確認しました。つまり、どんなに薄くなっていようとも、元の茶葉に入っていた放射性セシウムの半分以上を我々は飲んでいるということは事実として認識しておく必要があります。茶葉に含まれる放射性セシウムを単にお湯で薄めて飲んでいるだけのことなのですから。そうであるならば、できるだけ元の放射性セシウムの濃度が薄いお茶を飲んだ方がいいことはいうまでもありません。


8.おまけ 埼玉県のお茶のデータの不思議

これはコンタンさんのブログに書いてあることなので詳細は記載しません。5月14日に一番茶の生葉で200-400Bq/kgの放射性セシウムが検出されていました。

これまではどこの県でも生葉と製茶(荒茶)の放射性セシウムの濃度の関係としては、以下の関係がありました。
(生葉のデータ)×5~6=(製茶または荒茶のデータ)
例:生葉 100Bq/kg 荒茶500Bq/kg

ところが、6月20日に埼玉県の一番茶の製茶のデータが公開された時には、生葉から予想される、1000-2000Bq/kgではなく、80-390Bq/kgと大幅に低い数値でした。これが同じ生葉を用いて製茶にしたのかどうかがポイントです。同じ生葉から製茶して、むしろ数値が下がることはあり得ません。もしそうならば、埼玉県はウソをついていることになります。

ただし、埼玉県のHPを良く読むと、5月の時は「5月13日に入間市、所沢市、狭山市から茶生葉を3検体採取」と書いてあります。確実にこの3市から取れた茶の生葉です。しかし、6月20日の発表では、「6月16日に入間市、所沢市、狭山市、飯能市、日高市、鶴ヶ島市の茶商から製茶を採取し分析を行ったところ、」と記載があるだけです。決してこれらの場所で取れたお茶とは書いてありません。入間市の茶商であっても静岡産のお茶かもしれませんので、これだけの記述ではわかりません。埼玉県は、ウソはつかずにギリギリの記述をしているのかもしれません。どなかた埼玉県に確認してもらえるとありがたいです。5月に生葉のデータがあったその製茶のデータを公開して欲しいです。

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コメント

Re: セシウムをもたらしたのは?

Slight_Brightさん

コメントありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。

私もNHKスペシャル見ていました。1日早くやってくれていたら、あの知見を取り入れて書いたのに、と思いました。たぶん3/15のプルームが原因だと追記しておきました。

セシウムをもたらしたのは?

はじめまして。素晴らしいまとめですね。

一点、いかにして放射性セシウムが茶葉にもたらされたかですが、下記にある様に
http://togetter.com/li/157452
先日のNHKスペシャルでは、雨でなくプルームと説明してました。

いずれにしても古葉からの吸収に異論はありませんが、私が見に行った茶畑も、畝間はほぼ0に近かった事を思うと、この農林水産省のケースはいささか疑問ですね。

Re: 緑茶

羽隠さん

コメントありがとうございました。
この問題、お茶の農家、静岡県民、他県の消費者、それぞれに立場が違って主張も違うと思います。それぞれのお考えがあるでしょうから、私はあくまで私の考えを書いています。かみ合わない部分が合っても仕方ないかと思っています。

ただ、1/85と書かれていても、実は茶葉の半分のセシウムを飲んでいるということは知っておいてもらいたい(お茶は飲む人は毎日10杯でも20杯でも飲みますからね)と思って一連のお茶の記事は書きました。そんなはずはない、という反論もありましたが、農水省HPにも抽出率(移行率)50%前後を認める情報があったのでさらに反論される方はいなかったようです。

狭山茶については、数値自体はごまかせないので、きっと何かの裏技があったのだろうと思います。普通に考えて、生葉よりも荒茶(製茶)がひくいなんてあり得ませんのでね。

Re: 畝間?株元?

ゴトウさん

> 大型機械が入る茶園では畝間はそれなりに広いですが、普通の茶園では畝間は限りなくゼロ(開いてる空間)に近いです。茶の根(細根)は株元(直根だけ)にはなく、畝間にあります。農水省の見解にはなにか意図を感じます。敬白。【高根山農園】

実際の農家の方のコメントは非常に参考になります。ただ、今回については、日曜日のNHKスペシャルでもやっていましたが、葉から吸収した、という見解で矛盾なく説明できているようです。

緑茶

静岡県は一番茶を諦めるべきだったんでしょうか・・・。特に、静岡市内の緑茶は全て出荷停止にするべきだったのかな。
確かに、内部被曝しないための調理方法で、煮出した汁を捨てるという方法がある一方で、お茶は抽出した液を飲むわけですから、もろに体に取り込んでしまいますしね。
静岡県の対応、飲用茶の抽出率も、最初は/kgなのか、それとも単純に煎れたお茶に出た濃度なのかクエスチョンだったんですが、1/85と言われても・・・紛らわしいですね。

数学や確立統計は苦手なため、私はあまりコメントできません(汗)。

ゴトウ様のコメでふと思った事、大型機械の入る茶園となると山間地・傾斜地での茶園ではないですね。今回の事故で、基準値超えたお茶はいずれも傾斜地のお茶。。。うーん。

埼玉(狭山茶)については私も知りたいところです。東京の小学校の茶摘み体験で凄く高い数値が出ちゃってますし。

畝間?株元?

いつも拝見、感謝。

大型機械が入る茶園では畝間はそれなりに広いですが、普通の茶園では畝間は限りなくゼロ(開いてる空間)に近いです。茶の根(細根)は株元(直根だけ)にはなく、畝間にあります。農水省の見解にはなにか意図を感じます。敬白。【高根山農園】

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3.11では、停電・断水のため、一晩避難所で過ごし、震災後の情報収集をきっかけにブログを始めました。
これまで約4年間、原発事故関係のニュースを中心に独自の視点で発信してきました。その中でわかったことは情報の受け手も出し手も意識改革が必要だということです。従って、このブログの大きなテーマは情報の扱い方です。原発事故は一つのツールに過ぎません。

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