7/14 ついにヒラメからも基準値を超える放射性セシウムが検出!
今週の初めに、「7/10 魚の放射能汚染 7月上旬の実態のまとめ」でヒラメなどの放射能汚染の実態についてまとめたばかりですが、昨日福島県から発表されたデータでは、いわき市沖で取れたヒラメとババガレイ、コモンカスベの3種類の魚から暫定規制値を超える放射性セシウムが検出されました。
もちろん、ヒラメから基準値を超える放射性セシウムが検出されたといっても、今回追加された10匹の中で1匹だけが500Bq/kgを超えていたので、全てのヒラメが高濃度に汚染されているわけではありません。そこは勘違いしないようにしていただきたいと思います。
7/10の「7/10 魚の放射能汚染 7月上旬の実態のまとめ」において、ヒラメのデータをグラフにしてご紹介しました。(赤い縦線は5月にブログで紹介した時にどこまでデータが出ていたかを示したものです。)

この時は福島県のヒラメの放射性セシウムは6月にはいって下降気味か?とコメントしました。でも、昨日発表されたデータを加えて同じようなグラフを書いてみると次のようになります。一つだけ760Bq/kgと500Bq/kgを超えたサンプルがあったので、縦軸の目盛りが変わっています。赤い横線は、暫定基準値です。

こうやってみてみると、福島県のヒラメも再び数値が上昇しているということが改めてわかります。
なお、今回暫定基準値をこえたもう一つの魚、ババガレイは、今回の5検体が初めてでしたが、3検体が200Bq/kgを超えており、全体的に高めでした。やはり底魚だからでしょうか?
コモンカスベは2検体だけでそのうち一つが920Bq/kgでした。数が少ないのでコメントできません。
しばらく魚介類のデータからは目が離せませんね。

この時は福島県のヒラメの放射性セシウムは6月にはいって下降気味か?とコメントしました。でも、昨日発表されたデータを加えて同じようなグラフを書いてみると次のようになります。一つだけ760Bq/kgと500Bq/kgを超えたサンプルがあったので、縦軸の目盛りが変わっています。赤い横線は、暫定基準値です。

こうやってみてみると、福島県のヒラメも再び数値が上昇しているということが改めてわかります。
なお、今回暫定基準値をこえたもう一つの魚、ババガレイは、今回の5検体が初めてでしたが、3検体が200Bq/kgを超えており、全体的に高めでした。やはり底魚だからでしょうか?
コモンカスベは2検体だけでそのうち一つが920Bq/kgでした。数が少ないのでコメントできません。
しばらく魚介類のデータからは目が離せませんね。
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