8/28 宮城県の村井知事の発言は信じられない!
ツイッターで知った話なのですが、8/22の宮城県知事の記者会見において、村井知事は国民をバカにしたような、信じられない発言をしました。これは宮城県の県知事会見議事録に載っていることなので間違いないことだと思います。
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「県産牛出荷停止の一部解除について」の質疑応答においての回答です。宮城県産の牛肉の出荷制限が解除されたことに関するいくつかの質問がありましたが、牛肉の「検査証明書の表記には検出値も表記するのか、あるいは食品衛生法の基準を下回っていると、安全であるというざっくりとした表記になるのか。どのようになるのか。」という問いに対して、下記のように答えています。

「安全であるということだけでよろしいかと思っております。健康上全く問題のない数値であるわけですので、詳細な数値を出したところで消費者の皆さんは理解ができないわけでありますから、安全か安全でないかということだけはっきりと証明すれば十分だというふうに思っております。正式には、牛肉の放射性物質検査結果通知書といったような形で添付をしたいと考えております。・・・・・・」
知事の言葉として、このようなことが平然と語られるとは思ってもいませんでした。暫定基準値の500Bq/kg以下であれば健康上問題のない数値ということろも基本的にはおかしいと思うのですが、国が公式にはそのように言っているので、行政としてはそのような意見を言うところは今回は敢えてコメントしません。
しかし、「詳細な数値を出したところで消費者の皆さんは理解ができないわけでありますから」という言葉は見過ごせません。しかもこれは「消費者のみなさん」ということで、宮城県産の牛肉を食べる可能性のある日本国民全てを対象にして発言しているわけです。
このような感覚で、お米の放射能検査の数値に対しても発表されていったらとんでもないことになります。今のところ、米の検査については、これまでの予備的な調査では検出限界値が1-2Bq/kgで測定してくれているようですが、県知事がこのような認識でいると、いつへんな圧力が上からかかって数値の発表のしかたが変わらないとも限りません。
今、日本の消費者がどのような感覚を放射能に対して持っているのか、もう少し勉強して欲しいと思います。こういう発言をすることが、宮城県にとってどれだけマイナスなのか考えたら、絶対に出てこない発言です。この話が広まった結果、宮城県産の牛肉や米、野菜に対して買い控えが起きたとしても、それは風評被害ではなく、村井知事が自ら招いた結果だと思います。

「安全であるということだけでよろしいかと思っております。健康上全く問題のない数値であるわけですので、詳細な数値を出したところで消費者の皆さんは理解ができないわけでありますから、安全か安全でないかということだけはっきりと証明すれば十分だというふうに思っております。正式には、牛肉の放射性物質検査結果通知書といったような形で添付をしたいと考えております。・・・・・・」
知事の言葉として、このようなことが平然と語られるとは思ってもいませんでした。暫定基準値の500Bq/kg以下であれば健康上問題のない数値ということろも基本的にはおかしいと思うのですが、国が公式にはそのように言っているので、行政としてはそのような意見を言うところは今回は敢えてコメントしません。
しかし、「詳細な数値を出したところで消費者の皆さんは理解ができないわけでありますから」という言葉は見過ごせません。しかもこれは「消費者のみなさん」ということで、宮城県産の牛肉を食べる可能性のある日本国民全てを対象にして発言しているわけです。
このような感覚で、お米の放射能検査の数値に対しても発表されていったらとんでもないことになります。今のところ、米の検査については、これまでの予備的な調査では検出限界値が1-2Bq/kgで測定してくれているようですが、県知事がこのような認識でいると、いつへんな圧力が上からかかって数値の発表のしかたが変わらないとも限りません。
今、日本の消費者がどのような感覚を放射能に対して持っているのか、もう少し勉強して欲しいと思います。こういう発言をすることが、宮城県にとってどれだけマイナスなのか考えたら、絶対に出てこない発言です。この話が広まった結果、宮城県産の牛肉や米、野菜に対して買い控えが起きたとしても、それは風評被害ではなく、村井知事が自ら招いた結果だと思います。
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