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9/17 東京電力が対象地点を増やした9月の海底土測定結果まとめ

 
9/5 東京電力の海洋モニタリング方法の変更-海底土の調査を増加」でご紹介したように、東京電力は海水の測定を一部取りやめ、その分を海底土の測定に回すという計画の発表を9/1にしています。その計画においては、新たに23カ所の海底土の測定を行うこととなっています。これまで毎月行ってきた2カ所と合わせて25カ所の測定を毎月1回行う予定です。

新しい計画に基づく海底土のデータが先週あたりから発表され始めました。データの出方がパラパラと出てくるので、いつになったらこのシリーズが終わるのかなかなかわかりません。私はきっと、8月のように東京電力がまとめてくれると信じてその発表を待っていたのですが、なかなかデータが出そろいません。

そうこうしているうちに、東京電力がHPで発表した翌日に同じデータを地図にプロットして文科省がHPに発表するというプロセスを知らない方が文科省の測定だと勘違いするケースも複数出てきました。そのあたりの広報も含めて、全てのデータが出そろっていないのですが9月の測定についてまとめます。(ひょっとしたら明日には東京電力がまとめてくれるかもしれませんが、皆さんには一足早くお知らせです。)


8/14 東京電力が発表した海底土のデータのまとめ」でご紹介しているのですが、7-8月にも東京電力は25カ所の海底土の測定を行っています。今回9月から月例として追加されたのは、当初から行っていた岩沢海岸沖合3kmと小高区沖合3km以外の23カ所です(「9/5 東京電力の海洋モニタリング方法の変更-海底土の調査を増加」参照)。

9/99/109/139/149/159/169/17の東京電力の発表には、数カ所ずつの測定結果がバラバラに載っています。中には、測定しようと思っていたけれども天候の都合で採取できなかったために後日もう一回挑戦というケースもあります。今日も3カ所の測定を予定していましたが、請戸川沖合15kmと1F沖合15kmの2カ所は採取中止ということで、明日以降に測定・発表は持ち越しになりました。

さて、本題とは少しずれますが、東京電力の発表しているデータの公表については実は一日か二日遅れで文科省がこのHPで発表しています。例えば9/16の東京電力が発表した海底土のデータ。これは翌日(9/17)に文科省がこのような形で地図上にデータをプロットして発表してくれます。

このこと自体は情報を一つのサイトで確認できるということでいいことなのですが、注意点がいくつかあります。

・このデータは東京電力が測定し発表したものを加工しただけであるということを下の方に小さく書いてあるだけなので、他のデータと同じく文科省が主導して測定しているデータと勘違いする可能性があります。
・同じく下の方に検出限界値が書いてあるのですが、検出限界値の記載を一部省略していることがあります(「8/22 だれが検出限界値を4・6・9(I-131:4Bq/L、Cs-134:6Bq/L、Cs-137:9Bq/L)に統一しようとしている?」参照)。そのため、NDの意味を誤解されることがあります。
・東京電力と文科省では、サンプリング地点の番号の付け方に微妙な違いがあります。それについてはこの後で比較表を出します。

8月に東京電力が25地点の測定を終えたときは、最終結果の発表と同時にまとめの表まとめの図を作成してくれました。今月もおそらく残りの2地点の測定が終わったら作ってくれると思うのですが、待ちきれずに見切り発車です。

9月分測定の、9/17現在のデータをまとめて、8月のデータを比較できるようにしました。2カ所の空欄はまだデータが出そろっていない地点です。

9/17東京電力海底土データ

一番左の番号というのは、8月に東京電力が測定結果をまとめた表における番号です。2番目の「文科省番号」というのは、文科省が東京電力のデータをHPで発表するときに必ずつけている番号です。この番号のそれぞれの緯度経度については、文科省のHPのここに掲載されています。なお、文科省番号の25-28については、9月の東京電力の変更により中止されました。

では、今回のデータについて、8月との比較という観点で見てみましょう。とはいっても、表で見てもわかりにくいので、いつものように図にしました。東京電力が8月に作成してくれた図をデータ更新して示します。この図に記載してある番号は、東京電力の番号です。なお、MS=23、MA=24、M10=25と読み替えてください。これは文科省が5月頃まで測定していた時の地点を東京電力が引き継いで測定しているので頭にMがついているのです。

9/17海底土データ

海底土の放射性セシウムの量を5段階に色分けしているのは東京電力の方法と同じです。データ(Cs-134とCs-137)の枠を赤く囲ったのが8月よりも上昇した場所、青く囲ったのが8月よりも下がった場所です。

こうやって見てみると、多くの地点では8月の時よりも下がっているのがわかります。何よりも1-4の地点(沿岸)で大きく下がっています(上の表も参照のこと)ので、それが全体的に影響していると思います。一方、13、14、MA=24の3地点、すなわち北側の海域は濃度が上昇しています。

これから毎月データが発表されるので、何回かデータをみていかないと海底土の放射性セシウム量の推移はわからないと思います。



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これまで約4年間、原発事故関係のニュースを中心に独自の視点で発信してきました。その中でわかったことは情報の受け手も出し手も意識改革が必要だということです。従って、このブログの大きなテーマは情報の扱い方です。原発事故は一つのツールに過ぎません。

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