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4/2 財団法人日本分析センターの分析結果

私がtwitterでフォローしている東大の早野教授(@hayano)さんから得た情報です。
残団法人日本分析センターが発表した、空間放射線の分析結果です。

残団法人日本分析センターの発表(4/1)
http://www.jcac.or.jp/lib/senryo_lib/nodo.pdf
日本分析センター4/1

文科省などで発表されている空間放射線のデータ(μSv/h)は、いろいろな核種の放射線データの総和として出ています。ですから、全てがヨウ素131であるとか、セシウム137であるということではありません。今回の分析センターの解析は、その内訳を明らかにしてくれたものです。

※このグラフを見るとき、縦軸が対数になっているため、普通のグラフを見るのと同じように読むことができないので注意してください。縦軸の目盛りが一つ上に行くと0.0100→0.1000というように10倍です。従って、目盛りの中間(目盛りの半分)は、約3倍です。数値が2倍になると0.3目盛り上に行きます。
下に青い線で書いてある(21日にピークがある)のが降雨量で、その目盛りは右側の縦軸です。


この分析結果をみると、以下のことがわかります。

(1)15日に一時的に放射線量が多くなった時がありました(下に茨城県南部の産総研データ(26日まで)を再掲します)が、これはヨウ素131やセシウム137ではなかったということがわかります。キセノン(Xe)133というやはり核分裂によって生じる核種(半減期5日)です。キセノン133は16日のあとは大量に出ていないので、放出されたのは15日の1回だけだったということのようです(早野教授のtwitterより引用)。

産総研の放射線量0326

(2)ヨウ素131やセシウム137は、21日からの降雨によってもたらされたもので、それまではあまりなかったということもわかります。

(3)原子炉の反応が停止してから3週間経ち、ヨウ素131は半減期8日に従って量が減ってきています。その結果、現時点で空間放射線量の中で一番多いのはセシウム134(半減期2年)であるということがわかります。31日時点ではまだヨウ素131がセシウム137よりも多いですが、数日中にセシウム137(半減期30年)の方が多くなるでしょう

ということで、これまではヨウ素131をかなり気にしてきましたが、今後はセシウム137や、あまりデータが発表されていないのですが、ストロンチウム90のデータがあればそれにも注意してきたいと思います。

@hayanoは重要な情報を適宜教えてくれるので非常に有用です。twitterを使える人は是非フォローすることをおすすめします。
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3.11では、停電・断水のため、一晩避難所で過ごし、震災後の情報収集をきっかけにブログを始めました。
これまで約4年間、原発事故関係のニュースを中心に独自の視点で発信してきました。その中でわかったことは情報の受け手も出し手も意識改革が必要だということです。従って、このブログの大きなテーマは情報の扱い方です。原発事故は一つのツールに過ぎません。

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