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10/19 お勧め!文科省が新たに公開した放射線量等分布マップ拡大サイト

 
これまで私のブログでは、文科省のHPに航空機モニタリングの結果が出ると、それをこのブログの画面に入るサイズにして掲載してきました。アップロードできる画像サイズの制限から、JPGやGIFにしてアップしてきましたが、その際に画質が落ちていました。きれいな画像を見たい方はリンクをつけてあるので元の文科省のサイトをチェックしていると思いますが、でも拡大できるレベルには限りがありました。今回文科省が、拡大できるサイトを用意してくれましたので紹介します。

これにより、地図を拡大して細かく調べることが可能になりました!

まずはサイトのご紹介から。http://ramap.jaea.go.jp/map/をクリックしてください。すると下のような画面が現れます。PCで操作するならばpdf版よりも電子国土版をお勧めします。ここでは電子国土版の使い方のイメージをご紹介します。

10/18文科省1

左の図、または「>>電子国土版はこちら」をクリックすると、「文部科学省放射線量等分布マップ拡大サイトの開設について」という画面が出てきますので、一通り読んで、一番下の「同意する」をクリックします。すると、電子国土に放射性セシウムの分布を重ね合わせた画面が出てきます。下の図のような感じです。

なお、これ以降に載せる画面は全て「文部科学省放射線量等分布マップ拡大サイト/電子国土」からの引用です。

10/18文科省2

右の欄で、「千葉県・埼玉県測定(平成23年9月12日)」「セシウム134+137の合計」を選んで、地図の右上の「+」マークを何回か押して拡大し、マウスでドラッグしながら見たいところに画面を動かします。ここでは茨城県南部に注目してみました。pdfの拡大よりもよくわかりますね。

10/18文科省3

予想外に高かった阿見町のあたりを拡大してみます。上の図では、右下の目盛り(約1cm)が10kmでしたが、1kmになるまで拡大するとこんな感じです。

10/18文科省4

さらに画面左下の「福田」というあたりを拡大してみます。ここはなぜかポッカリと汚染されていないゾーンがあるからです。画面右下の目盛りは250mです。

10/18文科省5

これが一番拡大した図なのですが、ここまで拡大すると、ただの丸い形と思っていたのが、○の左と右に小さな飛び地があって、そこは青く塗られていない(セシウムの沈着量が少ない)ことがわかります。これならば拡大してもよくわかりますよね!

こんな風に、ご自分の家の近くとか、興味のあるところを拡大して調べてみることができます。

今回は、いつも私が紹介している「セシウム134+137の合計」で調べてみましたが、やり方は空間線量率(μSv/h)でも同じようにできます。小学校や中学校の場所を地図上に追加することも可能です。

10/18文科省7

文科省が福島県で詳細に測定した土壌マップでCs-137を表示させることもできます。

10/18文科省6

見ていただいたように、使い方次第でいろいろな情報を引き出せますので、お勧めです!ぜひ一度は使ってみてください。

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3.11では、停電・断水のため、一晩避難所で過ごし、震災後の情報収集をきっかけにブログを始めました。
これまで約4年間、原発事故関係のニュースを中心に独自の視点で発信してきました。その中でわかったことは情報の受け手も出し手も意識改革が必要だということです。従って、このブログの大きなテーマは情報の扱い方です。原発事故は一つのツールに過ぎません。

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