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11/27 青森県、福井県、愛知県、石川県の航空機モニタリングの結果

 
11/25、文科省は「文部科学省による、愛知県、青森県、石川県、及び 福井県の航空機モニタリングの測定結果について」を発表しました。

このシリーズでは、「11/12 岩手県、長野県などの航空機モニタリングの結果、まとめての発表です。」以来のことになります。

これで青森県から中部日本までを全てカバーする形になりましたので、今年の測定はこれでおしまいのようです。来年にまた、北海道や西日本を含めての測定を行う旨の記述がありました。

「これまでに航空機モニタリングを実施していない北海道や西日本についても、放射性セシウムの沈着量が少ないことを確認するため、航空機モニタリングを実施する。」

いつものように、公表された結果を見ていきます。これまで、このシリーズでは放射性セシウム(Cs-134+Cs-137)の降下量(沈着量)を中心に記載してきました。今回発表された、愛知県、青森県、石川県、福井県においては、全ての地域が10000Bq/m2以下の汚染しかありませんでしたので、県ごとの図は省略させていただきます。興味がある方は元の文科省の資料をご確認下さい。

今回の測定結果を受けて、11/1時点のデータに換算したCs-134+Cs-137の沈着量です。これまで何回もデータが発表されてきていますが、ほぼそのたびにいつの時点でのデータかということが修正されてきていますので、毎回微妙に変わっていると思います。ご注意下さい。

11/27文科省地図1

続いて、空間線量率です。

11/27文科省地図2


それから、今回で一通りのデータがまとまったので、それを受けて今回はさらにコメントが発表されました。上の図を分析して、特に地形に注目すると、放射性セシウムの沈着は、山脈や山地に沿って沈着していることがわかったそうです。

『これまでの航空機モニタリングの測定結果を地形に着目して確認した結果、奥羽山脈、飯豊山脈、越後山脈、下野山地、関東山地に沿って、放射性セシウムが沈着していることが確認された。』(文科省発表資料より)

つまり、山脈によって放射性セシウムの拡散が遮られ、そこで沈降した可能性が高いということです。

11/27文科省地図3-1

字は横向きになりますがこちらの方が大きく表示できるので向きを変えた図も載せておきます。

11/27文科省地図3

資料に記載されていた、各地の地形付きの図を載せておきます。まずは福島県と山形県の県境にある飯豊山地です。

11/27文科省地図4

次に、関東山地のある、群馬県、埼玉県と長野県、山梨県の県境付近です。

11/27文科省地図5

こちらは、奥羽山脈(上の全体の図だと下野山地のような気もしますが)によって福島県西部への汚染が少なくなったことを示す図です。

11/27文科省地図6

最後は、群馬県と長野県、新潟県の間の越後山脈です。

11/27文科省地図7

確かにこうやってみると、山脈沿いに放射性セシウムが沈着していることがわかりますね。これらの山脈がなかったら、もっと広がっていたのでしょうか?


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コメント

Re: 空間線量とセシウム降下量(沈着量)

umiyamaさん

天然の放射性核種が多い地域(例えば花崗岩が多いところ)は空間線量は高く出ますが、それはセシウムによるものではない場合があります。今までは実際にはセシウムが沈着していなくてもセシウムが沈着しているように出ていたのですが、前回の発表からそのあたりを補正するようになったので、差がわかるようになったのでしょう。

ご存じとは思いますが、天然にも放射性物質は存在します。空間線量はそれを検出しているから高くなるのです。

空間線量とセシウム降下量(沈着量)

こんばんは。いつも拝見させていただいています。
現在、東京東部に住んでいて、近いうちに北陸(石川や富山)に移住できればと思っていますが、前回・今回と発表された内容がうまく理解できずに困っております。空間線量は高くても、セシウム降下量が少ない地域(山側の地域)というのはどう理解すればよいのか、もしアドバイスあれば教えて下さい。よろしくお願いします。

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3.11では、停電・断水のため、一晩避難所で過ごし、震災後の情報収集をきっかけにブログを始めました。
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