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今年度のお米の作付け制限の方針発表はもうすぐ?

 
しばらく情報をチェックできなかったのですが、平成24年度の米の作付け制限については、具体的な発表はまだないようです。でも、おそらく2月中、つまり明日27日か28日には何らかの動きがあるものと思います。

今日(26日)は、現時点での情報と、前回の「福島県は米の緊急調査結果のとりまとめ(2/3)を発表!」の後日談を少しご紹介します。

1.現時点での情報

福島県は、「県は23日までに、安全対策の徹底を前提として作付けを容認する方針を固め、農林水産省に伝えた。」そうです。(24日福島民報より)(このwebの情報を教えていただいた方々、ありがとうございました。)

24年産米作付けで県方針 安全対策が前提」 24日福島民報

県は農水省に
(1)反転耕やカリウム施肥などによる放射性セシウムの除染・低減
(2)栽培から収穫、流通まで徹底したコメの管理
(3)収穫された全てのコメの全袋検査
を条件に、100Bq/kgを越えて500Bq/kg以下の地域の24年産米の作付けを認める考えを説明した。
農水省も県の考え方は尊重する方針。

【24年産米 作付け】農家の協力不可欠 検査 実現性が鍵」 24日福島民報
それに対する解説記事です。ここでは特に詳しく解説しませんのでぜひお読み下さい。


これまでの流れを簡単に書くと、

・昨年の緊急調査などでは、97%以上の農家の米が100Bq/kg以下の放射性セシウムしか検出されませんでした。
・しかし、一部の農家の米の放射性セシウムは100Bq/kgを越えていました。中には500Bq/kgを越えた所もありました。
・新基準値が100Bq/kgと決まったことで、100-500Bq/kgの米の扱いをどうするかが焦点になっていました。

(1)500Bq/kgを越えるセシウムを検出した米の生産地は作付け制限をすることでほぼ決まっています。
農水省「24年産稲の作付に関する考え方について

(2)一方、100-500Bq/kgのセシウムを検出した米の生産地について、どうするか見解がなかなかまとまりませんでした。仮に作付け制限するとして、どういう単位なのか?旧市町村なのか、水源によって分けるのか?農家に受け入れられる説明ができるのか?といった議論がかなりありました。

この間、100Bq/kgを越えた地域について作付け制限をする動きもあったため、2/13には東京大学農学生命科学研究科から「稲の「試験作付」推奨に関する提言」がなされるなどの動きもありました。

今回の福島県の調整結果を受けて、国としてもその方向で行くのではないかと個人的には予想します。

なお、昨年度の本調査で福島県以外で唯一100Bq/kgを越えるセシウム(101.6Bq/kg)が検出されていた宮城県では、制限をしないことを決めています。
100ベクレル超検出の白石・越河 コメ作付け制限せず」23日河北新報

3/10追記:このあとの話は、2/29の「農水省が決定したお米の作付け方針と作付け制限について」と3/10の「農水省の「24年産稲の作付制限区域の設定等について」の発表について」をご参照ください。


2.前回の「福島県は米の緊急調査結果のとりまとめ(2/3)を発表!」の後日談

前回私は、いくつかの疑問点を挙げて、それを福島県水田畑作課に質問しました。
その回答をいただいたので、ここにご紹介します。ブログに紹介していいかどうかの確認を取っていないので、全文掲載はやめて、部分的に回答を引用しながら示します。基本的に水田畑作課からは丁寧な返答をいただいたと思っています。(1)など()のあとの文章が私の質問で、次の行が県からの回答です。

『(1)今回の緊急調査の位置づけを、わかりやすく示すこと。
 貴重なご意見をいただきありがとうございます。県では事実を正確に公表することに専念してまいりましたが、閲覧者がより理解しやすいように、掲載内容については今後検討してまいります。』

→今後、できるだけわかりやすい広報も可能な限りお願いします。

『(2)検出限界値を明示すること
 検出限界値につきましては、当初から緊急調査が膨大な点数になることが予想されていたため、県で準備できる機器を全て使い、さらには国、市町村、御協力いただける分析会社あるいは他県の御協力も仰いでの分析作業となりました。そのため、調査機器についても様々な機器を用いており、検出限界値についてもゲルマニウム半導体検出器とNaIシンチレーションスペクトロメーターにおいては異なっており、統一してお示しすることができない状況にありますので、何卒御理解をいただきたいと思います。』

→これについては、何人かの方からtwitterなどで部分的な情報をいただいていましたが、市町村などでバラバラ、というのが答のようです。あの状況では測定機械がバラバラなのは仕方ないですが、数値を示す、というかND(不検出)を示す以上は検出限界値は必須と思います。

『(4)なぜ、西会津町(旧束松村)が緊急調査の検査対象に入っていないのか説明すること
 西会津町(旧束松村)につきましては、米の販売農家は1戸のみであり、この農家は本調査において調査を実施済みであることから西会津町(旧束松村)については緊急調査の対象といたしませんでした。』

→これについては@shanghai_iiさんから戸数が少ない(2戸)からという答をいただいていましたが、「販売農家は1戸のみ」という表現からすると、1戸は販売していない農家で、1戸は販売農家、ということのようです。こういうことも、どこかにコメントで書いておいてもらったらよかったのに、と思います。


(3)の元になるデータについて、合計が合わないので、間違っているならば修正すること
についても回答をいただいたのですが、ちょっと納得できない部分があり、ここでの公表は差し控えさせていただきます。

今日は、今年度の作付け制限決定前夜の状況ということで現況を簡単にアップデートしました。
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3.11では、停電・断水のため、一晩避難所で過ごし、震災後の情報収集をきっかけにブログを始めました。
これまで約4年間、原発事故関係のニュースを中心に独自の視点で発信してきました。その中でわかったことは情報の受け手も出し手も意識改革が必要だということです。従って、このブログの大きなテーマは情報の扱い方です。原発事故は一つのツールに過ぎません。

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