スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

東京電力の4月からの新しい海洋モニタリング体制についての修正と補足

3/30に、東京電力が4月からの新しい土壌、海水、海底土などのモニタリングの体制を発表したことは、3/31の「東京電力の4月からの新しい海洋モニタリング体制について」でご紹介しました。

東京電力のモニタリングの体制は以前も私のブログでご紹介していますが、
9/5 東京電力の海洋モニタリング方法の変更-海底土の調査を増加
10/24 東京電力の海洋モニタリングに若干の追加(文科省の計画と合わせるため)
以来の大幅な変更でした。

これに関しては4/5の記者会見で数点の修正が入りました。発表された資料も、3/30の資料と差し替えられて、前回あったわかりやすい図が削除されてしまいました。この修正、たまたま記者会見を見ていたからわかったのですが、これがなければ気がつかないところでした。修正版のお知らせをしようと思っていて調べていたら、文科省のHPに全体としての今年度の海域モニタリングの計画が出ていることを発見しました。

ここでは前回の「東京電力の4月からの新しい海洋モニタリング体制について」での修正点をご紹介します。

なお、東京電力だけでなく全体としての海域モニタリング体制については明日にでも別の記事でこのあと書く予定です。できればそちらも見ていただければと思います。
4/8追記:「文科省が発表した本年度の海域モニタリングの考え方」をご参照下さい。


まずは東京電力が4/5に発表した、3/30からの修正点です。

1.海水モニタリングで、30km圏外に新田川沖合1kmが追加(月に1回)になりました(下に載せた表の中では※2で記載)。
2.海底土のモニタリングで、「小高区沖合3km」と「岩沢海岸沖合3km」が3/30の発表では廃止となっていましたが、これは廃止ではなく月に1回の頻度でこれまで通り継続になりました(下に載せた表の中では※3で記載)。

この2点については後ほどふれますが、あくまでも表の記載ミスであり、3/30に載っていた図では正しく表記されていました。

それでは、発表された資料の体裁も変わりましたので、「東京電力の4月からの新しい海洋モニタリング体制について」と同じような内容ですが、アップデート版を再度ご紹介します。

東京電力の発表した新しい体制は、今回は大きく変わるので、ふだんはご紹介しない土壌や空気も表を引用してご紹介します。まずは土壌、空気です。土壌は頻度を週1回から月1回に変更です。空気は、6地点を廃止し、1地点を追加です。
4/7モニタリング1

次に地下水です。地下水はあまり変更がありません。あまり意味のない5,6号機のサブドレンデータの頻度が週3回から週1回に変更になりました。
4/7モニタリング2

降下物です。これは、もうあまり意義がないということで、多くの地点が廃止になります。
4/7モニタリング3


さて、このあとが海水です。こちらは大きく地点の変更があります。
3/30の「福島原発から20km以内の警戒区域の海域で魚介類の汚染調査が始まりました」でご紹介した地点が新たに採用される一方で、いくつかの地点が廃止になります。

4/7モニタリング10
4/7モニタリング11
4/7モニタリング12
4/7モニタリング13

上の表で、「新田川沖合1km※2」というのが、前回の3/30の発表で表から抜けていたために追加されたものです。ただし、私は原町区沖合3kmが移動するということで理解していました。従って、以下の説明には変更はありません。

3/30に発表した際には東京電力も図を用意してくれましたので、このブログでは今回もそれを用いますが、4/5に修正されたバージョンでは図が削除されています(リンクを4/5版に変更しました)その理由についてはわかりませんが、これはひどいと思います。ぜひ復活させるべきです。
※4/9追記:こう書いたら、翌日の日曜日に復活させてくれました。現在の最新版はこちらです

今年度の海水と海底土のモニタリング地点25地点です。東京電力の図に、私が文科省の地点番号を振って、来年度廃止される地点は赤、残る地点は青で示してあります。

3/31東電17

来年度当初のモニタリング地点です。海水は32地点になりました。
廃止 9カ所(上の図の文科省の地点番号で5,6,8,10,15,16,19,20,23)
位置の移動 2カ所(17が17-1に、11(東京電力では13)が13-1に)
※11番(上の図)というのが廃止される原町区沖合3kmで、13-1(下の図)が今回表に追加された「新田川沖合1km」です。
週1回測定で追加(全βなどの測定地点) 3カ所(黄色:D1、D5、D9)
魚類の採取地点で追加 10カ所(ピンク底1~4(底曳き網)、刺1~6(刺網))なお、この10カ所はまだ確定ではないそうです。
プランクトンの採取地点で追加 3カ所(紫1~13)ただしこれは当面6月まで。

下の図で、これまでの地点で番号の振り方が文科省の番号の振り方と違う場所については、文科省の地点番号を記入してあります。
3/31東電16

また、文科省の番号の振り方とこれまでの東京電力の番号の振り方が異なっている部分について、対照表がありますので、それを再掲します。
4/7モニタリング14


宮城県、茨城県の海水の測定地点は下記のように1カ所ずつ追加になりました。
3/31東電14
3/31東電15


海底土です。

4/7モニタリング7
4/7モニタリング8
4/7モニタリング9

こちらも基本的には海水とおなじ地点変更なのですが、海底土のみの測定地点が下の図で13カ所()追加になり、こちらは月に1回の測定です。また、9地点は1月に1回の測定から2月に1回の測定に変更になりました。その結果、これまでは海水と同じ25地点だったのですが、今度は42地点になりました。

ただし、そのうち9地点は2ヶ月に1回です。

また、4/5の修正(一番上の※3)で、表の中では小高区沖合3km(下の図で14番)と岩沢海岸3km(下の図で11番)が月に1回の測定で復活していますが、下の図ではもともと海水・海底土の測定ポイントということで入っていましたので、単なる表の間違いだったということです。

3/31東電12


つづいて、プルトニウムの測定についてです。

4/7モニタリング4

ストロンチウムの測定です。

4/7モニタリング5

全β核種、全α核種などです。

4/7モニタリング6

このあとは、文科省が発表した今年度の海域モニタリングについて書く予定です。
4/8追記:「文科省が発表した本年度の海域モニタリングの考え方

関連記事
にほんブログ村 科学ブログへ ブログランキング・にほんブログ村へ
↑日本ブログ村ランキングに参加しました。よかったらクリックお願いします。

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

まとめteみた.【東京電力の4月からの新しい海洋モニタリング体制についての修正to】

3/30に、東京電力が4月からの新しい土壌、海水、海底土などのモニタリングの体制を発表したことは、3/3タリングの体制は以前も私のブログでご紹介していますが、「9/5東京電力の海洋モニタリング方法の変更-海底土の調の記者会見で数点の修正が入りました。発表された資?...

コメント

プロフィール

TSOKDBA

Author:TSOKDBA
twitterは@tsokdbaです。
3.11では、停電・断水のため、一晩避難所で過ごし、震災後の情報収集をきっかけにブログを始めました。
これまで約4年間、原発事故関係のニュースを中心に独自の視点で発信してきました。その中でわかったことは情報の受け手も出し手も意識改革が必要だということです。従って、このブログの大きなテーマは情報の扱い方です。原発事故は一つのツールに過ぎません。

FC2カウンター
ブログランキング
にほんブログ村 科学ブログへ
ブログランキング・にほんブログ村へ
↑日本ブログ村ランキングに参加しました。よかったらクリックお願いします。
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
ふくしまの恵み(全量全袋検査の結果)

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

検索フォーム
カテゴリ
RSSリンクの表示
カレンダー
10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
こちらにもぜひご記入を!
読んだ感想を是非お聞かせください。
無料アクセス解析
おすすめのリンク
QRコード
QR
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。