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最新の陸側遮水壁タスクフォースの情報を公開しないのはなぜ?

 
前回書いた「5/2 第21回監視評価検討会のトピックス紹介(凍土壁をめぐる議論)」において、「よっちゃん」さんからいただいたコメントを読んでいたら、新たな発見がありました。

本当は最近の護岸エリアや海水の放射性物質濃度の上昇についてまとめたいのですが、あまり書く時間がとれないので、今日はちょっとした情報の共有にとどめます。

4/27に書いた「規制委の監視評価検討会(4/18)での規制委とエネ庁のバトルは必見!」では敢えてご紹介しませんでしたが、昨年から汚染水処理対策委員会の元に設置されて議論されてきた「陸側遮水壁タスクフォース」というものがあります。詳細については「陸側遮水壁(凍土壁)の検討状況-陸側遮水壁タスクフォースより-」にまとめてありますのでそれをご覧いただきたいと思いますが、5/18現在で、経産省のHP 「福島第一原子力発電所における汚染水対策」には第7回までの情報が掲載されています。(念のため、Web魚拓も取っておきました。)

0518-1
(5/18時点での経産省HP より)

私はこのページはマメにチェックしているので、4/18の時点で第7回までしか情報が公開されていないことは知っていました。しかし、この時にエネ庁の新川室長は「陸側遮水壁タスクフォースは9回行って、」とはっきり言ったのです。私はこの発言を聞いた時、改めて経産省の汚染水対策のページを確認しに行きましたが、やはり7回しかありませんでした。なので、新川室長の言い間違いかと思っていました。

今回、5/11に書いた「5/2 第21回監視評価検討会のトピックス紹介(凍土壁をめぐる議論)」に関するコメントをめぐるやり取りの中で、よくコメントをくださるよっちゃんさんが、4/28の汚染水処理対策委員会での資料を示して陸側遮水壁タスクフォースの議論の経緯について解説して下さいました。

そこには、確かに9回まで行われてどんな議論がされたのかも書いてありました。

0518-2
0518-3

ということは、やはり新川室長が言った9回の議論というのは正しかったわけです。第8回は3/18、第9回は4/16に行われています。第20回の監視評価検討会が行われた4/18には、第9回のタスクフォースの資料掲載が間に合わないのは仕方ないにしても、一月前の第8回の資料は載せておいて欲しかったと思います。

そして、規制委員会と東電・エネ庁側の意見の食い違いがハッキリとしてきた以上、5/2の第21回監視評価検討会までには第8回と第9回の資料を経産省の汚染水処理のHPに掲載して欲しかったと思います。

5/2からすでに2週間、第22回の監視評価検討会については5/18段階ではまだ開催案内は出ていませんのでいつになるかわかりませんが、エネ庁としては6月着工の予定に向けて早く進めたいのでしょうから、そうであるならば、まずその前提として、陸側遮水壁タスクフォースの第8回と第9回の資料はHPに公開し、情報をしっかりと開示していって欲しいと思います。

おそらく担当者が忙しくて後回しになっているのでしょうが、他のトリチウム水タスクフォースや、汚染水処理対策委員会の資料は4月分がすでに掲載されていますし、そもそも開催したら「会議の終了後、速やかに、当該タスクフォースの議事概要を作成し、これを公表する。また、配布資料についても、企業秘密など企業活動上の権利等に関する情報を除く資料について、これを公表する。」という運営方針ですので、会議資料は全て公開できなくても、議事概要だけは速やかに公表してもらいたいと思います。

0518-4
(2013年7/1 第一回陸側遮水壁タスクフォース運営方針(資料2) より)

以上、簡単ですが、公開すると約束した情報(最低でも議事概要)はタイムリーに公開して欲しいというお願いでした。

 
6/3追記:6/2に第8回と第9回のタスクフォースの情報が公開されたようです。

陸側遮水壁タスクフォース(第8回)

陸側遮水壁タスクフォース(第9回)

どちらも、最終更新日が6/2になっていることでわかります。

0603-1

いろいろ忙しいのでしょうが、担当者の方はもっと早く公開できるように頑張って欲しいと思います。

 

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コメント

Re: 県の資料

よっちゃんさん

> 第21回廃炉安全監視協議会のほうの資料を見ておりましたら、FSの併合は、試験開始から10日後となってますね。凍結管の間は、結構早いのか。。。
> http://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/67790.pdf

確かに、FSでは10日後で1m間隔の凍結管の間は0℃以下になっていますね。
それよりも、この資料って、東電のクレジットが入っていない、エネ庁と鹿島だけの資料なんですね。こんな資料は始めて知りました。福島県の廃炉安全監視協議会の資料も今後はチェックします。
http://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/16025c/genan177.html

ありがとうございました。

県の資料

第21回廃炉安全監視協議会のほうの資料を見ておりましたら、FSの併合は、試験開始から10日後となってますね。凍結管の間は、結構早いのか。。。
http://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/67790.pdf

凍土方式遮水壁造成前後の地下水流動予測

流石、気づかれてましたか。9回のFSの結果は、4月までですよね。まだ完全に閉合していない。その状況で水抜き試験をやって、表層の水位を下げるTESTをしています。報道などでも公開された「ほら、2m掘っても水がありません。」という映像は、この後だったのでしょう。その下はどうなってるんだYO!と思ってましたが、水はあった訳です。

この資料で私が注目しているのは、p.7 地下水位の動き(凍結開始3/14~)の深部観測井のトレンドです。互層のOD1は試験開始後から徐々に水位が低下しており、やはり枯れていってます。必然、建屋底面の地下水流動も変化すると思われます。

22回の特定原子力施設 監視・評価検討会で提示された【なんちゃって流動予測】
http://www.nsr.go.jp/committee/yuushikisya/tokutei_kanshi/data/0022_01.pdf
より詳細な分析が必要です。

Re: 追記見落としてました!

よっちゃんさん

> あう、と思ったら6/2公開だったんですね、失礼。

誰かのツイートで私も知りました。ただ、細かい中身は見ていないので、教えていただいた資料は面白そうですね。
本日書いた6/6の検討会の資料1の41ページ
http://www.nsr.go.jp/committee/yuushikisya/tokutei_kanshi/data/0023_01-2.pdf

には、一部のデータについて、6月までのデータが載っていますので、これらの実験のその後のデータが知りたいところですね。

追記見落としてました!

あう、と思ったら6/2公開だったんですね、失礼。

8,9回公開

6/6午後現在発見ですが、やっと8,9回公開されたようです。興味深いのは、9回の資料1「フィージビリティスタディ事業の進捗について」ですかね。
http://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/pdf/140416/140416_01c.pdf

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Author:TSOKDBA
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3.11では、停電・断水のため、一晩避難所で過ごし、震災後の情報収集をきっかけにブログを始めました。
これまで約4年間、原発事故関係のニュースを中心に独自の視点で発信してきました。その中でわかったことは情報の受け手も出し手も意識改革が必要だということです。従って、このブログの大きなテーマは情報の扱い方です。原発事故は一つのツールに過ぎません。

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