スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

4/16 福島原発で注ぎ込まれた冷却水はどこへ行ったのか?その1

先週から今週までずっと、海洋への放射能汚染と、海洋産物への影響について調べて書いてきました。私の印象としては、この件はもう大きな山は越えたかな、と思います。そこで、この問題についてはフォローを続けるとして、海洋汚染の全体像を知る上で避けて通れない問題が出てきたので、それを今後はテーマとして取り上げていきたいと思います。

それは、いったい海洋にどれだけの量の汚染水が流れたのか?今も流れているのか?ということです。それがわかれば、過去のチェルノブイリの時のデータや、シミュレーションなどと比較して、海洋にどれくらいの影響があるのかが予想できます。そのためには、毎日原発にどれくらいの水が注ぎ込まれていて、その出納がいったいどうなっているのか?ということを知らないといけません。

しかし、みなさんお気づきだと思いますが、このことについては一切細かい報道がなく、資料もあまり公開されていないようです。消防車などで100トンの水を注ぎました、という報道があっても、その水はどこへ行ったか?という報道はありませんよね?どうして誰も追求しないのでしょうか?

ですが、断片的には報道がありますし、いろいろなサイトの資料を見れば、どこかに数字が転がっていそうですので調べてみたいと思います。ただ、この問題を理解するためには、これまで難しいので避けてきた、原発の原子炉や格納容器、その他のユーティリティへの理解が必須となるため、勉強するのに時間がかかりそうです。この関連の記事は、あまり頻度高く更新できないかもしれません。シリーズになるのは必須なので、「その1」としました。


このブログをこれまで読んでこられた方は、私がいつもあるテーマを持って書いてきていることがおわかりだと思います。ほうれん草に始まって、水道水、そして海洋の魚介類への汚染状況を調べてきました。これまではどれも自分たちが食べるもの、飲むものに注目して書いてきています。

というのも、環境放射線のデータは、各地でモニタリングされていて日々公表されていますし、放射線を浴びたときの健康被害について、というようなことはいろんなところで解説があるため、それを読めばいいことです。

茨城県南部に住んでいる人間にとっては、環境中に放出されている放射線物質の量はたいしたことがないことがモニタリングデータからわかりますので、それほど気にしていませんし、またそこで暮らしていく以上は逃げようがないので、あまり気にしても意味がありません。

ですが、飲食に関しては、もし特定のものが危ないならば別のものを食べたり飲んだりするということも可能です。また、自分に直接降りかかってきた災害、ということもあり、自分なりに納得のいく情報を集めました。せっかくいろいろ調べて理解したことを、忘れないうちにまとめておこう、ついでに他の人にも知ってもらえれば、と思ってブログを書き始めました。

私のブログでは、たとえば○○Bq/kgという数値は記載しますが、その後の判断は読む方に任せています。基準値を超えたからそれを食べても別にどうってことはないと思います。ただ、超えてしまうとマスメディアが大騒ぎして気になるので、一つの目安として基準値を超えるかどうか?ということを記載しています。氾濫している情報を読む際の助けになればというスタンスで書いていますので、あくまで判断はご自分でしてください。元になる情報はURLをリンクしていますし、できるだけ発表された情報を正しく理解できるようにして伝えているつもりです。不安をあおったりするつもりもありませんが、危険な兆候があればコウナゴの放射線セシウムの時のようにアラートは出します。


さて、これから取り組もうとしていることは、これまで調べてきたこととはちょっと異なります。飲食には関係ないですし、海洋汚染の全体像を知るためには非常に重要なのですが、だれも注目していなさそうなので、情報が断片的にしかわかっていません。それを集めるところからしないといけません。いずれは保安院や原子力安全委員会がまとめてくれると思うので、それを待つというのも一つです。ただ、海洋汚染も収束に向かいつつある印象があることと、少しずつ原発の構造に対する理解も深まってきたので、そろそろ取り組んでもいいかな、と思っています。

今回はまずは私の頭の中の整理として、簡単なことから記載します。まだまとまっていませんので、いずれアップデートして整理することになると思います。

1.インプットされている水の量について。

IAEAのサイトに、下記の記述がありました。
http://www.iaea.org/newscenter/news/tsunamiupdate01.html

現在、1号機には6トン/時、2号機と3号機には7トン/時の水が炉心に注がれている。

つまり、3つ合わせて20トン/時、すなわち480トン/日の水を注ぎ込んでいるということです。この水は循環させているわけではなく、ある程度は燃料棒にかかって蒸発して水蒸気となり、残りは漏れ出してタービン建屋と通じて2号機のトレンチ(縦穴)に流出しているようです。

1トンの水ということは1m立方の水ということです。25mプールを25m×13mで高さ1mとすると、25×13×1=325m3=325トンです。つまり、480トン/日の水というのは毎日25mプール1.5杯分の水を注ぎ込んでいるということです。

2.意図的に海洋に放出した廃液の量について

昨日の記事で紹介しましたが、東京電力のHPに以下の記載がありました。
「今回、海洋へ放出された低レベル滞留水等の量は、集中廃棄物処理施設より約9,070トン、5号機および6号機のサブドレンピットより約1,323トン(5号機:約950トン、6号機:約373トン)であり、放出された全放射能量は約1.5×10(11)ベクレル(=1500億ベクレル)でした。」
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110415f.pdf
4号機そばの集中廃棄物処理施設には約10000トンの水が入っていた。収容能力は3万トンという記事も読んだ気がします。ここに2号機ピットからの水を移送しようとしているようです。

これからいろいろと情報を集めて整理していこうと思っています。もしこんなところに情報があるよ、ということをご存じの方がいたら、ぜひコメントその他で情報を教えてください。よろしくお願いします。

最後に、右側に「FC2投票」を設置しました。皆さんの感想を知って、今後の内容に反映していきたいので、ぜひご協力ください。コメントがあればそれも一言お願いします。
関連記事
にほんブログ村 科学ブログへ ブログランキング・にほんブログ村へ
↑日本ブログ村ランキングに参加しました。よかったらクリックお願いします。

コメント

プロフィール

TSOKDBA

Author:TSOKDBA
twitterは@tsokdbaです。
3.11では、停電・断水のため、一晩避難所で過ごし、震災後の情報収集をきっかけにブログを始めました。
これまで約4年間、原発事故関係のニュースを中心に独自の視点で発信してきました。その中でわかったことは情報の受け手も出し手も意識改革が必要だということです。従って、このブログの大きなテーマは情報の扱い方です。原発事故は一つのツールに過ぎません。

FC2カウンター
ブログランキング
にほんブログ村 科学ブログへ
ブログランキング・にほんブログ村へ
↑日本ブログ村ランキングに参加しました。よかったらクリックお願いします。
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
ふくしまの恵み(全量全袋検査の結果)

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

検索フォーム
カテゴリ
RSSリンクの表示
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
こちらにもぜひご記入を!
読んだ感想を是非お聞かせください。
無料アクセス解析
おすすめのリンク
QRコード
QR
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。