アメリカで今、何が起こっているのか?(2)
アメリカ大統領選挙の話題、もう少し続けたいと思います。
私は主にYouTubeで情報を得ているのですが、何も知らない人が現状を把握するのに一番わかりやすいのが、中野博さんの動画だと思います。ホワイトボードで解説があるので、それを見ながら動画を見ていくと、状況がわかってくると思います。
(URLはこちら。https://www.youtube.com/watch?v=MM3PibUcoME )
この動画の内容を理解したら、今回の事態がいかに重大な問題かわかると思います。すなわち、実はこの選挙は民主主義と全体主義の戦いになっていて、トランプ大統領が必死に食い止めようとしている構図が見えてくると思います。今回の大統領選挙でバイデン大統領が誕生してしまったら、アメリカはおそらく某国共産党の思うがままに動いていきます。アメリカは見かけ上は強がりを言いますが、某国に強く出られなくなります。
そしてこのことは対岸の火事ではありません。日本でも同様のことが、というよりも日本はすでにそれ以上のことが起こっている可能性があります。自民党の幹事長は完全に某国寄りの政策を推進していますので、菅政権もその意向を反映せざるを得ない形になっています。
ジョージ・オーウェルの「1984年」という小説をご存じでしょうか。この作品は、1949年に出版された小説で、全体主義国家によって分割統治された近未来世界の恐怖を描いているものです。
現在の某国では、IT技術の進歩により、どこにいても監視カメラで監視され、スマホで位置情報を把握され、インターネットは全て検閲された情報しか手に入れることが出来ないというような形になっていて、「1984年」の世界を実現させたと言ってもよい状況になっています。昨年の新型コロナウイルスのパンデミックにおいても、初期の情報を隠蔽したことや、国内でも都合の悪い情報は一切出てこないようにさせるなど、好き放題に行っています。そして、今回の新型コロナウイルスの流行において、情報コントロールの技術を完全に完成させた、という恐ろしい評価をしている人もいます。
それが、今回のアメリカ大統領選挙でトランプ大統領が勝たないと、アメリカでも、そして日本でも現在の某国と同様の世界が実現してしまうかもしれないのです。実際にアメリカで、Twiterがトランプ大統領のツイートに疑義があるなどとして表示されないようにしたり、昨年10月にはハンター・バイデンというバイデン候補の息子のスキャンダルをニューヨークポストがスクープしましたが、TwiterやFacebookではニューヨークポスト紙のアカウントを凍結するなどの言論統制を行いました。あの、自由が保障されているはずのアメリカでこのような言論統制が公然と行われるようになってきたということは、このままバイデン候補の勝利が決まってしまったら、さらに言論統制が強まっていくことは容易に想像できます。
日本においても、おそらく同様なことが起こっていくことでしょう。そうならないようにするためには、とにかくトランプ大統領に勝ってもらう必要があります。日本人にとっては、今の一番の関心事は新型コロナウイルスの流行だと思いますが、長い目で見た場合には実は今回のアメリカ大統領選挙の行方に関心を持ち続け、某国の日本政界への浸透がいかにひどいものであるか、それを広がらないようにするためにはどうしたらよいのか、という視点でいろいろな情報に接していく必要が2021年の私たち日本人には求められていると思います。
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