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4/20 福島原発で注ぎ込まれた冷却水はどこへ行ったのか?その3

今日はその3として書くほどのことはないのですが、今朝の日経新聞に1号機から3号機までのタービン建屋の貯水量について記載があったので、忘れないうちに記録しておきます。

96トンも移送したのになぜ水位が変わらないの?という疑問にもお答えします。

それによると、
1号機には汚染水20500トン、
2号機には高濃度汚染水25000トン
3号機には汚染水22000トン

で、合計67500トンだそうです。いつの間にか、60000トンからさらに増えています。この水の由来については調査が進んでいません。なお、4号機でも、原子炉建屋内に水深5mのたまり水が見つかったそうです。

そして昨日(19日)、96トンを集中廃棄物処理施設に移送しましたが、特にトレンチの水位に変化はなかったそうです。96トンも移したのに全然水位が変わらなかった。まあ、これは当たり前ですね。どうしてか?
以下に解説します。

東京電力のHPより
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/images/f12np-gaiyou.pdf
トレンチと建て屋の図

上の図を見ればわかるように、トレンチとタービン建屋とは地下で水がつながっていますから、水位が下がるためには、トレンチだけでなく、タービン建て屋にある分も含めて減らないと下がりません。つまり、タービン建屋の面積も含めて考えないといけません。下記の読売の記事を見ればわかるように、その面積を4000m2とすれば、1300トンでも1300m3/4000m2=0.325m=約30cmで、水位が30cm下がるという計算になります。

これは1号機の話ですが、おそらく面積は2号機も同じくらいだと思いますので、約4000m2とすると、96m3/4000m2=0.024m=2.4cmです。なので、96トン抜いただけならば、水位が2.4cmくらい下がれば計算上は充分ということです。これくらいだと誤差に近いですよね。


YOMIURI ONLINE  2011年3月29日22時27分
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110329-OYT1T00858.htm

『汚染水の排出難航、本格的な原子炉冷却再開阻む
1号機のタービン建屋地下では24日夕、本格的な電源復旧に欠かせない部屋にたまった水の排水を始めた。この部屋で作業を再開できなければ、炉心などの熱を効率よく除去する「残留熱除去系」など、原子炉本来のシステムを利用した本格的な冷却を再開することは難しい。

 排水開始から5日間で、1300トン以上を排水した。仮に水が約4000平方メートルの床全体に広がっているとしても、水位が30センチ以上減っている計算になるが、最大水深が40センチほどのたまり水は、ほとんど減っていない。』
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3.11では、停電・断水のため、一晩避難所で過ごし、震災後の情報収集をきっかけにブログを始めました。
これまで約4年間、原発事故関係のニュースを中心に独自の視点で発信してきました。その中でわかったことは情報の受け手も出し手も意識改革が必要だということです。従って、このブログの大きなテーマは情報の扱い方です。原発事故は一つのツールに過ぎません。

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