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さきほどtwitterで教えてもらった情報ですが、便利なサイトがありました。(財)食品流通構造改善促進機構がボランティアで運用しているサイトです。功労諸関係の財団かな?

野菜とか、魚介類のこれまで厚労省(など)で発表されたデータを検索して、その結果をグラフと表で示してくれるというものです。結果をそのままツイートすることもできます。

食品の放射能検査データ
http://yasaikensa.cloudapp.net/Search.aspx

使い方は簡単です。ぜひ一度おためしください。私も利用させてもらいます。あと、気になるのは更新がどれくらい早いかだけですね。

ついでに、水道水や土壌等のデータも入れてくれるといいんですけどね。
5/11の段階では速報でお伝えしましたが、その後13日にも追加でお茶の生葉から放射性セシウムが検出されました。神奈川県は、南足柄市に加えて小田原市、清川村、愛川町、真鶴町、湯河原町に対して出荷の自粛を要請しました。

産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110514/dst11051400540002-n1.htm

5/11の神奈川県HP 南足柄市からの検出
http://www.pref.kanagawa.jp/prs/p307240.html
5/13の神奈川県HP(その1)
http://www.pref.kanagawa.jp/prs/p307938.html
5/13の神奈川県HP(その2)
http://www.pref.kanagawa.jp/prs/p308192.html


【5/14 今度は神奈川県の茶葉からセシウムが検出!その2】の続きを読む

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本日、神奈川県は、南足柄市産の「足柄茶」の生葉から、暫定基準値を超える放射性セシウムが検出されたと発表し、今年産の出荷自粛と自主回収を呼び掛けました。

Yahooのnewsより
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110511-00000034-kana-l14


神奈川県のHP
http://www.pref.kanagawa.jp/prs/p307240.html

昨日の石岡市の牧草の話で、土壌と野菜などの作物の放射性セシウムについて敏感になっていたところにこのニュース、しかも神奈川県というのがちょっとビックリです。


【5/11 今度は神奈川県の茶葉からセシウムが検出!】の続きを読む

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茨城県の野菜の出荷制限が、一部を除いて解除されました。

茨城県HP
http://www.pref.ibaraki.jp/important/20110311eq/nousanbutsu/20110417_01/


【4/17 現在のつくば市の放射線は?その10-出荷制限解除!】の続きを読む

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茨城県のHPに、最新のほうれん草などの分析結果が掲載されました。

茨城県産ホウレンソウ・パセリ・カキナの分析結果について
http://www.pref.ibaraki.jp/20110311eq/pdf/0357.pdf



【4/12 現在のつくば市の放射線は?その9 ほうれん草の制限解除は?】の続きを読む

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今日の地震も大きかったですね。とりあえずは原発に大きな影響は確認されていないということなので、よかったです。
もう、震度4や5では驚かなくなりました。地震に慣れてきているのが怖いです。

さて、地震で忘れそうになったのですが、昨日、茨城県の酪農家にとってはうれしいニュースがありました。


【4/11 現在のつくば市の放射線は?その8(原乳の指定解除)】の続きを読む

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農水省のHPに、なぜほうれん草の放射線物質が多く検出されるのか?ということに対する解答が書いてありました(25日)。

http://www.maff.go.jp/j/kanbo/joho/saigai/seisan_situmon.html

これはほうれん草だけに関する解説ではなく、野菜や原乳などの放射性物質の検査結果に関して寄せられた質問に対するQ&Aです。

主に「葉」の部分を食べるもの:葉菜(ようさい)類の中でも、 キャベツなどの「結球性」の葉もの野菜と比べて「非結球性」のほうれん草は高い数値が出やすいという理由を説明してくれています。

『放射性ヨウ素等の放射性物質は、大気中で細かい粉じんと一緒に空中から落下し、葉の表面に付くと考えられています。このため、葉の表面が上を向いて広がっているホウレンソウなどの「非結球性葉菜類」では、他の野菜に比べて比較的高い濃度の放射性物質が検出される例が多くなっていると考えています。また、暫定基準値は、重量当たりで表しているので、同じ重さで比べた場合、表面積の多い野菜の方が高い濃度で検出されがちです。 なお、カキナや福島県において摂取制限の対象となっている茎立菜(くきたちな)、信夫冬菜(しのぶふゆな)もこの葉菜類に分類されます。』

他にも説明がいろいろとありますが、わかりやすい説明で比較的納得がいきます。ただし、この解答で説明がつかないのは、ハウス栽培のほうれん草でも多く検出されているという点です。露地植えならば納得できるのですが、ハウス栽培のほうれん草で露地植えと同様、あるいはそれ以上の放射線物質が検出されているのはちょっと納得がいきません。そこまで説明してあれば完璧だったのですけど。
昨日のTV朝日の番組「朝生」を録画で見ていて、東京都副知事の猪瀬直樹さんが教えてくれた報告書をインターネットで見つけましたので、お知らせします。


財団法人 原子力環境整備促進・資金管理センターが1994年にまとめた、「食品の調理・加工による放射性核種の除去率」という報告書です。
http://www.rwmc.or.jp/library/other/kankyo/
当然のことながら日本語のpdfファイルですが、長いので3つに分かれています。
http://www.rwmc.or.jp/library/other/file/kankyo4_1.pdf その1
http://www.rwmc.or.jp/library/other/file/kankyo4_2.pdf その2
http://www.rwmc.or.jp/library/other/file/kankyo4_3.pdf その3

前回ご紹介した文献(チェルノブイリの後で、日本のほうれん草についてヨウ素とセシウムの除去を実験したもの)も、「その3」の15-19ページ(pdfのページ数でいうと90-94ページ)のところに紹介されていますので、興味のある方はご覧ください。

この報告書の全体的なまとめは、「その1」のところに書いてあります。ですが、この報告書で注意していただきたいのは、野菜にしても、果菜か葉菜か、また放射性元素の種類はなにか?ということで除去率が異なります。

NHKでもこの報告書の内容が紹介されたらしいですが、非常にざっくり言ってしまうと、煮沸で50%から90%除去できるということで間違いはありません。私が昨日紹介した文献でも2分間の煮沸で約50%の除去ができると記載されていました。ですから、ほうれん草のおひたしにすることで混入したヨウ素やセシウムを半分以上除去できることは間違いないと思います。

ただ、水洗で80%落ちると「朝生」では猪瀬直樹さんが紹介していましたが、それはこの報告書を正しく読んでいません。この報告書では、「果菜のキュウリ、ナスは水洗すると、放射性降下物のストロンチウム-90の50-60%が除去できる」と書いてあります。しかし、現在一番問題になっているのは、ほうれん草のヨウ素(とセシウム)です。キュウリやナスとほうれん草では異なるようですし、ストロンチウムとヨウ素、セシウムでは異なるようです

また、水洗といっても、いわゆる水洗いとは違い、水道水に30分漬ける、とか、1%食塩水に30分漬ける、とか、0.25%の酢に15分漬ける、とか、条件がかなりあります。このあたりも注意が必要です。

今後、このあたりも広報されてくると思いますが、マスメディアの言うことはいい加減なことが多いので、できるだけ元になる文献や報告書を自分であたってみて判断されることを望みます。

この報告書には、畜産物やコメ、麦、水産物に至るまで、データが紹介されていますので、ぜひ参考にしてください。

「なぜ、ほうれん草の放射線が高いの?」

これって、多くの人が共通に持つ疑問でしょうね。TVでは、知ったかぶりをして葉物は広がっているから放射性物質がつきやすいとか、ハウス栽培では放射性物質はつきにくいとかいろんな解説が出ています。

でも、これまでのいろいろなデータを見ていて、そうではないことがわかっています。「現在のつくば市の放射線は?その3」で書いたとおり、ほうれん草はなぜか高いということがあるようです。

根拠:茨城県の調査で、下記のものは放射性物質が基準値以上検出されていなかったため、安全とされている。この中には、チンゲンサイ、キャベツ、レタスなどの面積の広い葉物もあるし、露地栽培のものもある。一方で、ハウス栽培のほうれん草からも基準値を超える放射性物質が検出されている。

・露地栽培:ネギ、キャベツ、レタス、レンコン、ハクサイ
・ハウス栽培:トマト、イチゴ、キュウリ、ニラ、ミズナ、チンゲンサイ、ピーマン、エシャレット、大葉、切りミツバ、セルリー、小玉スイカ

「つみん」さんにコメントをいただいて、何か理由があるはずなので調べてみるべき、と感じました。そこで、これまでのいろんな研究論文や、インターネットの情報を調べてみました。その結果、いくつかのことがわかりました。主にヨウ素131(I131)についてです。最近の論文もありますが、チェルノブイリの爆発事故(1986年4月)の後で、日本で観測された放射性物質を用いて実験したものもあり、現在とかなり似たような状況のデータもあります

ほうれん草は他の葉物の野菜と比べてヨウ素を吸収しやすいという報告がある(1)。

チェルノブイリ原発事故のあと(1986年)に秋田大学で行われた実験で下記のことがわかっています(2、3)。
一度ついたヨウ素は、ほとんど(約83%)が内部に吸収されてしまい、洗っても落ちない(2)。
・ほうれん草は煮て食べることが多いので、2分間煮た場合にどうなるかというと、それでも42%のヨウ素131が残っている(2)。
・セシウム134,137については洗浄後に約65%になるというデータがある(3)。
・ヨウ素は、(I-:iodide)か(IO3-:iodate)のイオンの形で存在している。

他のいくつかの論文データを見ても、洗ってもヨウ素131は10-30%しか落ちない、つまり70-90%は内部に取り込まれているというデータが出ています。

この知識を元に、今日発表されたつくば市のほうれん草のデータを見てみましょう。
http://www.city.tsukuba.ibaraki.jp/dbps_data/_material_/localhost/sou/jyou/tsukuba_yasai.pdf

桜と谷田部のほうれん草は、同じ場所のものを、22日は洗浄せず、23日は洗浄して測定しています。同じ日の同じサンプルを用いて洗浄と未洗浄で比較していませんが、そこは無視してもいいと思います。

ヨウ素131
桜:3322→3284  洗浄後も98%
谷田部:2101→1540 洗浄後も73%
セシウム(134,137)
桜:1005→659 洗浄後も66%
谷田部:748→489 洗浄後も65%

文献値と気味が悪いくらいぴったりですね。従って、このデータは信頼できると思います。
過去のデータを元に、まずはほうれん草を測定してみたのですね。



なお、英語の文献は読めないという方のために、日本語の資料のリンクを張っておきます。23日の食品安全委員会の資料です。資料13です。
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20110323sfc
http://www.fsc.go.jp/fsciis/attachedFile/download?retrievalId=kai20110323sfc&fileId=230

参考文献:英語の読める方はこちらをどうぞ。
(1)Biol Trace Elem Res. 2004 Dec;101(3):265-76.
Selecting iodine-enriched vegetables and the residual effect of iodate application to soil.

(2)Journal of Radiation Research Vol.28,No.1(1987)pp.135-140
Reduction of 131I Content in Leafy Vegetables and Seaweed by Cooking
SHUN'ICHI HISAMATSU, YUKIO TAKIZAWA and TOURU ABE
http://www.journalarchive.jst.go.jp/jnlpdf.php?cdjournal=jrr1960&cdvol=28&noissue=1&startpage=135&lang=en&from=jnlabstract

(3)Journal of Radiation Research Vol.29,No.1(1988)pp.110-118
Radionuclide Contents of Leafy Vegetables; Their Reduction by Cooking
SHUNICHI HISAMATSU, YUKIO TAKIZAWA and TOURU ABE
http://www.journalarchive.jst.go.jp/jnlpdf.php?cdjournal=jrr1960&cdvol=29&noissue=1&startpage=110&lang=en&from=jnltoc

一昨日から、水道水の放射線物質検出のニュースがあわただしくて、ほうれん草のデータをフォローする暇がありませんでした。今日は水道水の方が落ち着いてきたのと、新たなニュースがあったので、ほうれん草に戻ります。

つくば市のHPは、毎日微妙に更新されています。ですが、変更点がさりげなく書かれているので、いつもと同じ、と思うと読み飛ばしてしまいます。今日も危うく読み飛ばすところでした。

『県内農作物の放射能濃度の調査分析については,茨城県が行っておりますが,3月23日~24日に,つくば市独自で,市内7箇所のほ場から採取した3品目(ホウレンソウ,ネギ,カキナ)の農作物について調査分析を行いました。 
 農作物の洗浄を行わずに検査をした結果では,2箇所のホウレンソウから国の暫定規制値を超えた放射性ヨウ素,放射性セシウムが検出されましたが,翌日,同じほ場のホウレンソウを県の分析方法と同じく農作物を洗浄して検査をしたところ,1箇所は暫定規制値以下となりました。
 なお,つくば市独自の調査分析結果の詳細及びこれまでの茨城県の調査分析結果につきましては,以下をご参照願います。』
http://www.city.tsukuba.ibaraki.jp/dbps_data/_material_/localhost/sou/jyou/tsukuba_yasai.pdf

これを見ると、露地植えのほうれん草で桜と谷田部で基準値2000Bq/kgを上回るヨウ素131が検出されました。
3/22 未洗浄→3/23 洗浄
桜:3322→3284
谷田部:2101
→1540
豊里:1141
筑波:1522

セシウム(134,137)でも基準値500Bq/kgを上回る値が桜と谷田部で検出されました。
桜:1005→659
谷田部:748
→489
豊里:297
筑波:315

茨城県のほうれん草は出荷停止になっていますからニュースにはならないと思いますが、つくばでも放射線物質がかなり降っているのですね。水道水で安心したのですが、こちらではちょっとビクッとするニュースでした。


今朝、速報をお伝えしましたが、予想通り茨城県のパセリと原乳にも、ホウレンソウと同様に出荷停止の指示が出ました。

茨城県のHPを良く読んで、なぜホウレンソウの放射線が高いのか、考えてみています。でも、なかなかこれという答が出てきません。

http://www.pref.ibaraki.jp/important/20110311eq/nousanbutsu/

・コメントとして、「この時期の茨城県のホウレンソウはハウス栽培が主体であり、露地ものはあまり出回っていない状況にある」とあった(第1報より)
・ハウスと露地栽培であまり大きな差があるかどうかわからない(同じ地域で同じ日のサンプルで比較したデータがない)。ただ、傾向として、北の方の都市では10000Bq/kgを超える高い値が出て、県南では2000~4000Bq/kg程度の値である。これはハウス栽培でも同じ。
・サンプルを測定する前に洗っていないのかと思ったが、(3月17日採取分は未洗浄のサンプル)というコメントがあったため、洗ってから抽出して測定していると思われる。これは食品衛生法に基づく測定方法を読めばわかるはずですが、そこまでの時間はないので推測です。(第2報より)
・同じ守谷市のホウレンソウで、「寒さよけのためにホウレンソウに不織布をかけていた」ものは、検出限界以下あるいはきわめて微量(26Bq/kg)であった。(第3報より)

一方で、あまり広報されていないのですが、茨城県産の野菜でも、下記のものはサンプリングの結果、安全が確認されています。(第5報:3/23)

・露地栽培:ネギ、キャベツ、レタス、レンコン、ハクサイ

・ハウス栽培:トマト、イチゴ、キュウリ、ニラ、ミズナ、チンゲンサイ、ピーマン、エシャレット、大葉、切りミツバ、セルリー、小玉スイカ

・畜産物:牛肉、豚肉、鶏肉、鶏卵

・水産加工物:揚げかまぼこ、シラス干し


詳細はこちらをご確認ください。
http://www.pref.ibaraki.jp/important/20110311eq/nousanbutsu/20110323_11/index.html

これらの赤字で書いた野菜が放射線物質をほとんど含んでいなくて、なぜホウレンソウとパセリだけから検出されるのか?これはたぶん、葉物で葉っぱが広いというような話ではないと思います。ハウスのホウレンソウがダメで、露地もののレタス、ハクサイ、キャベツがOKというのですから、きっとこの二つの共通の何かがあると思います。どなたか答を予想できる人がいたら教えてください!


速報です。
厚労省の発表によると、昨日、茨城県の多くの地区の原乳と、鉾田市、行方市のパセリから放射性物質(ヨウ素やセシウム)が検出されたそうです。21日に採取して22日に測定したデータだそうです。

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000015txf-att/2r98520000015u21.pdf

鉾田市や行方市といえば、緯度としてはほぼつくば市と同じです。海沿いというだけ。
しかも、昨日のつくば市のほうれん草と同じく、ハウス栽培のパセリから検出されています。
昨日の民放のニュースでは、ハウス栽培は放射性物質の影響を受けにくい、と誰もが考えそうなことを説明していましたが、これは間違いです。

どういうことなのか、考察が必要な気がします。今夜までにもう少しデータや情報を集めて考えてみます。
福島原発の事故のあと、放射能漏れは気になりますよね。
私の住んでいる茨城県つくば市では、どれくらい汚染されているのか、発表されているデータから調べてみました。3/22(火)の夜の時点でのデータの集計です。なお、データは、I-131を主にチェックしています。

I-131の暫定基準値:飲み水や牛乳:300Bq/kg、野菜など:2000Bq/kg

まずは飲み水です(茨城県発表データ)。
3/20現在のデータでは、I-131で4.9Bq/kgと、飲み水に対する汚染はありませんでした。
http://www.pref.ibaraki.jp/important/20110311eq/20110322_07/files/20110322_07a.pdf

ちなみに、飲み水については、文科省から各都道府県のデータが公開されています。不検出の県も多い中、やはり福島に近い都県では、低い(基準値未満)ながら検出されています。つくば市のデータは、他のデータと比べてもリーズナブルと言えます。
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/03/22/1303954_2213..pdf


次に、環境中、すなわち空気中のデータです。産総研のHPのデータです。(これは単位がシーベルト/hです。)
http://www.aist.go.jp/taisaku/ja/measurement/all_results.html

これを分析すると、15日の爆発の時にあがって、16日は少し高かったものの、17日から20日は0.05μシーベルト/h前後と、かなり落ち着いて来ているのがわかります。ですが、特に爆発などの話がそれ以降はないにもかかわらず、21日の朝7時頃から低いながらも数倍に上がっています。これはおそらく21日に降り出した雨の影響と考えられます。同じ傾向は、茨城県が発表している北茨城市と高萩市のデータを見ても読み取れます。雨には注意、ということですね。
http://www.pref.ibaraki.jp/important/20110311eq/20110322_18/

最後に、出荷規制がかかっている野菜です。
厚労省のHPによると、21日に発表されたデータでは、つくば市のほうれん草からも低いながら基準値を超える(2300Bq/kg:基準値は2000Bq/kg)の放射線が検出されています。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000015pb1-att/2r98520000015pfn.pdf

ただ、この資料を読むと、非常に不思議です。ハウス栽培ということなので、あまり外気がかかっていないと思われるほうれん草なのに、なぜこのような値が出るのか?同じ表に載っている八千代町では、ほうれん草が基準までいかないものの高く、路地植えのハクサイが低いのが理解できません。

TVの解説では、ほうれん草は葉物で面積が広がっているから放射性物質がつきやすいという説明がありました。そのときのデータでは、同じ時に測定されたネギが基準値より遙かに低い数値だったので、なるほど、と思いましたが、ほうれん草とハクサイだったら同じくらい出てもいいような気がします。ひょっとすると、これは単なる広がっている面積ということではなく、ほうれん草が特に放射性物質、あるいはヨウ素を拾いやすいということがあるのかもしれません。

ということで、今日の時点の結論としては、
(1)つくば市にもそれなりに放射性物質は降下してきているということです。ただ、そのレベルについてはそれほど高いものではないので、気にすることはありません。
(2)雨が降ると、放射性物質が一緒に降ってくるというのはデータでも検証されたと思います。

今後また公表データが増えたらまとめてみたいと思います。

プロフィール

TSOKDBA

Author:TSOKDBA
twitterは@tsokdbaです。
3.11では、停電・断水のため、一晩避難所で過ごし、震災後の情報収集をきっかけにブログを始めました。
これまで約4年間、原発事故関係のニュースを中心に独自の視点で発信してきました。その中でわかったことは情報の受け手も出し手も意識改革が必要だということです。従って、このブログの大きなテーマは情報の扱い方です。原発事故は一つのツールに過ぎません。

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