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2/29に書いた「農水省が決定したお米の作付け方針と作付け制限について」のフォローアップになります。

2/28に農水省が発表した「「24年産稲の作付に関する方針」について」では、今後該当する自治体の意向を聞いて最終的に作付け制限地区を決定するということになっていました。

今回、福島県と宮城県の一部の自治体の意見を聞いた上で、3/9に農水省は最終的に今年の作付け制限を決定し、発表しました
詳細な地区は、添付資料として発表されています。ここでは、添付資料も合わせてまとめました。

【農水省の「24年産稲の作付制限区域の設定等について」の発表について】の続きを読む

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今年度のお米の作付け制限の方針発表はもうすぐ?」で書いたように、予想通り2/28に農水省は今年の作付け方針を発表しました。

「24年産稲の作付に関する方針」について

今日はこれに関する簡単な解説です。時間がないので簡単にします。


【農水省が決定したお米の作付け方針と作付け制限について】の続きを読む

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しばらく情報をチェックできなかったのですが、平成24年度の米の作付け制限については、具体的な発表はまだないようです。でも、おそらく2月中、つまり明日27日か28日には何らかの動きがあるものと思います。

今日(26日)は、現時点での情報と、前回の「福島県は米の緊急調査結果のとりまとめ(2/3)を発表!」の後日談を少しご紹介します。

【今年度のお米の作付け制限の方針発表はもうすぐ?】の続きを読む

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2/3、福島県は、米の放射性物質に関する緊急調査をとりまとめて発表しました。
米の放射性物質緊急調査の結果について(取りまとめ)

11月に発覚した規制値越えのセシウムを含む米が多くの地域で確認されたことを受け、年末から緊急調査に取り組んできた結果、やっとまとまりました。先週、「1/28 福島県のお米の緊急調査 その後の進捗状況」で途中までの情報を紹介した時は、1月末に終わるのだろうか?と心配しましたが、最後のダッシュでなんとかとりまとめてくれました。関係者の方はお疲れ様です。

【福島県は米の緊急調査結果のとりまとめ(2/3)を発表!】の続きを読む

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12/31 福島県の緊急調査の途中経過とその後の情報のまとめ」で昨年のまとめをして以来、福島県のお米の緊急調査もかなり進みました。年末以来、あまりこの話題を取り上げていなかったので、久しぶりにお米の調査結果についてまとめます。


【1/28 福島県のお米の緊急調査 その後の進捗状況】の続きを読む

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12/29 福島県と農水省の規制値越えの中間検討会(12/25)資料その1」の続きです。このブログで書いた疑問点を福島県農業振興課にメールで問い合わせてみたら、修正した旨お返事をいただきました。修正版はこちらに掲載されています。

おそらく、どこを修正したかは普通の人にはわからないと思いますので、修正点を解説し、正しいデータでどういう分析をしているか、昨年末にやりたかったことに取りかかります。

ただ、2週間近く経ってしまいましたので、その間に、この中間報告に対する専門家の解説や、今年の作付けに対する動きが出てきました。今回は私自身の考察は後回しにして、そちらをご紹介したいと思います。

【1/15 福島県と農水省の規制値越えの中間検討会(12/25)資料その2】の続きを読む

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福島県のお米の担当者は年末も休めず頑張って仕事をしているようです。HPでも12/30に動きがありました。28日からの動きを整理します。ついでに、11月からのまとめもしてみました。「12/30 二本松市旧小浜町のコメ500Bq/kg(予備調査)の調査結果報告」で書いた今年のまとめの続きです。

福島民報29日Web魚拓はこちら

福島民報31日Web魚拓はこちら

【12/31 福島県の緊急調査の途中経過とその後の情報のまとめ】の続きを読む

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12/25の中間検討会の資料の存在を教えてもらって、「12/29 福島県と農水省の規制値越えの中間検討会(12/25)資料その1」に書きました。残念ながら、昨日は内容についてまで行き津kませんでしたが、その過程で同じ農業振興課のHPには、10月に問題になった二本松市旧小浜町で500Bq/kgのセシウムが出たことについての中間報告があることに気がつきました。

二本松市旧小浜町の水田における調査結果(中間報告)」というもので、10月17日と書いてあります。12/25の資料を教えてくれた@T2HKGさんの情報では、ごく最近HPにアップされたらしいということです。ということは、おそらくほとんどの人がこのファイルの中身を見たことがないということだと思います。

12/25に発表された内容よりも、該当する田んぼが一ヶ所ということもあり、比較的きれいな解析結果が出ていますので、まずはこちらから中身を分析してみることにします。



【12/30 二本松市旧小浜町のコメ500Bq/kg(予備調査)の調査結果報告】の続きを読む

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12/25に、福島市や伊達市で暫定基準値越えのセシウムが検出された理由の調査報告が、中間検討会という形で開催されたそうです。「12/26 福島の大波地区での高セシウム米は、カリウム不足が原因?」でご紹介したようにカリウム不足が原因ではないか?ということだったのですが、その資料が見つからず、いつ発表されるのだろうか、と待っていました。

昨日(?)、この資料が福島県の農業振興課のHPにアップされました。

今、この資料を読んでいるのですが、要因の分析に行く前に、発表されたデータの正確さに疑問が出てきてしまいました。まずはこの話を書きます。のちほど(たぶん明日になると思います)内容について、続きを書く予定です。



【12/29 福島県と農水省の規制値越えの中間検討会(12/25)資料その1】の続きを読む

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12/27、農水省は「24年産稲の作付に関する考え方について」を発表しました。

ここでは、具体的な地域割りなどは出てきていませんが、基本的な考え方が示されており、今後の参考になるものです。短い文章ですので、全文をご紹介します。

12/28 追記:「100 Bq/kgを超える米の特別隔離対策」というものも別のページに発表されていました。こちらは、100Bq/kgを超えたコメを流通させないようにするため、隔離・廃棄するというものです。

【12/27 農水省が発表した24年産稲の作付に関する考え方について】の続きを読む

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いくつかの新聞報道によると、12/25に福島市で行われた中間報告会で、福島県と農林水産省の調査結果が一部発表されたそうです。残念ながら、その詳しい資料がまだ公表されていない(?)ので、ニュース報道のみを材料にして書きます。

いずれ報告書が公開されたら(してくださいね!)、それを元に考察したいと思います。

【12/26 福島の大波地区での高セシウム米は、カリウム不足が原因?】の続きを読む

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12/18、福島県はHPに福島市大波地区(旧小国村)のデータを発表しました12/16の発表と今回の発表で、大波地区の全ての135農家のデータが集計できました。そして、これまでは暫定基準値越えの農家の数しか公表されていなかったのですが、今回は全ての集計が終了したので、全ての測定結果の集計が発表されました。

【12/19 福島市大波地区(旧小国村)のコメ放射能データ集計結果を発表!】の続きを読む

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12/8、福島県は伊達市旧富成村と旧柱沢村の玄米で基準値を超える放射性セシウムを検出したと発表しました。

また、今日の動きとしては、原子力災害対策本部長である野田首相から福島県知事に対して、『これまでの福島市(旧福島市、旧小国村)、伊達市(旧小国村、旧月舘町)に加え、二本松市(旧渋川村)において産出された平成23年産の米について、当分の間、出荷を差し控えるよう指示』がありました。

ここまで毎日のように基準値越えが続くと、ちょっと伝える方もいやになってきますが、仕方ありません。明日にはまた伊達市のこの2地区に対して出荷制限がかかると思います。


【12/9 今度は伊達市旧富成村と旧柱沢村の玄米で基準値越え】の続きを読む

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12/7、福島県は二本松市旧渋川村の玄米から780Bq/kgの放射性セシウムが検出されたと発表しました。この米は一般には流通していません。

この結果を受けて、福島県は、二本松市に対しては旧渋川村で生産された米の出荷を自粛するよう要請しました。また、二本松市と協議し、旧渋川村における米放射性物質緊急調査を早急に進めることになりました。

もう、これで福島市の大波地区(旧小国村)、旧福島市渡利地区、伊達市旧小国村、月舘町に続いて二本松市旧渋川村で5ヶ所目です。これだけ多くなってくると、今までの検査は何だったのだろうかという思いも出てきます。

【12/8 二本松市旧渋川村でも玄米から780Bq/kgのセシウム検出!】の続きを読む

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福島市大波地区(旧小国村)、伊達市旧小国村と旧月舘町に続き、福島市渡利(わたり)地区からも暫定基準値を超える放射性セシウムが検出されました(リンク先は読売オンライン)

福島県は、福島市の渡利地区を含む一部地域(406戸)に対して出荷自粛を求めることになりました。

また、大波地区でも新たに2戸で暫定基準値越えの放射性セシウム(最大760Bq/kg)が検出されました(msn産経ニュース)。

現時点での速報です。相変わらず福島県のHPには出ていないのに厚労省のHPにだけ出ているとはどういうことなのでしょうか?

【12/3 速報!福島市渡利地区の米からも最大590Bq/kg。この地区が高いことは市民放射能測定所の結果から予想し得た】の続きを読む

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昨日の「11/29 今度は伊達市の旧小国村と旧月舘町の米から最高1050Bq/kgのセシウム!」の続きです。

29日の動きとしては、まず、予想されたことですが、国は原子力災害対策特別措置法に基づき、福島県に対し伊達市の旧小国村と旧月館町で生産されるコメの出荷停止を指示しました。

それから、28日の段階では詳細が発表されなかった伊達市の旧小国村及び旧月舘町の細かい情報、及び福島市の旧小国村の調査結果の追加情報が発表されました。

先ほどは脱線して、情報公開の話を書きましたが、今度は追加情報についてです。


【11/30 福島市や伊達市の暫定基準値越えの米についての続報】の続きを読む

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昨日の夜の続きです。

今日一日の動きとしては、まず、予想されたことですが、国は原子力災害対策特別措置法に基づき、福島県に対し伊達市の旧小国村と旧月館町で生産されるコメの出荷停止を指示しました。

それから、昨日の段階では詳細が発表されなかった伊達市の旧小国村及び旧月舘町の細かい情報、及び福島市の旧小国村の調査結果の追加情報が発表されました。

ですが、ここでは番外編として、今回の福島県の発表を例にして、自治体の広報のあるべき姿について普段から考えていることを書きたいと思います。データの紹介は後ほど別に改めて書きます。


【11/30 番外編:伊達市のコメのデータが福島県のHPへの掲載が遅いのはどうして?】の続きを読む

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昨日、福島県は伊達市の旧小国村と旧月舘町の農家合わせて3戸の米から暫定基準値を超える放射性セシウムが検出された(リンクはNHKオンライン)と発表しました。

福島県のHPに詳細な報告が出ないようなので、webのニュースから速報でお伝えします。
(11/29朝 特定避難勧奨地点について追記しました。)

【11/29 今度は伊達市の旧小国村と旧月舘町の米から最高1050Bq/kgのセシウム!】の続きを読む

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11/19 福島市大波地区のコメ:続報とJA全農方針の謎への解答」のあとで、その後の検査方針をお伝えするヒマもなく、いきなり一回目の検査結果で衝撃的な数値が発表されました。

11/25に福島県は、「米の放射性物質緊急調査の結果について(第1報)」という結果をHPに発表しました。

【11/26 福島市大波地区の緊急追加調査 暫定基準値越え他の5戸でも 最高1270Bq/kg】の続きを読む

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11/19、東大安田講堂で行われた、「放射能の農畜水産物等への影響についての研究報告会」に参加してきました。今回はその中から、今週ずっと書いてきているイネの放射能に関連する話を中心に書きます。


【11/20 東大農学部主催の放射能の農畜水産物等への影響の研究報告会】の続きを読む

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今日も「11/17 福島市の大波地区の玄米から630Bq/kgのセシウム検出!」と「11/18 福島市大波地区のコメから基準値越えの放射能:その後の動きとJA全農の対応の謎」に引き続いて福島県のお米の話です。

昨日と同じく、全般的なニュースと、JA全農の販売方針の話の2本立てで行きます。後半は、@parasite2006さんのおかげで謎が解けました。感謝です!

【11/19 福島市大波地区のコメ:続報とJA全農方針の謎への解答】の続きを読む

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昨日の「11/17 福島市の大波地区の玄米から630Bq/kgのセシウム検出!」の続きです。

昨日は速報ということで、あの時点で私がわかっていた情報を全てつなぎ合わせて書きましたが、@parasite2006さんのtogetterのまとめ(彼のtogetterはいつもうまくコメントを入れてまとめてくれています)にも紹介していただきました。ありがとうございます。

【11/18 福島市大波地区のコメから基準値越えの放射能:その後の動きとJA全農の対応の謎】の続きを読む

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おコメの放射能の問題、今年は終わったかと思っていましたが、最後に大きな問題が発覚してしまいました。毎日jpによると、福島市大波地区の玄米から、630Bq/kgの放射性セシウムが検出され、白米からも300Bq/kgの放射性セシウムが検出されました。この農家のコメは全て倉庫にあり出荷されていません。また、同地区の農家154戸のうち、多くはまだ出荷していないようです。

福島県のHPに正式な発表がありましたので、リンクをつけておきます。

この事態を受けて、福島県は、出荷自粛を要請しました(リンク先は日経新聞Web)。また、政府は、大波地区の米の出荷停止を検討しているようです。現時点でわかる情報を速報でお伝えします。

11/18追記:追加情報は「11/18 福島市大波地区のコメから基準値越えの放射能:その後の動きとJA全農の対応の謎」にありますのでそちらもどうぞ。

【11/17 福島市の大波地区の玄米から630Bq/kgのセシウム検出!】の続きを読む

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10/12 福島県の米、二本松市も含めて本調査では暫定基準値越えなし!」で速報としてお伝えしましたが、福島県のお米(玄米)の本調査の結果がまとまりました。全48市町村において、放射性セシウムは暫定基準値(500Bq/kg)を超えませんでした。

予備調査で500Bq/kgの放射性セシウムを検出した二本松市旧小浜町では、同じ田んぼから470Bq/kgの放射性セシウムが検出されました。福島県は、この田んぼ付近9アールの米を研究用に全て買い上げて、市場には出荷させないことを決めました。従って、市場に出回る米で、放射性セシウムの最高値は、伊達市(旧小国町)の163Bq/kgです。

一方、河北新報によると、全農福島県本部は不検出の米のみを出荷するという方針を決めました。福島県の調査においても、定量下限値未満で不検出(福島県の調査ではCs-134とCs-137を合わせて約20Bq/kgが定量下限値です)の米が全体の約82%でしたので、多くの米が出荷可能となる予定でした。ところが、その後で福島県知事の横やり(?)が入って、結局二本松市の一部を除いて全ての米が出荷可能ということになったようです。18日には二本松市のお米が出荷された、というニュースもありました。

【10/23 お米の放射能データのまとめ(2) 福島県のセシウムの平均値は?】の続きを読む

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10/7、群馬県の発表によると、群馬県安中市旧松井田町産の玄米から取れる米ぬかから家畜用飼料の基準300Bq/kgを超える340Bq/kgの放射性セシウムが検出され、該当する「安中市旧松井田町産の玄米から生じる米ぬかについて、家畜用飼料としての利用の自粛を要請することといたしました。」

しかし、「また、旧松井田町産の玄米から生じる米ぬかについても、食用、肥料、土壌改良資材及び培土に利用することは差し支えありません。」

この不思議な現象について取り上げます。また、10/12には宮城県でも(リンク先はNHKオンライン)米ぬかで暫定基準値を超える668Bq/kgの米ぬかが検出されましたので、合わせて米ぬかの問題をまとめます。

【10/14 群馬県の米ぬか340Bq/kgは家畜用には使えないが人間はOK?】の続きを読む

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毎日JPその他のニュースによると、予備調査で500Bq/kgの放射性セシウムが検出された二本松市の本調査も本日終了しました。その結果、福島県の米の本調査は48市町村で全て終了し、福島県知事は本日(10/12)夕方記者会見し、『「福島県のコメの安全性が確保された。トップセールスで安全性とおいしさを強調したい」と述べ、県内農家に「自信を持って農産物を作ってほしい」と呼びかけた。』ということです。

予備調査で500Bq/kgの放射性セシウムが検出された二本松市では、重点調査区域になったため、40地点の予定を288地点に増やして調査したそうです。予備調査で500Bq/kgだった旧小浜町の田んぼの米は、本調査では470Bq/kgでした。県はこの水田周辺の9アールで収穫されるコメを研究用として全量買い上げるということです。そのため、出荷はされません。

本日福島県のHPに公表されたデータを見ると、確かに旧小浜町ではCs-134:220Bq/kg、Cs-137:250Bq/kgで470Bq/kg出ているサンプルがあります。それ以外には、旧小浜町では合計110Bq/kgのサンプルが一つありますが、旧小浜町の15のサンプルで7つがND、6つが50Bq/kg以下で、あとは110Bq/kg、470Bq/kgとなっています。やはり小浜町の中でもあの田んぼの近くが特殊な条件が揃っていたのでしょう。

本日は「今年のコメの放射能検査の最新状況のまとめ(随時更新用)」は更新する時間がないのでしません。福島県の本調査データが全部出揃ったので、今日の分までの福島県のデータを更新すれば、一部の都県ではまだ若干残っていますが、米の調査はほぼ終了したと言っていいと思います。

福島県のデータも含めて最終的なまとめを週末にでもしたいと考えています。お楽しみに。
本日は速報ということでここまでにします。


 
このブログでは、「7/20 今年の米の放射性セシウムによる汚染具合を予想する!前編」「7/23 今年の米の放射性セシウムによる汚染具合を予想する!後編」「8/7 小麦の放射性セシウムデータのまとめと米データの最新の予想」と、お米に含まれる放射性セシウムがいったいどうなるのかを予想してきました。

そして、6月以降も降下物があって直接降りかかっている可能性がある福島県、特に原発から30km程度で緊急時避難準備区域(9月末に解除されてしまいました)に入らなかったような区域は別に考える必要があるが、それ以外の地域では小麦のデータを超えることはまずないだろうと予想しました。

『特に福島県外では、検出限界値の設定にもよりますが、不検出になるサンプルが多いと考えています。平均値で言うと3.4Bq/kg程度。100Bq/kgを超えるようなサンプルはめったにないと思います。』(「8/7 小麦の放射性セシウムデータのまとめと米データの最新の予想」より)

今年のコメの放射能検査の最新状況のまとめ(随時更新用)」でまとめているように、10/9現在では福島県以外の多くの県ではもう本調査が完了しています。福島県については、二本松市が重点地域になったこともありまだ時間がかかりそうですが、二本松市、田村市、三春町以外は全て調査が完了しました。

調査が完了した福島県以外の県については、少しずつ結果のまとめをしていき、私の予想が当たったのか外れたのか、総括をしていく必要があると考えています。今回は考え方の整理と、全ての結果が出ている千葉県、茨城県などの結果をまとめてみます。


【10/10 お米の放射能データのまとめ(1) 福島県以外のセシウムの平均値は?】の続きを読む

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9/24 二本松市からコメの予備調査で500Bq/kgのセシウムが検出されました」でもご紹介しましたが、10/5のNHKオンラインによると、二本松市のコメの予備調査で500Bq/kgの放射性セシウムが検出されたのは、水田に含まれる粘土が少なく、砂が多かったことが原因ではないか?ということです。

『福島県などが現地調査を行った結果、コメを栽培した水田の土は放射性セシウムが結びつきにくいとされる砂の割合がほかの水田の土より高く、これが原因とみられることが分かったということです。調査に参加した学習院大学の村松康行教授は「砂は粘土質に比べ、放射性セシウムと結びつきにくい性質があるため、イネがより多くの放射性セシウムを吸収した可能性が高い」と分析しています。』NHKオンラインより

セシウムは、土壌中の粘土と結合しやすいということが知られています。一方、二本松市の土壌は粘土が少ないのでそれが原因ではないか、ということが500Bq/kgのコメが検出された時から言われていましたので、現地調査の結果でその可能性が高まったということになるかと思います。

これについては、元東大農学部教授(現名誉教授)の森敏さんがWINEPブログで9/24(発表翌日)の段階でいくつか原因として列挙していた中にも記載があります。

また、もう一つ別の原因もあるかもしれません。

『一方、福島県とは別に調査を進めている新潟大学の野中昌法教授によりますと、二本松市の落ち葉などが積もった里山では土1キログラム当たり1万ベクレルを超える放射性セシウムを検出した場所もあったということで、野中教授は「里山から雨水とともに水田に放射性物質が流れ込んでいる可能性がある」と指摘しています。こうしたことから、福島県は専門家とともに周囲の里山でも調査を進め、コメの安全性を高める取り組みに生かすことにしています。』NHKオンラインより

これについては、森先生は9/30に林からのわき水の利用の可能性が高いのではないか、という見解を示しています。これは、「田んぼの土壌が放射性セシウムで汚染されている上に、絶えず水管理のために、湧き水を使って、田んぼをかけ流しする、という丁寧な技法を使ったばあい、非常に皮肉なことに、その都度、森林から溶け出した(新鮮な!)濃い濃度の可給態の放射性セシウムを、イネに供給し続けることになる」(WINEPブログより引用)という意味で、丁寧なコメの栽培を行った事がかえって今回は仇になったのではないか、という可能性を指摘しています。

現在のところ、水田中の粘土質が少なく砂が多いということが原因だと考えられていますが、それにプラスしてわき水の利用も影響しているかもしれない、ということだと思います。他の山あいの田んぼでも同様にわき水を利用している田んぼがあるはずです。もしそこで土壌中の砂が少ない(粘土が多い)田んぼがあれば、その田んぼの玄米の放射性セシウムを測定すればわき水の寄与度合いについてははっきりするでしょう。

 
昨日、福島県二本松市のコメの予備調査において、500Bq/kgと暫定基準値ちょうどのコメが二本松市の旧小浜町から検出されました。

私が昨夜福島県の発表を調べた時はそのデータはまだHPにはアップされていなかったのですが、「今年のコメの放射能検査の最新状況のまとめ(随時更新用)」を9/22までのデータで更新してアップした後にこのニュースを知り、HPを見に行くと9/23のデータも追加されていました。そこであわてて旧小浜町のデータも含めた9/23の情報を追加しました。

まだあまり多くの情報が入ってこないのですが、とりあえず今日時点でわかる内容を簡単にまとめます。


【9/24 二本松市からコメの予備調査で500Bq/kgのセシウムが検出されました】の続きを読む

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昨日は同じ福島県農業総合センターの発表したデータの中でヒマワリのデータを取り上げましたが、うっかり小麦と米のデータを後回しにしてしまいました。

現在、「今年のコメの放射能検査の最新状況のまとめ(随時更新用)」において各地の米の放射性セシウム量の結果をまとめていますが、福島県以外はほぼ私の予想通りです。福島県については、ひょっとしたら4月以降も新たな降下物があった場合は非常に高い値が出るかもしれないという危惧を抱いていたので、「8/7 小麦の放射性セシウムデータのまとめと米データの最新の予想」においては当初の予想(「7/23 今年の米の放射性セシウムによる汚染具合を予想する!後編」)を若干修正しています。

今回の米のデータは、試験場で行われたため、放射性セシウム濃度の高い土壌を用いていますが完全に警戒区域内と同じ条件とは言えません。でも、土壌からの移行係数を見るという意味では一つのデータですので、情報量は少ないのですが考えてみます。

【9/23 福島県農業総合センターの発表した小麦と玄米のデータについて】の続きを読む

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twitterは@tsokdbaです。
3.11では、停電・断水のため、一晩避難所で過ごし、震災後の情報収集をきっかけにブログを始めました。
これまで約4年間、原発事故関係のニュースを中心に独自の視点で発信してきました。その中でわかったことは情報の受け手も出し手も意識改革が必要だということです。従って、このブログの大きなテーマは情報の扱い方です。原発事故は一つのツールに過ぎません。

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